ご存じのように天女さんちは今年築143年!
従って、窓ガラスは二重ガラスではなく、壁や天井にも断熱材は入っていません。
(唯一、自分で畳をフローリングに変えた時、床下には断熱材を入れましたが・・・)
したがって、暖房しても部屋は暖かくならず、暖房を消した夜間は極寒の外とほとんど変わらなくなってしまいます。
薪ストーブに寝る前に薪を投入して出来るだけ遅くまで燃えているようにしていても、
朝の居間の室温は7℃前後・・・
冬越しさせるために居間に置いているパパイヤがかろうじて枯れない温度です。
そのまま暖かくなるのを待てばパパイヤは無事に冬を越し、
たくさんの青パパイヤを収穫出来るはずなのですが・・・
大問題が発生しました。
それは・・・
今日、若狭の温泉に泊まりに行くのですが、この日に限って夜間の最低気温がー3℃の予報なのです。
10日に温泉に泊まりに行った時は、最低気温が1℃の予報だったので気にしていなかったのですが
この4℃の差は大きく、これまで大事にしてきたパパイヤが枯れてしまう恐れが大です。
愛情深い錆鉄人は、かわいいパパイヤを守る為に(アイスクリームバナナやキンカンもあります)
地球の為には申し訳ありませんが、エアコンを掛けておく事にしようと考えました。
自宅出発を13時、帰宅は12時とかなえると、エアコン稼働時間は22時間
室温は5℃以上保てれば良いと思うのですが、エアコンの暖房の最低設定温度は17℃
断熱材がない事を考えると、エアコンはフル稼働を続けるに違いなく、
定格を見ると・・・暖房低温電力は1.59Kw、暖房標準電力は1.42Kw
設定温度を17℃、微風に設定すれば少しでも電力をセーブ出来て1.5kwと想定すると
28円×1.5Kw×22時間=924円
かわいいパパイヤの為ならどうってことない金額ですが、
地球の為に少しでも電力消費をすくなくしようと考えて、居間をビニールハウス化する事を考えました。
名付けて「居間の温室化大作戦」
温める場所は窓際のパパイヤやアイスクリームバナナのなる一角だけで良いので、
そこをビニールで囲って暖房面積(≒熱の損失面積)を小さくすれば
エアコンも消費電力の低い状態のまま稼働するのではないかという考えです。
まずは、ビニールを吊るす為にロープを張ります。
温かい空気は上にあがるので、ロープは出来るだけ上に張ります。
反対側は部屋の角
一時的なものなので、ビニールを洗濯ばさみで吊るします。
さらには断熱用カーテンが余っていたのでそれも吊るしました。
中は・・・
もちろん、窓ガラス部分にもビニールを吊るし疑似二重窓化(画鋲で押さえました)
おっと、薪ストーブのススで汚れないようにしていたエアコンのカバーも外さなくっちゃ!
キンカンもおいしくなぁれ!
温室化した面積は約2.5m×3m、居間の広さの1/5位になりました。
しかしながら、薄いビニールによる断熱効果はわずかに違いなく、
使用電力が1/5になるはずはなく、一応「半分」になる事を期待しているのですが・・・
(全て「あるもの」を使用しているので費用はかかっていません)