錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

新型アトレー&ハイゼットカーゴ その2

2022-01-07 08:22:58 | 新型アトレー&ハイゼット

新型アトレー&ハイゼットカーゴ の「その1」は

フルモデルチェンジ アトレー&ハイゼットの車中泊適性徹軽検証 です。

20年(以上?)前のモデルをマイナーチェンジしただけで販売していた「自動車のシーラカンス」

アトレー&ハイゼットは、あらゆる面でスズキのエブリイの足元にも及ばない軽ワンボックスカーでしたが

満を持して?のフルモデルチェンジで

6年前にフルモデルチェンジしたエブリイをはるかに凌駕したに違いないと

錆鉄人はわくわくしながらはるばる片道30分以上もかけて福井市のダイハツディーラーに見に行ったのでありました。

その結果は、上記の「フルモデルチェンジ アトレー&ハイゼットの車中泊適性徹軽検証」をご覧下さい。

簡単に言えば・・・運転者以外に「我慢」を強いる今どき珍しい(他には無い)車であり

運転者と子供以外が30分以上乗り続けるには地獄の車だという事です。

従って、メーカーが宣伝しているような車中泊などの利用は片道30分以内の所をお勧めします。

もちろん、我慢強いパートナーなら1日10時間を超える同乗もすると思いますが

鷲羽水晶の日帰り(往復のコースタイム26時間以上)をした天女でさえ「私は乗らない」と言いました。

 

しかしながら、もしかしたらこれはエブリイ乗りの「ひがみ根性かもしれない」と考え

錆鉄人は沈着冷静・公平無私に貰って来たカタログをチェックしました。

 

「軽ナンバー1の広い荷室(荷室長、荷室幅、荷室高さ)」には*1と書かれていて

カタログの下に小さく*1「他車にも同数値の車があります」と書かれています。

何のことはない、エブリイ(日産やマツダ、三菱にもOEM供給している)に追いついたに過ぎません。

つまり、これ以上広くすることは安全性等を考えると「無理」という事です。

 

最も評価出来るのは「後輪駆動用のCVT」を新開発した事です。

軽自動車は社にスペースを最大限に確保するためにほとんどがFF車ですが、

唯一、軽ワンボックスカーや軽トラックは荷物搭載時の駆動力確保の為に後輪駆動になっているのです。

スズキは苦し紛れでAGS(オートマチックギヤシフト)を開発して搭載していますが

ATに乗っていてアクセルを踏み続ける事しかしらない現代のドライバーは

ギヤシフトに慣れていない為に違和感を感じるらしく(錆鉄人はAGSを運転した事がない)

さらにはATのようにクリープが出来ないので超低速走行が苦手な機構なのです。

従って、後輪駆動用のCVTを開発したダイハツには拍手を送りたいと思います。

CVTの採用によって、従来のATより力強い加速と変速ショックの少ない走行を可能にしています。

(カタログのグラフより、試乗しなくてもその点は理解出来ます。)

 

逆に最も評価できない点は(我慢車という事以外に)

エンジンが旧型車と同じままと言う事です。

以前のブログでも書いていますが(何故軽自動車の車中泊はエブリイが多いのか?) 

エブリイと比べ実走行燃費が約2割悪く、

中央高速の長く続く登りを

エブリイはほとんど走行車線を走る事が出来るのに対し、ハイゼットは登坂車線走行を強いられる

と軽キャンピングカービルダーが述べているように、スズキと比べてエンジンが劣っていたのです。

従って、エンジンが変わらなかったという事には大いに失望しました。

ただし、エンジン自体のハンディキャップは新開発のCVTでほぼ解消できているのではないかと思います。

 

アクセサリーに関して・・・

 

純正カーナビは7インチまでです。

それなら配線がごちゃごちゃするけどゴリラで良いかも・・・

小さい軽とはいえ、8インチが欲しい所でかなりガッカリです。

ただし、専門店でパナソニックにストラーダを装着してもらえば10インチが可能となるかもしれません。

(新型が発売されたばかりなので、適合性の調査はまだではないかと思います。)

 

注目は車中泊用ベッドです。

何と純正の収納式デッキボードは203,808円もします!

(この上で車中泊している写真のあるアトレー用は何故か206,712円!)

ボードの高さはほぼウィンドー下端と同じで、高さ調整も出来ず、四つん這いでしか移動できません。

カタログのはじめの方にはフルフラットにした床に寝る写真があり、

このスタイルがメーカー推奨の車中泊スタイルではないかと思われます。

しかしながら、別の写真では車中泊用の大量の装備品が紹介されていますが

寝る時にはそれらは車外に放り出しておくのでしょうか?

この車を開発した人の中には誰も本当に車中泊したことのある人はいないみたいに思われます。

この我慢車で夫婦で車中泊しようと思われる奇特な方いらっしゃいましたら

ネットで6万円程度で買える高さ調整式のベッドをお勧めします!

(参照: 市販のエブリイ用車中泊ベッドキット装着写真と考察 )

 



エブリィワゴン DA17W 専用 ベッドキットレザー両側延長タイプ/クッション材20mmエブリイワゴン ベッドエブリイ車中泊 ベットキットエブリー車中泊マット日本製



ハイゼット カーゴ デラックス専用 ベッドキットレザータイプ/クッション材20mm車中泊グッズ車中泊 ベット 車中泊マット日本製

 

アトレー・ハイゼットも荷室はエブリイとほぼ同じ広さになったので

エブリイ用がそのまま使えるかもしれませんが、

すぐにこのメーカーから対応ベッドキットが発売されると思います。

 

アトレーが5ナンバーだったら・・・

後席が前後にスライドしてリクライニングするようにも出来たのですが

後席もハイゼットと同じ我慢足元なので、4ナンバーにした意味が分かりません。

たんに高く売るためとしか考えられないような・・・

 

という事で、最終結論

これまで500泊以上車中泊をしてきた錆鉄人&天女は

新型アトレー&ハイゼットカーゴを買って車中泊しようとは思いません。

買い物する時の近所回りの使用に限定しても買おうとは思いません。

その理由は2人乗れない、乗るとしても限界的な我慢をしなければならないからです。

 

【注意)

以上は錆鉄人の個人的な考えであり、その内容を保証するものではありません。

自己責任で車種選びをして下さい!

 

 


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