世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

幸せな記憶

2015年12月08日 | Weblog
寒さが一段と増した気がする。
空気がヒヤッとしだした。


周囲ではそろそろ正月の話題が出てくる。


私が幼少のころの正月。1980年代後半。
31日の大晦日から大人たちの動きが慌しくなるのを感じていた。
デパートの地下の食品売り場へ買い出しに家族で出かけた。
当時はスーパーもデパートも三が日はどこも開いていなかったのだ。
大混雑の店内の天井から吊るされた新巻鮭が珍しくて見入った。

そして、特に御節や雑煮、年越しそばの準備などを担う母は殺気立っていた。

その晩は早めに風呂に入り、大人は紅白、子供たちは祖母の部屋のテレビで「大晦日だよ ドラえもんスペシャル」を観ていたっけ。
いつもは早めに寝かしつけられるのに、その日は「ゆく年くる年」を観終えて0時のカウントダウンをする。

正月は朝風呂に入れられ、一張羅(ピンクのワンピース)を着せられる。
そして神棚に挨拶をする(しないと父・クマパパの機嫌が悪くなる)。
トイレに鏡餅とお神酒を供えるのは父の役目だった。

コタツの上に並べられた御節が冬の柔らかい日差しの中で浮かんで見える。
私は茶の間に溢れるその非日常性に高揚していた。
石油ストーブの上に置かれて静かに音を立てているヤカンだけが唯一、日常性を保っていた。

「お雑煮のお餅、何個食べるの?」と聞く母に「2個!」と答える。
子供心に美味しくないと思っていた御節だが、栗きんとんだけはバカみたいに甘く、お菓子みたくて大好きだった。

雀宮神社、二荒山神社へ参拝。
バブル時代だったので街で見かける門松も立派なものが多かった。
車に正月飾りを付ける人も多かったような気がする。

神社から帰宅すると父方の親戚の車4台が止まっている。
父は5人兄弟の末っ子。
(次男なのだが事情があって家を継いでいる)
正月の集まりは、父の3番目の姉の姑も来る様なにぎやかな集まりで、玄関に靴が並びきれなかった。
親戚に「あけましておめでとう」と言われ、お年玉をもらう。
それらは母に回収され、年に一度の東京見物に当てられていた。浅草寺、東京タワー、NHK放送センター、上野動物園・・・など。「思い出貯金」と銘打ったそれは母が学年文集に書き、教頭先生に褒められたという逸話を持つ。


酔っ払った大人たちの声を聞きながら、従兄弟たちと遊ぶ。
父方の従兄弟だけで10人もいるのだから賑やかだ。

わが親族は飲兵衛で、深夜1時ぐらいまでだらだらと宴会をしていた。
深夜まで飲兵衛の話に付き合わされて洗物をしなくてはならなかった母の苦悩は計り知れない。
あの当時の母の年代になり、今の私には色々なことが見えてくる。
今、私がそれをしなくてはならないとなったら、憤死してしまうだろう。
思春期になると、いつまでもだらだらと飲んでいる父が少し嫌になった。
かといって、母の手伝いを積極的にする善良な児童でもなかった。


そんなのが三が日まで続き、4日目ぐらいから普通を取り戻す。
友達からもらった年賀状を眺めたり、近所の子と凧を上げたりして、始業式まで冬休みを謳歌するのだった。

関東平野を吹きぬけるからっ風は容赦なく幼子たちに吹き付けていたはずなのに、私は手の甲で鼻水を拭いながら本当によく遊んだ。不思議とあまり寒さを感じなかった。




書きながら、よく覚えてるなあと我ながら思う。



こんな記事を発見した。


12星座【天才肌】ランキング 水瓶座は情報のインプット量がすごい!

「この人はすごい! もしかしたら天才かも!」と思える人が、あなたの身近にいませんか? 「いくら努力してもこの人にはかなわないな~」と感じる「天才肌」の人は、確かにいます。今回は、そんな天才肌タイプを、12星座ランキングにて紹介していきましょう。


第1位 水瓶座……情報のインプット量がすごい
 水瓶座は、ありとあらゆることに興味を示し、次々と新しい情報を頭の中にインプットしていきます。頭の引き出しには、いろいろな分野の情報が常にパンパンにつまっているでしょう。そのため、どんな質問をしても、すごい答えが返ってきます。それは情報処理能力が天才的だからです。わからないことはあの人に聞こう! 水瓶座に対して、周囲の誰もがそう思っているはずです。

第2位 射手座……論理的説明力では群を抜いている
 射手座の思考はとても論理的です。どんなことも、完璧に筋道立てて説明できるのは、頭の中にしっかりロジックが組みあがっているから。それは誰にでもできることではありません。天才だからできるのです。難しいことは噛み砕き、誰にでもわかるように説明してくれます。ボキャブラリーもとても豊富でしょう。

第3位 双子座……着眼点が人とは違う
 双子座は、誰も思いつかない着眼点を見つける天才です。それをもとに斬新な企画を立てたり、商品化をはかったりできるでしょう。ですから、双子座の提案することには、みんなを圧倒されるのです。常に時代の先を読み、近い将来こんなことが流行るはずだという予測も得意。しかも、外れることはまずありません。


なのだそうだ。

水瓶座の私。
天才かどうかは分からないが、マニアックな記憶は払拭できないでいる。
友達や家族と思い出話をしていると、「なんでそんなこと覚えてるの?」と驚かれることが多い。



今日は餃子を食べた。
餃子を食べているときが一番幸せ。



私の脳をできるだけ幸せな記憶でいっぱいにしてあげたい。

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寝不足の原因

2015年12月07日 | Weblog
寝不足である。
原因は2つ。

1
掛け布団カバーを洗濯して布団に再セットしたのだが、どういうわけか縦と横を間違えてしまった。
マイスリーを飲んで電気を消して横になって暫くしてそのことに気づいた。
本来、縦にセットするべき羽毛布団が横になっているのだから、どうしても中央部分が隆起する。
それはとなりのトトロを髣髴とさせるぐらいフワフワするのであった。
直すべきか直さないでスルーすべきか。それにしても足まで布団がかからないので寒い・・・うーん。
結局、体を折り曲げて寝ることに。あまり寝たという感じがしなかった。





2
その前、ドライヤーで髪を乾かし終えたあと、テレビに小室哲哉様が映っていることに気づいた。
あーあーあーあー。こりゃ眠れないわ。

小室哲哉×浦沢直樹、Eテレ「ミュージック ポートレイト」で中学の思い出語る
「ミュージック ポートレイト」は2人のゲストが「人生で出会ったった大切な歌」を10曲ずつ持ち寄り、それぞれの人生について音楽を切り口に対談するというもの。
今回は同じ中学校で1学年違いという先輩・後輩の関係である小室と浦沢が、中学校の放送室で語られた秘話、思い出の大阪万博、プロデューサーを初めて意識した曲、ヒットマンガ創作への思いなどさまざまなトピックについて語り合う。(HPより)


小室さんのブームが去り、妻KEIKOがくも膜下出血で倒れ・・・小室さんの悲痛が本人によってここまで露呈されるのを初めて観た気がする。

小室さんが「今の自分を表す曲」として選んだのが、自ら作った「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」
これを聞いていた当時の学生が大人になり、彼らに「この歌に励まされて受験勉強頑張れました」などと言われると「ああ、作ってよかった」と思うのだそうだ。

私もその一人。
私の人生は小室さんの作った歌で大部分を占めている。時間的にも質的にも。


また、浦沢さんの漫画「20世紀少年」の中に出てくる、中学校の校内放送で「20th Century Boy」を無理やりかけるエピソードは浦沢さんの実体験だったらしい。そしてその放送部の部長は1つ上だった小室さんだったとのこと!
こんな大物を2人も同時期に出した府中第四中学校ってすごい・・・。


小室さんが冨田勲の音楽に魅せられた小学生時代の曲として選んだのが「新日本紀行のテーマ」で嬉しかった。
この曲は母ヨーコたんも私も大好き!

名曲探訪 ・「新日本紀行」 富田勲 / Isao Tomita


結局、番組を最後まで観てしまった。



以上のことから、寝不足。



定時後、欠伸をしながら、隣に座っている後輩女子Cちゃんに布団カバーの設置方法について聞いてみた。
彼女曰く、カバーの内側には紐がついてて、布団にはそれを通す輪みたいなものがある。
それに従うと設置できますよ!とのことだった。

「紐・・・輪・・・?そんなのあったっけ?じゃあなんで教えてくれないの?」
と理不尽に問う私に、Cちゃんは
「○○さんがそんなことで悩んでいるとは知りませんでしたので・・・」
と答えた。

帰宅後、トトロ布団を弄ってみると、それらしきものがあるではないか!

一人暮らし歴15年なのに、炊飯器の使用方法といい布団カバーのカラクリといい、発見だらけである。新鮮だ。


布団を直し、夕ご飯を食する。
今日はキムチ納豆。



やれやれと、ネットを閲覧。
あかつき、金星軌道への投入、おめでとう。

5年前、あかつきが金星の写真を撮れますように、と仙台で短冊にしたためて5年。
2010年12月12日 SENDAI光のページェント&松島


今夜は早く寝よう。



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さっそく

2015年12月07日 | Weblog
さっそく昨日の講演会のもようが新聞に掲載されている。

子供の応援、はやぶさの宝 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

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「はやぶさ」の偉業と持ち帰ったもの

2015年12月06日 | Weblog
淵野辺へ。
そう、ここははやぶさのふるさと。
改札を出るとそのことを感じぜずにはいられない。


左下に、相模原博物館のプラネタリウムで上映中の全天周映画「HAYABUSA2 RETURN TO THE UNIVERSE」のポスターが!!


はやぶさはこの地で生まれたんだ。


淵野辺に来たのは半年振り。
前回は6月13日「はやぶさウィーク特別上映」のときだった。




小惑星探査機はやぶさ 帰還5周年記念講演会
「はやぶさ」の偉業と持ち帰ったもの
桜美林大学にて











受付の際にバッジをもらった!!宝物にする。


前の席の人が待ち時間に川口先生の書籍を持っていた。
私、昨日、それ読んでいた・・・!
「はやぶさ、そうまでして君は」


私の人生の10冊に入っている川口淳一郎先生の著書。
はやぶさの地球への再突入のところは何度読んでも号泣してしまう。
前の席の人の本はぼろぼろだった。相当読み込んだのだと思う。
声をかけようかと思ったのだが、モジモジしてしまい、断念。



15時、開演。
用意された200席はほぼ埋まっていた。
まず、はやぶさの足跡をVTRで見る。
この時点で涙・・・!

続いて、はやぶさプロジェクトマネージャー川口淳一郎先生のご登壇。
「先ほどのVTRのあとに話をするって難しいですよね!」
という最初の一言で会場、爆笑。

川口先生の講演会は4度目だが、いつも笑いが漏れる。
聞き手を飽きさせずに、ぐいぐいと話題に引っ張るのが大変上手だ。

福山雅治が出ていたドラマ「ガリレオ」
まず湯川学という名前に川口先生が「学ぶだけじゃねぇ」と突っ込み→爆笑。
そして、番組中、黒板に「スイングバイ」という文字が記載されてて「ああ、スイングバイはこれほどまでに世間に広まったのだな」と思ったことなど話してくださった。

ほかにベルブルーノとの確執、またロゼッタ探査機が3千億円かかっていることなど、深いところまで話してくださった。

はやぶさが持ち帰った微粒子は今も分析が進められているらしい。
また今日はスイングバイについても深く知ることができた。二重月スイングバイなど初めて知った。

serendipityが大事でそれを高めるには「行動」「気づき」「受け容れ」は不可欠。
また、挑戦しない限り成果は得られないとも話していた。

最後の質疑応答で女の子が「どうしたらJAXAに入れますか?」という質問が可愛かった。
川口先生は「やりたいことを突き止めること」とおっしゃっていた。


1時間の講演。
久々にはやぶさについて熱い講演を聴けて大満足だった。




エントランスにはやぶさが!いとおしい。




はやぶさと2ショット☆




桜美林大学をあとにする。




明日はあかつきの金星周回軌道投入!
成功しますように。


煌き

2015年12月06日 | Weblog
新宿駅でスイングバイして帰ろうとしたのだが、下車して南口のイルミネーションを見た。
まずは新宿ミロード モザイク通り




新宿ミロード モザイクステージ


大通りを渡ったとき、飛行船が頭上を横切っていくのが見えた。


サザンテラス小道


カップル、いっぱい!!


新宿サザンテラス広場

スイカのペンギンにご挨拶をする。




枝に付いた球がおもしろい。








青い色のツリーが好き。




どこかのビルの中にあったクリスマスツリー


新宿サザンテラス広場 オブジェ


高島屋のイルミネーション


高島屋のショーウインドーにてクマ発見。
ターンテーブルに乗せられてぐるぐると回転させられているシロクマ!


その下にはトナカイコスプレのクマ!
小さい方が吉熊に反応していた。
ちびクマ「君は何者?」
吉熊「僕、吉熊!」



南口から紀伊國屋書店に向かい、買い物をして帰宅。
楽しい土日もあっという間に過ぎ去った。

新しい一週間はやること山積み。
気を引き締めて乗り越えよう。


師走特有

2015年12月05日 | Weblog
昼前に起床。
昨日のブログをしたためたあと、掃除や洗濯を終えて、夕方に外出。

休日なのにやること盛りだくさん。
まず、ショッピングセンターへ。
コンタクトレンズを買いに行った。
前回の購入から半年経過してしまったので、同じショッピングセンターに入っている眼科で処方箋を書いてもらわなくてはならない。
眼科は早くに閉まってしまう。
なんとか滑り込みセーフ。
瞼をちょろっとひっくり返されて目の状態を確認され、視力検査をして無事に処方箋ゲット。
コンタクトレンズはプレミオという使い捨てタイプのを愛用している(乱視用)。


続いてドラッグストアへ。化粧落としと洗顔フォームを購入。
そして先月買ったAHAの石鹸が良かったので、再度購入。これ、マジで凄い。角質がごっそり取れる!



ドラッグストアの出入り口に居たサンタさん。
クマのぬいぐるみと佇んでいた。
サンタがクマを完全に放置しているポーズだったので思わずパシャリ。



完全に存在を無視されているクマのぬいぐるみ。
うちの吉熊に話しかけていた。
「ひっでーだろ?どうせ俺なんか・・・」


その放置サンタの顔がけっこうリアルで怖い!!眼鏡のレンズ、もしや度が入ってるんじゃないのか?





カメラ屋さんに年賀状を取りに行く。
今やネットから頼んだものを店頭で受け取れる。非常に便利だ。
アオザイのコスプレ衣装と先日の妹の結婚式の晴れ着姿・・・どちらにしようかと悩んだのだが晴れ着のほうにした。
これから宛名書きをせねばならない。


お腹が空いたので、てんやへ。
野菜天丼をチョイス。
美味しい!



一日があっという間だった。
これぞ、師走特有の忙しさ。


明日は淵野辺に出没予定!!どんなお話を聴けるのだろうか。



楽しみ!!


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クリスマス会 2015

2015年12月05日 | Weblog
昨日は、喫煙所仲間のN係長とクリスマス会。
クリスマスっぽいコスプレをし、カラオケに興じるという催しである。
今年で3回目。

「メリークリスマス!!」


私はドンキで購入したミニスカサンタコス。
N係長は真っ赤なスカートにピジョンブラッドのルビーのネックレスを装着。
(写真掲載はご本人の許可を得ています)


私の選曲はこちら。


ほとんど小室さんの曲♪

「I'm proud」を熱唱する私。
この歌を歌っているときはソファーの上に立つのがデフォ。




エナジー補給のカクテル。
絶倫。


オニオンタワーの高さにびっくりぽん。



トイレに行く際、ロビーの前を通過しなければならない。
N係長はいいが、私はこの格好。
受付のイケメン(B'zの稲葉さん似)が凄い形相でこちらを見てる!
ちょっとした羞恥プレイである。
が、気にしない年齢になってしまった。


年齢といえば、N係長選曲の「ノラ」(門倉有希)に爆笑。
「愛はひとり芝居
 だって...2つ上 あたし...損な年」

切ない。
狂おしいほど絶望的に切ない。
クリスマス会なのに切ない・・・。


12月ということで第九を。
藤澤ノリマサ 「希望の歌~交響曲第九番~」


毎年これを二人で一緒に歌う。
♪フロイデ~
年末という感じだ。


N係長とは年齢が近いので知っている曲が被るので選曲に苦心しない。
最後は二人で安室奈美惠の「Chase the Chance」で〆。

「教えこまれた協調性
 イイ子はイイ子にしかなれないよ
 もうどうしょうもないないビンビン来てる
 Just Chase the Chance」
という部分も真面目に歌い上げた。爆笑!
エナジー効果もあり、ビンビン熱唱!


会計を済ませて店を出る。
金曜日ということもあり、カラオケが入っているビルの1階には既にアルコールを浴びたサラリーマンたちがたくさんいた。


駅前のイルミネーションで童心に返り遊ぶ酔っ払いアラフォー2人。

いろいろと変なショットを撮り、笑いあう。


続いて、サイゼリヤでの語り。
ロゼワインでかんぱ~い!


オーダーのピンポーンは吉熊の仕事。
一度N係長が押してしまい、続けて2回ほど吉熊が連打。
「せっかちな客だと思われるからやめて~」
とうろたえるN係長。ワロス。





N係長はヴァイオリンを習っている。
その話や、今月末、N係長はN響の第九を、私は日フィルの第九を同日にそれぞれ聴くことも話した。


そして仕事のことも煙と毒を吐きながら話した。
すっきり!!


今年も無事にクリスマス会を開催できてよかった。
これから年末に向け、独特の高揚、加速度的に過ぎ去る時間が待ち受けている。
飲んで歌って笑って・・・エナジー補給できた。

そして来年もコスプレできるように頑張ろう!!


どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか

2015年12月03日 | Weblog
ちょうど一年前の今日のブログ
「2014年12月3日 舞い上がれ! はやぶさ2」

あれから一年。
今日は、はやぶさ2のスイングバイの日。

はやぶさ2が地球に最接近(ハワイ上空3,090キロ)する19:08。
自宅のベランダでそっち方面に向かって手を振った。

「いってらっしゃい!」

心の目が、秒速31キロで駆け抜けるはやぶさ2を捉えた。


「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか」とは、映画「秒速5センチメートル」のキャッチコピーだが、同じことをはやぶさ2に搭載されているカプセルに問いかけてしまった。

各地で、はやぶさ2の撮影に成功したもよう。

はやぶさ2の撮影 各地で成功(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151203/k10010328541000.html

孤独を疾走する旅人はやぶさ2の姿に、ぐっとこみ上げてくるものがある。

地球スイングバイのときにはやぶさ2が撮影した地球。
http://www.jaxa.jp/press/kit/hayabusa2/files/ONC-W2_20151203_EARTH.gif
ふるさと地球に「いってくるよ」と言っているかのようだ。泣ける。


「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン 」の音楽監督の酒井義久さんのサイト!!
NEWスイングバイ曲を公開されている!!胸熱。
作品で一番好きなシーンとサントラは「スイングバイ」なので嬉しい。何度も聴いてしまう♪
http://www.neguseman.com/swingby2.html


スイングバイのシーンのナレーション。

「君と地球をつないだ見えない手
そのとき君は地球に背を押され 大きく向きを変えて
一路 イトカワを目指す軌道に乗った」


私が上京したときの両親の心境を思わせる。22歳まで手元で育てた娘を東京に送り出す彼らの気持ちが、地球のそれと重なって、感極まるのである。





思えば今年の夏、念願が叶って、酒井さんのコンサートに行けたのだった。
(2015年7月18日 SNG Concert@sonorium)

はやぶさが帰還したはやぶさの日(6月13日)には、上坂浩光監督が生出演して自らナレーションを読む「HAYABUSA BACK TO THE EARTH  生ナレーションバージョン」を聴けるという非常に贅沢な空間を味わった。
(2015年6月13日 はやぶさウィーク特別上映)

今月6日には、はやぶさプロジェクトマネージャーの川口淳一郎先生の講演会、20日には上坂監督の講演会がある。
2015年は、はやぶさを強く感じられる素敵な一年だった。


今夜は、はやぶさ、はやぶさ2祭り!!


DVD観ながら、目からキセノンガスが駄々漏れ。



「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか」

そうはやぶさ2に問いながら、私は私という軌道を明日も走り続ける。

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祈り

2015年12月02日 | Weblog
いよいよ明日は、はやぶさ2のスイングバイ!
太陽を一年かけて一周し、地球に接近。
一年ぶりに近づいていく地球を、はやぶさ2はどんな思いで見つめているのだろう。


「はやぶさ2」地球スイングバイCG



今日、夜のニュースではやぶさ2のスイングバイについて放映されていた。
JAXAの吉川真先生が出てらした。


母ヨーコたんが電話で、「はやぶさ2がサンプルを地球に持ってくる予定の2020年、みんなで元気に迎えられればいいね」と言っていたのだが、本当にそう思う。
何事もないことを祈るとともに、今よりもいい自分になっていればなと願う。


明日の19時7分。
地球の引力で小惑星リュウグウに押し出されるはやぶさ2に祈らずにはいられない。


今日の夕ご飯は、ロコモコ丼もどき。
セブンイレブンの金のハンバーグとサラダをご飯に乗せただけなのだが、これまた美味しい。
サラダも洗わなくていいので楽チンである。




そうそう、ファーファの洗剤とスポンジをもらった。
この愛くるしさは一体何なんだろう。






今週金曜日は、喫煙所の先輩N係長とクリスマス会(コスプレカラオケ♪)。
コスプレ衣装を引っ張り出してメンテナンス。
はやぶさ2同様、こちらも一年ぶりの再会。
楽しみ~♪何歌おうかな。


今日は家で少しだけ勉強できた。
ここのところビジネス英語ばかりをやっていたら、ビジネス実務がおざなりになってしまったっぽい雰囲気。
秘書検定1級で培った知識でカバーできると思っていたのだが、不安になってきた。
楽しいことを楽しみつつ、勉強も本腰をいれないと・・・。


「私のこの両手で 何ができるの?
 痛みに触れさせて そっと目を閉じて
 夢を失うよりも 悲しいことは
 自分を信じてあげられないこと」

って平原綾香が「Jupiter」で歌っている。

自分を信じて頑張ろう。

・・・金曜日、これ歌おう!!

Jupiter - 平原綾香



恋宙

2015年12月01日 | Weblog

「「はやぶさ2」の光学航法望遠カメラ(ONC-T)によって撮影した月と地球」


http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20151127_02/

2015年11月26日の12時46分に、はやぶさ2が撮影した。
撮影を行ったとき、「はやぶさ2」と地球の距離は約300万km。

見た瞬間、涙が溢れた。
1年前に地球を飛び立ったはやぶさ2が確かにこの宇宙に存在していること、そしてこの地球に私が生きていること。

ありがとう、はやぶさ2。
明後日のスイングバイ、地球に最接近する19時7分、私はあなたに向かって手を振るよ。
「リュウグウへの旅、いってらっしゃい!」って。
・・・ってもう、空に向かって微笑むだなんて、恋空だ・・・。
ケータイ小説書けるかも。
タイトルは「恋宙(こいぞら)」にしようかな。


宇宙って、どこか夢の中の出来事だと考えがちなのであるが、こうして見ると、嗚呼自分も宇宙に存在しているんだって思う。
その最初のきっかけは、2010年のはやぶさがリエントリーで撮影したあの写真。


あの写真は出勤前にニュースで見た。
化粧し終えた後だったにも関わらず、アナウンサーが「滲んでいるのは、はやぶさが泣いているからでしょうか」なんて言うもんだから、涙が止まらなかった。







今日も月初で忙しかった。
蛸足で仕事をしたいぐらいに机の上が書類の山になっていく。

プライベートでも年賀状の手配やら忘年会の準備やらで忙しい。
さすが師走。
師でなくても走りたくなる。

そんな私に会社のロビーの花は優雅に笑いかけてくれる。
私の好きなカラー。



今週末は淵野辺にはやぶさのプロジェクトマネージャー川口淳一郎先生の講演会を聴きにいく予定。
わくわく。

楽しみを目標に、明日も頑張ろう!!