我が家のピーマンの肉詰めが、「本当のピーマンの肉詰めじゃない」と知ったのは、私がかなり大人になってからです。
それは実母から始まったものでした…。
実母が結婚した時、実父(我が父)から「ピーマンの肉詰めが食べたい」と要望があったそうです。
しかしながら、実母は知らなかった。
ピーマンの肉詰めがどんな料理の事なのか…。
その時代にネットで調べる…なんて便利なものはなく、おそらく料理本を持っていなかったからだと思うのですが、人に聞く事もしなかったんでしょう。
「肉詰め」というからには、ピーマンに肉を詰めるもの…というのは想像がつく。
さぁ、そこからが問題だ。
それをどうするか。
考えた結果、実母は……。
煮込むことにした。
そう、これが我が家の「ピーマンの肉詰め」の始まりです。
まぁ、以前にもこの話は書いたような気もするのですが…。
今回、改めて書いたのは、作った写真を載せようと思ったから。
煮込むとどうしても見た目がよろしくないので、今までにも作ってはいたものの写真を載せなかったんですよね…。
でもこの「我が家のピーマンの肉詰め」は、食べてもらうと必ずと言っていいほど「美味しい!」と好評で、作り方を教えると、それ以降「ピーマンの肉詰め」を作る時は、この「我が家のピーマンの肉詰め」を作る…と聞いたりもします。
因みに、私の友達夫婦が何組か集まり鍋パーティーだか餃子パーティーだか…なんか楽しくワイワイご飯を食べる…と集まった時に、この「我が家のピーマンの肉詰め」を出しました。
そのうちの1人が何やら警戒しながら食べた後、「うまっ!」と感動。
実はその人、ピーマンが苦手で食べられないという人だったんですが、「これ美味い! 食べられる!」と何個も食べていました。
さぁ、それでは「我が家のピーマンの肉詰め」をご紹介!!
まずはハンバーグのタネを作ります。
我が家のハンバーグも他とちょっと違うんですが、材料に人参を混ぜます。
今回は、切ったピーマンの上の部分ももったいないので、それも細かく切って追加します。
そして、面倒なので野菜は炒めません(笑)
① 玉ねぎ、人参、ピーマン、合いびき肉、卵、塩、コショウ、パン粉、牛乳…をとにかく全部目分量でボウルにぶち込む。
② そしてそれを混ぜる(タネが完成)
③ あとはヘタを取ったピーマンの中にこのタネを詰める(ピーマンの先の方まで詰め込むのがベスト)
そして、水、醤油、砂糖、みりんで「甘辛く」味付け。
分量は私も適当なので、さっぱり分かりません。とりあえず「汁の色」を頼りに入れて、しばらく煮込んだあと味見しながら追加…というのをしてます(笑)
④ そして煮込んで完成。
もっと煮込んでもオッケー。
煮込めば煮込むほど、ピーマンがトロトロになって味もしみこむので。
これがもう、ご飯が進む、進む。
これは、今日食べる予定で昨日仕込みました。なので、きょうもまた、追加で煮込む予定です。
ある意味、面倒なんですけど…よかったらお試しを…