…猫が?
いえ、私が…家の中で…
専業主婦になってからというもの、包丁で手を切る事はあっても擦りむく事はなかった私。
子供もいないし、受ける傷といったら猫の引っかき傷くらいだし…まぁ、働いててもこういう傷は負わないなぁ…。
──と、思った瞬間です。
愛猫が朝ごはんを食べてから数分後。
どこからともなく、“えっぐ…えっぐ…”という声(?)が聞こえてきた。
この“えっぐ…”は、はるか昔の日記にも書いたとおり、“毛玉吐き”の前兆だ。
“えっぐ”が聞こえてすぐに敷物(広告やら新聞紙)を口の下に持っていっても、愛猫は“えっぐ…えっぐ…”しながら、その敷物をよけようとする(
なんでよ
)
なので、ある程度“えっぐ”をさせてから、吐き出すちょい前くらいに敷物を突っ込むのだが、6年も飼ってるとそのタイミングも慣れたもので、神業ともいえるほど上手くなった(
ほんとか?)
──で、このどこからともなく聞こえてきた“えっぐ”は、旦那の勉強部屋の方からでして、愛猫を見つけたときには、敷物を取りに戻ってる猶予はなく、最悪、手で受け止める覚悟(常にその意識。子供が嘔吐して手で受け止められるかもね(爆))をして部屋に向かえば、目の前にクリアファイルを発見
咄嗟にそれを愛猫の口の下に突っ込めば、タイミングよく吐き出しました。
ご飯を食べたばかりなので、毛玉よりご飯が主で…それでも吐き出す量がいつもより少なかった為、間に合ってよかった…と思うと同時に、「まだ出すかもね…」という思いはあった。
そしたら、吐き出したものを完全に処理できぬ間に、再び“えっぐ”が…
うおぉ~
ちょい待てぇ~
゛
──と、クリアファイルを手に走りましたよ。
さっきより、タイミングがかなりヤバイと判断し、入り口の所からダイブッ
ズッ……。
あ…ぁ……い、痛い……
愛猫の“あれ”は何とか間に合ったが、私の右膝は体育館で滑った時のような、軽い火傷のように擦りむいたよ……
そして、愛猫は何事もなかったように外の世界に思いを馳せた、とさ……
いえ、私が…家の中で…

専業主婦になってからというもの、包丁で手を切る事はあっても擦りむく事はなかった私。
子供もいないし、受ける傷といったら猫の引っかき傷くらいだし…まぁ、働いててもこういう傷は負わないなぁ…。
──と、思った瞬間です。
愛猫が朝ごはんを食べてから数分後。
どこからともなく、“えっぐ…えっぐ…”という声(?)が聞こえてきた。
この“えっぐ…”は、はるか昔の日記にも書いたとおり、“毛玉吐き”の前兆だ。
“えっぐ”が聞こえてすぐに敷物(広告やら新聞紙)を口の下に持っていっても、愛猫は“えっぐ…えっぐ…”しながら、その敷物をよけようとする(


なので、ある程度“えっぐ”をさせてから、吐き出すちょい前くらいに敷物を突っ込むのだが、6年も飼ってるとそのタイミングも慣れたもので、神業ともいえるほど上手くなった(

──で、このどこからともなく聞こえてきた“えっぐ”は、旦那の勉強部屋の方からでして、愛猫を見つけたときには、敷物を取りに戻ってる猶予はなく、最悪、手で受け止める覚悟(常にその意識。子供が嘔吐して手で受け止められるかもね(爆))をして部屋に向かえば、目の前にクリアファイルを発見

咄嗟にそれを愛猫の口の下に突っ込めば、タイミングよく吐き出しました。
ご飯を食べたばかりなので、毛玉よりご飯が主で…それでも吐き出す量がいつもより少なかった為、間に合ってよかった…と思うと同時に、「まだ出すかもね…」という思いはあった。
そしたら、吐き出したものを完全に処理できぬ間に、再び“えっぐ”が…

うおぉ~



──と、クリアファイルを手に走りましたよ。
さっきより、タイミングがかなりヤバイと判断し、入り口の所からダイブッ

ズッ……。
あ…ぁ……い、痛い……

愛猫の“あれ”は何とか間に合ったが、私の右膝は体育館で滑った時のような、軽い火傷のように擦りむいたよ……

そして、愛猫は何事もなかったように外の世界に思いを馳せた、とさ……
