ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

リンゴジュースの季節

2021-12-08 | 手仕事

今年も「りんごジュース」を作る季節がやってきました。塩尻市の洗馬地区(木曾への入り口)の施設をお借りしてのジュース作りです。リンゴの産地の信州ならではかもしれませんが、県内にはこうした施設が所々にあります。色付きが悪かったり、小さかったりしたものを有効活用しようということから始まったかもしれませんが、安曇野の農家さんから分けていただいたリンゴはなかなか良いものでした。この日は5人での作業でした。毎年同じような記事になりますが、作業工程を順に追ってみます…

 

まずたくさんのりんごのヘタ(真ん中の軸)を一つ一つペンチで抜いていきます。その後はお湯で丁寧に洗います。軍手の手袋をはめての洗浄作業です。

 

 

きれいになったリンゴを専用のジューサーに入れて絞っていきます。ビタミンCを加えて変色を防ぎます。

 

絞ったジュースを濾し袋で濾して、その後加熱殺菌します。大きなお釜を使います。あくが出ますので取り除きます。

 

 

詰める瓶は加熱消毒します。大きな専用消毒器があります。

 

殺菌された瓶にジュースを詰めていきます。再度ストレーナーを使って濾しながら詰めます。

 

この後、専用の機械で蓋をして瓶詰作業終了です。最後に瓶をお湯で洗浄して完成しました。この工程を2回行い、たくさんのジュースができました。

     

 

我が家ではこれだけお買い上げです。これ以外に2ℓボトル2本と、その場で出来立てジュースもたくさんいただいて満足の一日でした。安曇野産のりんごはとっても美味しいです。「フジ」りんごを使ったジュースなので甘すぎるくらいで、炭酸で割って飲んでもいいくらいです。

 

この日のおまけはこの虹…虹の端っこだけでしたが、久しぶりに見た虹は嬉しかったです。微かな虹色にも、どこかしら希望が含まれているような…

 

 

 

この辺りは広々とした畑が広がって見晴らしのいいところです。虹がもっと大きく見られればよかったのですが…

 

 

 

 

一日中立ち仕事で疲れましたが、今年も美味しいりんごジュースがたくさんできて良かったです。このジュースは毎年楽しみにしてくれていて、あちらこちらにもらわれて行きます…

 

 

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (花華)
2021-12-09 00:20:52
洗いあがったリンゴは艶々で、そのままかじりたいくらいきれいですね。
大変な作業も仲間でやれば楽しくできますね。
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見事なジュース! (ran1005)
2021-12-09 09:29:34
連日、思いがけない雨天の連続でしたね。
雪でなくて助かりましたが・・・
りんごジュースの加工は施設を利用してされるのですネ。
素人にはとても離れ業に感じて居ました。
芯は抜かずにヘタだけで良いのですか?
安曇野のリンゴはブランドですヨ。
値段も少し高めですネ。
色が変わらない様にビタミンCを加えるのですか?
更にビタミンCが加わって栄養たっぷりの生ジュースですネ。
製造過程を見せて頂けば市販されてるジュースが高価な訳が判ります。
リンゴの味も変わらず、保存して置くにはジュースの方が理想的ですネ。
こんな製造施設が在る事を知りませんでしたヨ。
洗馬から木曽に向かう途中には自家栽培の果物のお店が
多くありますネ。(主に葡萄?)
アッシーで何度も通った道です。
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おはよう~ (さいちママ)
2021-12-09 09:51:29
たくさんのリンゴですね。
綺麗なリンゴでジュースにするの勿体ないくらいです。
そちらは今年もリンゴは豊作でしたのね。
こちらは豪雪被害で例年の半分も採れなかったようです。
ふだんなら売らないであろうリンゴまでお店に出ていますよ。
毎年たくさん頂いて買うことがないのですが今年はどこからも来ません(苦笑
待って居ますが。。。買うしかないかな(´∀`*)ウフフ
やはりこちらでも出荷漏れのリンゴはジュースになります。
美味しいリンゴから作られるジュースですから不味いわけないですね。
ジュースづくりご苦労様でした。
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花華さんへ (タッジーマッジー)
2021-12-09 18:52:05
こんばんは。
このリンゴ、そのまま出荷してもいいようなものも含まれていて…
本当にこの洗い上がったリンゴはそのままかじりつきたいくらいでした!

この作業、ここを使わせていただいて3年目、
その前にも10年以上も毎年リンゴジュース作りをしています。
このジュース作りは手作業が多くてとっても大変!
しかも口に入るものなので清潔第一…
神経を使いながら、それでも休憩や昼食を挟んで和気あいあいと進めました。

お一人は何と浜松市からジュース作りに日帰りで来られた方!
朝5時半に出られたとのことで、出来上がったジュースを積んでその日のうちに帰られました。
花華さんのようにエネルギッシュにあちこち出かけておられる方でした…
返信する
ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2021-12-09 18:54:37
こんばんは。
良く雨が降りましたね。
本当に雪でなくて良かったですが、寒かったです…
今日は久しぶりの青空で暖かくて良かったです。

リンゴジュースを作る施設はところどころのJAにあります。
岡谷の田中線のJAにもありますよ。
以前はそこで作っていたのですが、グループが高齢化で解散してしまい、
洗馬地区の若い方の中に入れてもらいました。

最初にヘタを取るのはその部分をきれいに洗う為もあるかと思います。
芯の部分は搾りかすとして廃棄されるのでそのままです。
搾りかすは畑の肥料になるそうです…

安曇野産のりんごは美味しいですよね。
我が家も贈答品は安曇野ブランドのりんごを使います。
美味しいリンゴなのでジュースも美味しくて嬉しいです。
ビタミンCはいい働きをしてくれています。
この瓶詰は保存できるのが何よりでありがたいです。
手作りなので市販品の半額位で手に入ります。
労力はたくさんかかりますが…

洗馬から木曽への道はranさんにとってお馴染みなのですね。
葡萄畑の中の小さな販売所もその土地ならではの風景…
葡萄やリンゴを買いに私も立ち寄ります。
返信する
さいちママさんへ (タッジーマッジー)
2021-12-09 18:57:29
こんばんは。
このリンゴは果樹農家さんから直接分けていただいています。
農家さんも規格外(のようでもないですが)をまとめて買ってくれるのはありがたいとか…
でも、今年の信州のリンゴは品薄!
花の咲く時期に遅霜にあって花がダメになり実がつかなかったそうです。
そちらも今年の収穫は少なかったのですね。
確かにお店に並んでいるリンゴの状況はちょっと違うかもしれません。
この日、朝一番に直売所に立ち寄ったのですが、
贈答用のリンゴは開店と同時に売り切れの状態でした…

リンゴの産地ですと頂き物があっていいですね。
あいにく我が家はそうした伝手がなく…
それに諏訪の地はあまり果樹農家さんがいません。
なので、安曇野の方まで買い出しに出かけます。

そちらでも出荷漏れのリンゴはジュースになるのですね。
生食もいいけれどジュースもまた美味しいもの…
一日がかりの作業は大変ですが、毎年待っている人もいて、
今年も頑張って作ってきました。
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Unknown (take)
2021-12-10 08:50:05
リンゴジュース!!! 虹!!
あ~ このうらやましい季節がやってきたのですね~。
リンゴをジュースにするなんて ほんとにもったいない気がするのですが
ビン入りの「お高い」ジュースを飲むとほんとにおいしいので
こうして絞ったジュースはどんなにおいしいことかと想像できます。ゴックン。

あらためて思い出しますが「お山の家」で義母がリンゴも作っていてくれました。
(私も摘果作業、袋掛け作業の手伝いは少しだけですが「しました」)
袋の購入が2000枚でしたので それなりにたくさんのリンゴの収穫があったのですが
ジャムにはしましたが「ジュース」なんてことは頭に浮かんでいませんでした。

リンゴのジャムは人気があり みんな(親戚)喜んでくれましたが
巨峰のジャム、桃のジャムは・・残念ながら少数派だけ。
特に桃のジャムは・・・ジュースにしても「甘すぎる」
最近「不二家のネクター」なるものは見かけません。甘すぎて人気がないのですって。
桃こそB級品が出て農家は処分に困っているくらいです。
缶詰工場に出しても二束三文、それなら「喜んで食べてくれる人に届けよう」的に
「山梨では桃はもらうもの。帰宅すると玄関に届いてる」
で、我が家の冷凍庫は桃だらけ。
(コンポートにしておいて 義母のヤーコンスムージー用、リンゴがお高くなってくるとき、春以降に使います)

リンゴジュースは いいですよね。
ある程度の酸味、それに風味・・いいなぁ。

って つい余計なことを・・。

虹が出た?
これもいいなぁ
・・・

うらやましコメント送信します。
返信する
訂正 (take)
2021-12-10 08:53:16
コメント 冒頭の文章

「リンゴジュース!!! 虹!!」
は 「タイトル」に入れたつもりでした。

うらやましいのはリンゴ!

そして共同作業場です。
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2021-12-10 18:40:55
こんばんは。
毎年この時期はりんごジュース作りに出かけます。
出荷漏れのリンゴを分けていただいてくるのですが、
生食でもいいようなものばかりで、美味しいジュースができました。
普段我が家も購入したリンゴはジュースにはしません。
ほとんど生食です…
ジャム用のリンゴは産直市場でジャム用(規格外)を買って来たり、
「紅玉」が出る頃を狙って買いに行ったりします。

「お山の家」でもリンゴを作られていたのですね。
摘果作業や袋掛け作業をされたのは本格的!
それに2000個も実がついたのはすごいことかと思います。
私も結婚した頃は夫の実家でリンゴを作っていたのでお手伝いしましたが…
今思えば、ほぼ収穫のお手伝いだけでした。
その後、摘花や袋掛け、消毒や剪定作業などあれこれ大変と伐採してしまい…
懐かしいリンゴ畑の風景を思い起こしました。

りんごジャムはポピュラーで喜ばれますよね。
私もたくさん作っておすそ分けしたものです。
今では内使い、子供たち用位しか作りませんが…
巨峰や桃のジャムは贅沢ですね。
B級品でも頂けるのはありがたいこと!
さすが「果物王国 山梨!」だと羨ましく思います。
冷凍が桃だらけとは、想像しただけでも垂涎ものです…

めったに虹に遭遇しない私ですので、この日はワクワクでした。
チラッと見えた虹をもっと見たいと、畑の広がる場所まで行ったのですが…
残念ながらアーチは見えませんでした。
それでも虹は気持ちを暖かくしてくれて嬉しかったです。
共同作業所もありがたい存在です…
返信する

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