イノシシが人が住んでいる住居に侵入しようとして玄関の引戸を壊した為、
錆鉄人は区長として
「事態はここまで来ているという事を広く知ってもらい対策を考えて欲しい」と考え
新聞社に電話して取材してもらい新聞記事となったのですが、
それを見たTBSテレビから取材申し込みがあり
「このような状況はここだけの問題ではなく、中山間地のあらゆるところが同じように被害に苦しんでいるという事を
市の職員も、県の職員も、国も、ましてや東京にいるぐうたらな評論家に知らせて欲しい!」
と考えて取材に協力したのですが、
29日横浜の娘夫婦宅であさチャンを見たら単に被害の状況のみで、訴えたかった事は伝えてもらえず終いでした。
テレビ取材は横浜に出発する前々日と前日で、錆鉄人は誠心誠意取材協力したのでしたが・・・
しかたがない、済んでしまった事と考え、槍に登ったのですが
なんと槍ヶ岳山荘にいる時に携帯が鳴り、出ると取材に来た新聞社の記者でした。
越前市の養豚場で豚コレラにかかった豚が見つかった事に対してコメントを求めていたようでしたが
電波状況がギリギリでプッツンしてしまいました。
豚コレラが見つかった養豚場は近所の可能性が高く
安易なコメントをすると一生恨まれないとも限らないので神が電波を止めたのかもしれません。
という事で31日家に戻って疲れた身体に鞭打って畑やプランターへの水やり、野菜の収穫を終え
ビールを飲みながら溜まっていた新聞を見ると、連日その養豚場の記事が大きなスペースを割かれていました。
起きてしまった養豚場は気の毒ですが、
噂によると7日に僅か1.5kmしか離れていない地点で豚コレラに罹ったイノシシが見つかったというのに
イノシシの侵入を防ぐ対策をしたのは2週間も後だったとか(あくまでも噂ですが・・・)
何か怪しいと思って「豚コレラ 支援」で検索してみると
殺処分をした豚は評価価格で全額支援(つまり被害は0円!)
埋却や場内・設備の消毒などは県が行うので費用は無し
つまり直接の被害は0円なのです!
風評被害とかあると思えないし・・・
知事は豚にワクチン投与を要請していますが、
豚コレラ汚染地域と認定されて輸出が出来なくなってしまう為にブタへのワクチン投与は行わず
イノシシにワクチンを投与して豚への感染を防ぐという訳の分からない対策をしているのが現状です。
案の定、31日の夕暮れ前には何ともなかった畑でしたが。
1日に野菜を収穫に行くと電気柵の電線がたわんでいます。
不思議に思ってその先を見に行くと電気柵が引き倒され、里芋が30株近く食べられていました。
電気柵をしていたのですが、4日間留守にしていた間にカボチャやサツマイモの蔓が何本も電線に伸びていてアース状態になり
イノシシは易々と電気柵を押し倒して侵入したものと思われました。
被害が30株近くで済んだのは単に満腹しただけに違いなく、また今夜も食べに来るのは間違いないと考え
電気柵の下の草刈りを行い、からまった蔓は全て引きはがし、
折れた支柱を取り換えてもう一度電気柵を設置しました。
やれやれ、これで今夜来たイノシシはビックリして当分は近づかないだろうと安心したのでした。
ところが、今朝野菜を盗りに行くとまた電線がたわんでいるではありませんか!
ガーン!
また里芋畑の向こう側まで見に行くと、支柱が折れて電線が地面を這っています。
しかしながら、辺りに散乱している里芋の葉っぱは昨日のもののようで萎れていて
新たに里芋は食べられていないように思われました。
高電圧に驚いて飛び跳ねたショックで電線を引っ張り上げて支柱が折れたものと思われます。
これで、今夜こそ壊されなくなると思うのですが・・・
今から再修理です。
わが家の被害は・・・誰も補償してくれません。
わが家の電気柵等の設備費も設置に要する手間も誰も補償してくれません。
同様に、近所、近辺、日本中の山に近接した集落では同じような被害が起こっているのですが
それらの被害はは・・・誰も補償してくれません。
田圃や集落の周囲に設置する電気柵等の設備費に関しては半額の補助が出るようになりましたが
養豚場のように県の職員が作業を行ってくれるわけでもなく、設置に要する手間は誰も補償してくれません。
電気柵は雪が降ると電線に積もった雪の重みで支柱を折るなどの被害が出るので毎年設置と撤去の作業が必要で
電気柵の下は草が伸びるので年に何回も草刈りをしなくてはいけません。
このような作業ははほとんどが限界集落の中山間地であと何年続けられるか・・・
それでも、イノシシを生かす為にワクチン入りのエサを撒き続けるのでしょうか?
イノシシはさらに数が増え、中山間地から都市部にも侵入するようになるのは必定です。
イノシシだけではありません。
サルは対策がほとんど不可能でやられ放題です。
ここにはまだ鹿は現れていませんが、鹿はサルと同じかそれ以上に大変らしい。
錆鉄人の集落のある谷にはさらに奥に2つの集落があるのですが、
いちばん奥は超限界集落で、そこに住む知人の話を聞くと
畑で野菜を作る人さえほとんどない為に「エサ」がない状態なので、イノシシもサルも出てこないと話しです。
一生懸命に育てた作物をを盗って行くサルにはお手上げで、錆鉄人の済む集落でも畑をする人は半減しています。
江戸時代には年貢が高くて村人が一斉に逃げ出す逃散がありましたが、
このままサルやイノシシ、鹿などが増えていくと「逃散」せざるを得なくなるかもしれませんが
その時、県や国が支援してくれるとは思えません。
つまり、住民(錆鉄人も)は頑迷にイノシシ、サルと戦い続けるしかないのですが
イノシシは武器を持たない人間に慣れて恐れなくなって住居に侵入するまでになったのです。
国よ、せめて我らに武器を与えよ!
(何百万人もの人が困っているので獣対策を主張すれば、
NHKなにがしよりもはるかに確実に国会議員にもなれると思う、そういう人は現れないかなぁ~)
さあ、またサル軍団が近くまでやって来た!
迎撃を楽しもうっと(負け惜しみですが・・・)
錆鉄人は区長として
「事態はここまで来ているという事を広く知ってもらい対策を考えて欲しい」と考え
新聞社に電話して取材してもらい新聞記事となったのですが、
それを見たTBSテレビから取材申し込みがあり
「このような状況はここだけの問題ではなく、中山間地のあらゆるところが同じように被害に苦しんでいるという事を
市の職員も、県の職員も、国も、ましてや東京にいるぐうたらな評論家に知らせて欲しい!」
と考えて取材に協力したのですが、
29日横浜の娘夫婦宅であさチャンを見たら単に被害の状況のみで、訴えたかった事は伝えてもらえず終いでした。
テレビ取材は横浜に出発する前々日と前日で、錆鉄人は誠心誠意取材協力したのでしたが・・・
しかたがない、済んでしまった事と考え、槍に登ったのですが
なんと槍ヶ岳山荘にいる時に携帯が鳴り、出ると取材に来た新聞社の記者でした。
越前市の養豚場で豚コレラにかかった豚が見つかった事に対してコメントを求めていたようでしたが
電波状況がギリギリでプッツンしてしまいました。
豚コレラが見つかった養豚場は近所の可能性が高く
安易なコメントをすると一生恨まれないとも限らないので神が電波を止めたのかもしれません。
という事で31日家に戻って疲れた身体に鞭打って畑やプランターへの水やり、野菜の収穫を終え
ビールを飲みながら溜まっていた新聞を見ると、連日その養豚場の記事が大きなスペースを割かれていました。
起きてしまった養豚場は気の毒ですが、
噂によると7日に僅か1.5kmしか離れていない地点で豚コレラに罹ったイノシシが見つかったというのに
イノシシの侵入を防ぐ対策をしたのは2週間も後だったとか(あくまでも噂ですが・・・)
何か怪しいと思って「豚コレラ 支援」で検索してみると
殺処分をした豚は評価価格で全額支援(つまり被害は0円!)
埋却や場内・設備の消毒などは県が行うので費用は無し
つまり直接の被害は0円なのです!
風評被害とかあると思えないし・・・
知事は豚にワクチン投与を要請していますが、
豚コレラ汚染地域と認定されて輸出が出来なくなってしまう為にブタへのワクチン投与は行わず
イノシシにワクチンを投与して豚への感染を防ぐという訳の分からない対策をしているのが現状です。
案の定、31日の夕暮れ前には何ともなかった畑でしたが。
1日に野菜を収穫に行くと電気柵の電線がたわんでいます。
不思議に思ってその先を見に行くと電気柵が引き倒され、里芋が30株近く食べられていました。
電気柵をしていたのですが、4日間留守にしていた間にカボチャやサツマイモの蔓が何本も電線に伸びていてアース状態になり
イノシシは易々と電気柵を押し倒して侵入したものと思われました。
被害が30株近くで済んだのは単に満腹しただけに違いなく、また今夜も食べに来るのは間違いないと考え
電気柵の下の草刈りを行い、からまった蔓は全て引きはがし、
折れた支柱を取り換えてもう一度電気柵を設置しました。
やれやれ、これで今夜来たイノシシはビックリして当分は近づかないだろうと安心したのでした。
ところが、今朝野菜を盗りに行くとまた電線がたわんでいるではありませんか!
ガーン!
また里芋畑の向こう側まで見に行くと、支柱が折れて電線が地面を這っています。
しかしながら、辺りに散乱している里芋の葉っぱは昨日のもののようで萎れていて
新たに里芋は食べられていないように思われました。
高電圧に驚いて飛び跳ねたショックで電線を引っ張り上げて支柱が折れたものと思われます。
これで、今夜こそ壊されなくなると思うのですが・・・
今から再修理です。
わが家の被害は・・・誰も補償してくれません。
わが家の電気柵等の設備費も設置に要する手間も誰も補償してくれません。
同様に、近所、近辺、日本中の山に近接した集落では同じような被害が起こっているのですが
それらの被害はは・・・誰も補償してくれません。
田圃や集落の周囲に設置する電気柵等の設備費に関しては半額の補助が出るようになりましたが
養豚場のように県の職員が作業を行ってくれるわけでもなく、設置に要する手間は誰も補償してくれません。
電気柵は雪が降ると電線に積もった雪の重みで支柱を折るなどの被害が出るので毎年設置と撤去の作業が必要で
電気柵の下は草が伸びるので年に何回も草刈りをしなくてはいけません。
このような作業ははほとんどが限界集落の中山間地であと何年続けられるか・・・
それでも、イノシシを生かす為にワクチン入りのエサを撒き続けるのでしょうか?
イノシシはさらに数が増え、中山間地から都市部にも侵入するようになるのは必定です。
イノシシだけではありません。
サルは対策がほとんど不可能でやられ放題です。
ここにはまだ鹿は現れていませんが、鹿はサルと同じかそれ以上に大変らしい。
錆鉄人の集落のある谷にはさらに奥に2つの集落があるのですが、
いちばん奥は超限界集落で、そこに住む知人の話を聞くと
畑で野菜を作る人さえほとんどない為に「エサ」がない状態なので、イノシシもサルも出てこないと話しです。
一生懸命に育てた作物をを盗って行くサルにはお手上げで、錆鉄人の済む集落でも畑をする人は半減しています。
江戸時代には年貢が高くて村人が一斉に逃げ出す逃散がありましたが、
このままサルやイノシシ、鹿などが増えていくと「逃散」せざるを得なくなるかもしれませんが
その時、県や国が支援してくれるとは思えません。
つまり、住民(錆鉄人も)は頑迷にイノシシ、サルと戦い続けるしかないのですが
イノシシは武器を持たない人間に慣れて恐れなくなって住居に侵入するまでになったのです。
国よ、せめて我らに武器を与えよ!
(何百万人もの人が困っているので獣対策を主張すれば、
NHKなにがしよりもはるかに確実に国会議員にもなれると思う、そういう人は現れないかなぁ~)
さあ、またサル軍団が近くまでやって来た!
迎撃を楽しもうっと(負け惜しみですが・・・)