ミシン

年2回、会社から支給される作業着は、夏に上下2セットと冬に上下2セットの4セット。
貰ってすぐに着れればいいのですが、どうしても裾上げをしなければいけないので、面倒なんですよね…。
そのまま1回曲げて縫うならまだいいのですが、裾部分の糸をほどいてから布を切り、そこから裾上げして縫わなければならないから、ほんと面倒…。
半年に1回裾上げしても、この年だともう、1年が早く感じるので半年なんてすぐですよ、すぐ(笑)
そんなわけで、ある程度ためてから直そうと思っていたら、これまた1年くらいしか放置してないと思っていたのに、押し入れから出してみたら6セット！
つまり、1年半経っているんです。
もう、ほんと早いよ、月日が経つのがさ…。

そして我が夫婦の敷き布団は幅70ｃｍのゴロ寝布団を使っていまして(ダブルベッドはコビトが使ってます)、そのゴロ寝布団のシーツを作り直さないとボロボロ…。
敷布団カバーも縦も横も5センチくらい大きいので──ファスナーが付いている縦は無理ですが──横幅だけでも直そうと思っていました。
年末で忙しい時期ですが、新しいシーツで新年を迎えたいと思ったので、早速ミシンを出して縫い始めました。
作業着2セットを縫い、3セット目に突入したら、なんかもう返し縫すると下糸がグチャグチャになりはじめ、まっすぐのところを塗っている時は何とかいいのですが、段差を超えた途端グチャグチャ…という状態に…。
何度やっても同じ。糸の向きがおかしいのかとひっくり返したり、糸の強さの調整を試みましたがダメ。かろうじて3セットを終えたところで、「もうヤダ！　新しいミシン買う！」と心に決めました。
数年前から塗っている時の異音というか、ガチャンガチャンと張りが動くたびにいっていたので、一度は旦那に分解してもらい掃除や油さしをしてもらったのですが、あんまり変わらなかったんですよね。
そんな状態でも何とか縫えていたのでそのまま使っていたのですが、もう限界。機械がというより、自分のイライラが…
そこで、説明書やら保証書やらを探したところ、買ったのは2003年、値段は25000円だという事が分かり、新調する気持ちに更に拍車がかかりました。
ＰＳ4の購入は却下してきましたが、もちろん、それよりミシンの方が重要ですからね(笑)

早速、よく時に家電量販店へ。
3台しかありませんでしたが、そこにあるミシンの中では値段的に中間のものを選びました。
29800(税抜)から、「どこまで頑張ってもらえる？」と聞けば、「23800円(税抜)までなら…」と返ってきたので、ポイントはつくのか聞いたら「付きます」とのこと。
古いミシンの処分も500円(税抜)払えばできるという事なので、そのままお買い上げ～。
それまで貯まっていた1000ポイント弱と、洗濯機を買った時に貰った今年中に使える500円の割引券を使い、処分費も入れて税込24186円。

よっしゃぁ！
15年前に買った値段と同じくらいだったので、ちょっと安心しました。
店にあったミシンは2016年製なので、今年製造だったらもっと高かったのかもしれませんが、2年前のものでも十分です。
前回もブラザーだったので、今回もブラザーです。



もともと裁縫とか大っ嫌いで、子供の家庭科の授業で作ったパジャマは母親に手伝ってもらってました。
それでも結婚したら、作業着は直さなきゃいけないし、破れたら継ぎはぎで直したりもしなければいけません(破れたからってすぐには捨てませんよ、えぇ)。
子供ができたら幼稚園で使う小物の袋を作ったり、破けた膝の部分の継ぎはぎ修復やら、買うより作った方が安いとなると頑張って作ります。
ハナ．レンの首輪も100均ではなかなかコレというものがなく、かといってホームセンターで売っているものはそこそこする…。
なので、ハナ.レンの首輪は自分で作ることにしました。
グルーミングしているうちにボサボサになったので、それも今回作り直したんです。
母親からは、「あんなに大っ嫌いだったのに、作ってるの？　へぇ、あんたがねぇ…」と驚かれていますが、趣味で楽しく作ったことは一度もありません(笑)
そりゃそうですよ。
必然に駆られて作っているだけ。

昨日は何時間とかけて作業しましたが、スムーズに動くという事は、本当にストレスがなくて気持ちが良かったです。
でもまぁ、すごく疲れましたがね…。
さぁ、これは15年持ってくれるかなぁ…？
液晶が付いている時点で、無理だとは思いますがね…