予防接種をしてから数日後、愛猫の口唇に、また潰瘍ができました。
抗生剤を7日間処方されましたが、どうせ年に1、2回くらいは潰瘍ができる。飲ませる薬はいつも同じだし、ならば、潰瘍がほぼ治ったら残りの薬を取っておこう…なんて考えたので、実質飲ませたのは4日間。つまり、3日分が残りました。
しかし…。
薬を飲ませなくなってから更に数日後、今度はごはんを食べなくなりました。
いや、全くというわけではないんですが、朝あげたごはんが夜になってようやくなくなる…という感じ。
毛玉の事もあるので、夏の間は繊維を含んだ“毛玉コントロール”のおやつを毎日あげてます。それでもまた毛玉でも溜まって調子が悪いのかと、旦那のハンドパワーでお腹をマッサージしてみるんですが…。
ちゃんとう○ちは出てるし、どうも毛玉が原因ではない様子。
飲む水の量も少ない気がするしなぁ…。
いったい、どうしたのだろうか…。
昼間はエアコンをつけてないし、ひょっとして熱中症の一歩手前か?
それとも単なる夏バテ?
とりあえず、ごはんの摂取量が減っているので、体力的なことも考えて病院へ連れて行く事に。
お腹や口唇や耳や…色々と診てもらいましたが、特に悪い所は見つからず、結局、栄養注射と抗生剤の注射をして様子見することになりました。
──が。
その夜、原因が突然分かりました。
大あくびをした愛猫の口の中をなんとなーく見ていたら、何やら舌先の色がおかしいじゃありませんか。
改めて口を開けさせ見てみると、舌先に口唇と同じような潰瘍ができている。
これか
食欲低下ではなく、食べたくても痛くて食べれなかったのだと。
翌日(昨日)、再度病院に連れていき診てもらうと、
獣医師 「あぁ~りゃりゃ…これは舌潰瘍だねー。結構ひどいけど、舌先だけだから何か変なものを舐めたの
かも。ウイルス性だと舌全体に潰瘍ができるけど、舌先だからねぇ」
そう言われても、潰瘍ができるような刺激性のものなんてウチにはない。
──というか、何か新しい事をしたならともかく、何もしてないので分からないのも当然です。
(ただ、旦那と話してふと気が付いたのは、プラ容器のゴミ袋をよく漁るので、もしかしたらその中に捨ててあった消毒系の容器か漏れた液体が舌に付いたのかも…という事でした)
獣医師 「舌に潰瘍ができて痛いとなると、何か症状はなかった? 異常に手で口の周りを触るとか、口をく
ちゃくちゃするとか…」
私 「いやぁ…それが全くの無言で…」
獣医師 「そっか~。とりあえず、舌は他と比べてわりと治りが早いから…潰瘍の深さがどれだけやられてい
るかにもよるけど、抗生剤と栄養剤を打ちながら治していきますね。ごはんはカリカリじゃ難しいだ
ろうから、一度猫缶に粉薬を混ぜて与えてみて。薬が飲めて食事も摂れれば栄養剤の注射はしな
くていいから…」
──と、用意された栄養剤の注射に驚いた。
うはっ
ご…ごじゅう…ですかっ…
50ccの栄養注射を首元辺りにちゅぅ~~っですって…。
あの量なら血管注射してくれ…と思いましたが、たぶん、血管探して注射するには微妙な量なんでしょうね…。
100ccなら血管注射かもしれませんが…。
それにしても、愛猫も何もいわず…痛くないのか…?
とりあえず、無事にその栄養注射と抗生剤を注射し、診察は終わりました。
──が。
注射の量に驚いた私でしたが、今度は会計の明細書に驚かされました。
病院から出された猫缶は、なんと1缶390円!
カリカリ2キロが1ヵ月ちょい持ちます。
それが4000円とちょっと。
猫缶1日1缶なので、約10日位でカリカリ1袋…
オーマイガッ
腎臓系のことがあるのでスーパーで安いものを買うわけにもいきません…。
愛猫よ…。
頼む、早くカリカリ食べれるようになって~~~