世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

さよなら皐月

2019年05月31日 | Weblog
今日は退社後にアジアンスイーツを食べに行った。
花金だし給料日だし。


今大人気のタピオカが入っている。
芋も入っていてスイーツなのに満腹感が凄い。
黒蜜の風味がクセになる。


吉熊「美味しいね。毎日給料日だといいのに」

・・・お、おう。


昨日まで蕾だった百合が、今日の昼間に確認したら見事に咲き誇っていた。




咲いた瞬間、絶対に「・・・ポンっ」って音がしたと勝手に思っている。そう思わせるほどの豪快な咲きっぷりである。

5月はだいぶ長い印象がある。
令和になり、GWがあり、新居に慣れようと必死だった日々が一ヶ月前だなんて。
もう2ヶ月ぐらい前のことに思える。

明日から6月。
株主総会もあるし、飲み会もある。
そうそう、両親と妹夫婦と甥っ子が我が家に集結し、ホームパーティーも開催予定。
楽しみ。

2019年上半期を華麗に締めたい。




2004年

2019年05月31日 | Weblog
昨日のブログタイトルを「光と影」にして入力した後、何かが心に引っかかった。

光と影・・・記憶に残る歌詞をそのまま口にした刹那、歌になった。

だいぶ前、Zweiの「MovieStar」という歌がリリースされた。
その中の歌詞で
「光と影 愛と孤独を
君の中に見つけた日から」
という部分があり、ここで気持ち良く転調をするのでとても脳の海馬に深く刻印されている。
その後に続くサビももっと気持ちが良い。




【MV】MovieStar -Zwei



この歌を知ったのは立ち寄ったレンタルビデオ店に流れていた有線放送がきっかけ。
当時はレンタルビデオ店で頻繁に映画や過去のドラマを借りて家で視聴していた。
一応パソコンは持っていたのだが、当時はまだテレビやビデオが娯楽の中心だった。

あの日、レンタルビデオ店でこの歌を耳にした瞬間、衝撃が走った。次の瞬間、気持ち良くて脳内がふわふわしたのを覚えている。
中性的な声ととにかく気持ちが良いメロディライン、そして詩的な歌詞に私の食指は貪欲に動き、レンタルビデオ店の店員さんに「今かかっている曲を教えてください」と尋ねたのである。


Zwei(ヅヴァイ)はMeguとAyumuの二人の女性からなる音楽ユニット。
私はこの歌しか知らないけが、今もご活躍をされている模様。
http://zweima.com/

調べてみたら2004年5月26日発売。

2004年!

映画「下妻物語」の封切とほぼ同日じゃないか(2004年5月29日公開)。
封切の翌日に銀座の映画館に見に行き、翌週から毎週水曜日のレディースデーに仕事で疲れた体を励まして見に行った。4週連続。
26歳の若さってすごい。立見席になったこともあった。人生観を変えられたといっても過言ではないほど、この作品を見た後は私に桃子の魂が宿った。
野ばら先生の原作はそのあとに読んだ。嶽本野ばらという作家のポリシーが随所にちりばめられた傑作である。

映画「下妻物語」を毎週見に行く体力が自身にあったり、まだ音楽が町に溢れていたり、今とは若干異なる2004年。
もう15年前なのだから仕方がない。

この歌を改めて聴いてみると、「下妻物語」以外にも、当時のことが段々と蘇ってくる。
どんな仕事をしていたのか、どんな人が好きだったか、など。

今日、野ばら友のKさん(運命の双子)がネットで配信を行っていて、「その曲を聴くと当時付き合っていた人のことを思い出す」って言っていたけれども、マジで共感。香りもそうなんだけど、音楽もきっとそう。思い出す。

2004年から15年。
これから15年後は2034年。
56歳の私は15年前のことを思い出し、「ネット配信でKさんと戯れていたんだっけ」とか思い出すのだろうか。

Zweiも「下妻物語」もそうだけど女のコ二人が一生懸命なのって、いい。
私とKさんも・・・!?



嗚呼、それにしても「MovieStar」、気持ちが良い!!