錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

自主規制

2019-08-20 11:05:49 | 生活習慣病
暑さが本格化するとともに、いつもまにか昼にビールを飲むようになった錆鉄人

それは暑さの中で頑張ってお仕事をしていた自分へのご褒美のつもりだったのですが、

経済観念の発達した錆鉄人は、

1箱の缶ビールが3、4日で無くなってしまう状況に

このままではターミネーターのアルコール漬け標本になってしまうのではないかと危機感を覚え

お盆が過ぎたら午前中の仕事を終えてシャワーを浴びた後の体重が69.0kgを割っていない限り

燃料補給をしないと自主規制をしたのでありました。


が・・・

お盆過ぎから連日、草刈りのハードワーク

決して午前中にして汗を流して体重を69kg以下にするためではありません。

錆鉄人の草刈りは通常の人の数倍の作業量なので、気温が低い午前中のほうがやりやすいからであります。

という事で・・・

体重を計ると連日68kg台

正々堂々と昼前から飲んでいたのですが、

やっぱりこれではいけない、今日は絶対に昼は飲まないと固い決心を天女に告げず・・・

(「偉いわね!」ってほめられると絶対に飲めなくなるからですが・・・)

草刈りをして帰って来ました。


が、決心した通り飲んでいません!

今日は気温が高くないので楽だったという点もありますが・・・


実は従兄弟が錆鉄人よりももっとビール大好き人間で

田圃をしながら昼・夜と瓶ビールを飲んでいた結果

肝硬変で亡くなったのを見ているので、二の舞にならないように気を付けようと思います。
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姉妹並んで

2019-08-14 13:17:09 | ガーデニング
8日の子株切り離しから6日

一昨日までは日陰に置いておきましたが、

昨日から先に切り離した子株と並べて日向に置いています。



芽が出たのは僅かな差だったのに成長がこんなに違っています。


が、切り離したばかりの子株も新しい葉っぱが伸び出しつつあります。




一方の親アイスクリームバナナ



今日にも新しい葉っぱが展開しそうですが、台風が心配です。

転倒しないようにロープを増やそうと思っています。

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今回の横浜行の燃費

2019-08-11 15:11:30 | 新型ステップワゴンRP1
昨日9時に自宅を出発して横浜にやって来ました。

いつも通り山越えで木之本に行き、

関ヶ原ICから高速に乗り厚木で下り、

ガソリン代の安いICそばの宇佐美で給油して横浜の娘夫婦宅まで約45分

午後5時に到着しました。

真夏なのでエアコンは掛けっぱなし

お盆帰りのピークとテレビが言っていましたが、

反対方向なので渋滞は無いだろうと高を食っていたのですが

事故による渋滞が1時間程ありました。

ただし、渋滞区間以外は追い越し車線の流れに乗って走っていたの

平均速度はほぼ115km走行でした。

と言う事で給油直後のメーターです。



福井で満タン給油後、出発までに約15km走行していましたが

ステップワゴンの1500ターボは相変わらず低燃費です。

満タン燃費でも16kmは越えていました。

ただし、街乗り中心ならハイブリッドを選んで下さい。


今回の横浜行は天使たちが明日ドイツに帰るので、

庭の草取りを兼ねて羽田空港まで送ってお別れする事だったのですが

あまりにも暑いので、庭木の剪定だけにしました。
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天女さんちへ女子大生が来訪

2019-08-09 14:36:19 | 農家民宿天女さんち
8月5日、6日と滋賀県から女子大生2人が2泊してくれました。

通常のロハス越前への申し込みではなく、

天女さんちのメールアドレスへ直接に宿泊申込があり

何で名前も知られていない天女さんちを選んでくれたのかと不思議に思っていましたが・・・

高校の修学旅行で沖縄に行き、そこで農家民宿を行ったのが良い思い出で

夏休み期間中に農家民宿に泊まりたいと思って探した所、

たまたま天女さんちが検索に引っ掛かり予約してくれたとの事でした。

メールで頂いた希望は、野菜の収穫体験や田舎料理作り体験、そば作り体験と意欲的でしたが、

実際に会ってみるとそれ以上に積極的にいろんな事に取り組んでくれ、

日本人の若い人たちも素晴らしい!と感じさせてくれました。


5日午後3時半頃に到着

免許取得からまだあまり経っていなくて、これまで運転する時はお父さんが横にいて

自分だけで運転するのは初めてという事だったので、バックなどすごくハラハラでしたが何とか無事に駐車。


続く
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二度目の帝王切開

2019-08-09 11:59:43 | ガーデニング
1回経験しているので2回目は手際良く進みました。

帝王切開といってもアイスクリームバナナの子株の切り離しです。

最初の子株(吸い芽と呼ぶ)の切り離しは7月23日に行いました。

いつ切り離しを行えば良いか、どうやって行えば良いか・・・悩みました。

子株は切り離した後、ちゃんと生きていく必要があるので葉っぱが4枚程度になれば自根が伸びているだろうと考えて実行しました。

切り離しに関しては、親株とくっついている太い根のようなものがあるはずなので

ノコギリで切り離すしかありません。

その部分が見えるまで周囲の土を取り除くことも考えましたが、縦横無尽に根が張っていて土を取り除くのは困難だったので

切り離す子株の自根を守る事を優先して周囲10cmほど離れた所にノコギリで20cm程度の切り込みを入れ

その切り込みに手を入れてそっと引き抜く事にしました。

これによって親株の根が相当傷みますが、それは全体の10分の1程度なので親株が枯れる心配はありません。

ただし、子株の切り離しと根の損傷で親株が弱っているはずなので

2株目の切り離しは2週間程度まってからする事にしようと思っていました。

(この間、区長の仕事や天女さんちのお泊りのお客様で凄く忙しいので、それが一段落してからという理由もありましたが・・・)


という事で8月8日、初めての子株の切り離しから16日後、もう1株を切り離しました。

切り離しは朝が良いか、夕方が良いかという点についても考慮が必要です。

一般的には切り離した直後に高温になる事は本体への負担が大きいので避けなければなりませんが、

10日から横浜に出かけるので少しでも早いほうが良いだろうと考え、朝6時から施術開始しました。

まずは切り離す前の子株の様子です。



こちらは16日前に切り離した子株



一番新しい葉っぱは切り離した後で成長した葉っぱで、中を覗くと次の葉っぱのヒゲが見えています。

道具はこれだけ



まずはノコギリを入れる場所の目安をつけます。



そして思いっきりノコギリを差し込んで上下しながら移動させます。



そして、両側から手を入れて引き上げます。



今回はノコギリで継ぎ目なく土を切ったので簡単に取り出せました。

予め準備していた鉢に入れて土を入れます。

まずは鹿沼土



次はバーミキュライト



残っていた種蒔き培土を入れ



さらにバーミキュライトを入れ・・・

それらをかき混ぜて(先に別の容器でかき混ぜておくべきでした)、水をたっぷり注ぎました。



丈夫に育ってバナナを生らせてくれますように!

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豚コレラワクチン入り餌まき

2019-08-06 05:54:46 | 防獣・防鳥
昨日の3時過ぎ、市の農政課から区長である錆鉄人に電話が掛かって来ました。

「豚コレラから養豚場を守る為に、町内にワクチン入りのエサを撒かせて欲しい。」

との電話でした。

「絶対に撒かないでください!」

錆鉄人は即座に強い口調で拒否しました。

「何故でしょうか?」

職員は恐る恐る尋ねてきました。

「町内はみんな凄い被害に遭っているのに、イノシシを生かす為にワクチン入りのエサを撒くなんてもっての他です。

 そんな事を認めたら、みんなから袋叩きにあってしまいます。

 毒入りのエサを撒くというなら大賛成ですが!」

と答えました。


我々住民の被害は・・・(10年位前までイノシシはいなかったのです!)

1.畑の作物を食べる(特にジャガイモ、サツマイモ、代金は里芋まで)
  このために各戸は畑の周囲をトタン板や鉄筋メッシュで囲っているのですが、
  それらはイノシシが体当たりすれば壊れて侵入されてしまうので、最近は電気柵を設置する畑が増えています。

2.屋敷のあちこちを掘り返す
  ミミズを食べる為と思われます。

3.田圃に侵入して稲を駄目にする
  このため、農家が総出で春には電気柵の設置、秋には撤去を行い、その間は電気柵の下を定期的に草刈りしなければならい。
  この人件費だけでも馬鹿になりませんが、支柱はプラスチック製の為、数年で劣化して折れてしまうので交換しなくてはなりません。

4.山を掘り返すし、山は大荒れ状態
  上記のようにミミズを食べたり、野生の山芋を食べる為で、50cm位は平気で山を掘り、
  埋もれていた岩を一緒に掘り出すので林道に転がり落ちて除去しないと走行できなくなっている。
  (人間の頭位の岩がたくさん転がっています。)
  こういう穴は土砂崩れの要因にもなるのではないかと危惧しています。

5.タケノコを食べる
  春先のイノシシのエサはタケノコです。3月R中旬頃から斜面を掘って小さなタケノコを掘って食べるので
  竹藪は穴だらけで草さえ生えていない状態が5月上旬まで続きます。
  従って、タケノコ掘りに行ってもタケノコを見つけられる確率は限りなく「0」です。
  これも土砂崩れの要因になるのではないかと危惧しています。

6.農作物を貯蔵している蔵・小屋の戸やシャッターを壊して侵入する
  6月末に役員会を開いた所、出席した12人のうちの10人が蔵の戸を壊されたり、
  小屋のシャッターを壊されて中に侵入し、貯蔵していた農産物を食べられています。
  イノシシはカギを掛けたシャッターでも数回突進すればカギが外れて開けられるようになる事を「学習」したのです。
  米貯蔵庫を破られて米袋がズタズタにされた所も数軒あり、
  冷蔵庫を開けて中の食料品を食べられた所まであるのです。
  町内は60戸あるので、半数の30戸以上は被害にあっているものと思われます。

7.人間が居住している家に侵入しようと玄関の引戸を壊した。
  イノシシは人間を恐れる動物で、インゲンの気配を感じたら逃げてしまうと言われていますが、
  夜回りやウォーキング中に出会った人間が何も危害を加える訳ではないので
  人間なんてちっとも怖くないという事を「学習」してしまったのです。
  侵入したイノシシの物音で無防備に置きだした人間はイノシシの牙で苦も無く血祭りにあげられると思われます。
  これは開拓時代の北海道で熊によって一家惨殺された事件と本質的には変わりません。

枚挙すればキリがないのですが、

年に1度位はイノシシが車にはねられる事件も起きています。

単にはねられて死ぬだけなら良いのですが、ほとんどの場合、車は大破して修理代が数十万円にもなります。

イノシシの糞などに生息する病原菌などで健康被害が起きないかという事も心配です。


という事で、電話を掛けて来た職員は困ったかもしれませんが、

日本中の中山間地にすむ何百万人の住民はイノシシが一匹もいなくなる事を望んでいるのです。

このままイノシシの数が増えれば、やがて都市部にも進出するものと思われます。

ワクチン入りのエサを撒いて日本中のイノシシを助けるのではなく、

養豚場をきっちりと守り、豚に豚コレラが感染しないようにすれば良いだけです。


養豚場を守るなら、我々住民も全て守るべきでしょう。

でも、費用対効果の点でそれは不可能でしょう。

おそらく養豚場を守る費用の千倍、万倍かかるはずです。

江戸時代には豚コレラが万円して本州のイノシシは全滅したと聞いています。

去年、岐阜県で豚コレラに罹ったイノシシが見つかった時、

ほとんどの人はこれでイノシシが全滅すると喜んだはずです。


繰り返します、養豚場は厳重に守ってあげて欲しいと思いますが、

イノシシは毒入りエサを撒いてでも全滅させて欲しいと思います。

ジビエ料理で生活している人には、養豚場ならイノシシ牧場を作って飼育すれば

はるかに効率も良く衛生的で安心出来るシシ肉が食べられるようになるはずです。


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ポンプ散水開始

2019-08-05 04:52:29 | ガーデニング
雨の降らない日が続いていて、水分の必要な里芋ばかりではなくいろんな野菜たちが水を欲しがっています。

屋敷の畑の散水は自分で配管して数か所からホースで散水出来るようにしているので

毎日でも簡単に散水出来るのですが

堀池の畑はバケツで水を汲んで畑に散水するしかなく、

去年の記録的な干ばつでは散水に毎日2時間ほど掛かっていたので(朝夕で)

遂にポンプを買って散水しました。

おかげで近所の里芋はほとんど壊滅状態だったのですが、

天女さんちだけは立派に成長し10月末の「ずいき祭り」のずいき神輿の材料に

ほとんどのずいきを提供しました。


前置きが長くなったのですが、昨日、今年初めてポンプを始動させて畑に散水しました。

散水する前に、また伸び出した脇芽刈りを行いました。

それは、散水した後だと大きな里芋の葉っぱの上に水が貯まっていて、脇芽刈りの為に葉っぱの下に潜るとずぶ濡れになるからです。

脇芽刈りは3回目ですが、まずは刈る前



こちらは2つの芽がほぼ同時に伸び出して来たので両方を育てたので株が大きく見えます。



脇芽狩りした後





「みんなのはたけ」の様子



「里いも畑」の様子



どちらも看板が葉っぱに埋もれてしまっていて、当たり前ですが同じ位の成長です。


肥料をやってから散水しました。



たっぷりと30分ほど水を掛けて、いきいきした里芋畑になりました。



イノシシに30株ほど掘られてしまいましたが、オーナー制の里芋を含めるとまだ90株ほどあります。

もうイノシシに食べられずに大収穫出来ますように!

おっと、サルにも茎を齧られませんように!
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オーナー制里芋畑危機一髪

2019-08-03 14:25:37 | ガーデニング
電気柵の下の草刈りは結構頻繁に行っていたのですが・・・

横浜へ行って槍ヶ岳家族登山をして帰って来るまでの4日間に

カボチャとサツマイモの蔓が数えられない程電線に絡まっていてアース状態となってしまっていたので、

31日の夕方はとりあえずナスの収穫だけ行い、翌日に草刈りと絡まっているツルの処理をしようと思っていました。


本来は電気柵のショックに驚いたイノシシは電線を見ただけで畑には近か付かないものですが

この1日の遅れが悲惨な結果になってしまいました。

イノシシはエサを目の前にして電線に触ってしまったけれども電撃ショックがなかった為か

電気柵の支柱をへし折り、引き抜いて畑の中に侵入し、里芋を食べ、

さらには生姜を何本もへし折っていたのでした。


錆鉄人が畑に入る場所は生姜畑の所で、

生姜がへし折られていたのでハナレ猿かな?と思ったのですが・・・

左側の電線が不自然にたわんでいるので、おかしいなぁと思って見に行くと・・・



あれっ?支柱が倒れている!

そして、その向こうには見るも悲惨な状況になっているではありませんか!



ガーン!

そして、里芋畑の奥のほうまで・・・



さらには里芋畑の中間部でも食べられていて被害は30株以上!!

でも、運良くオーナー制の里芋畑はその日は被害無しでした。


しかしながら、味をしめたイノシシは毎日エサを食べに来るはず!

錆鉄人は猛暑の中(しかも槍ヶ岳の疲労が残っている中で・・・)で草を刈り、電気柵を設置し直しました。



よし、これで今夜エサを食べに来たイノシシは電撃にあってビックリして当分は畑に近寄らないだろう!

錆鉄人は安心して疲労回復の為にビールを何本も飲み寝たのでありました。

翌日(8月2日)、錆鉄人は何の不安もなく里芋畑に行ったのでありました。

が・・・

またまた電線が不自然にたわんでいるではありませんか!

回り込んでみると



またまた支柱がへし折られ、電線は地を這っています。

ガーン!

しかしながら、里芋畑を見ると食い散らかされた葉っぱは萎れています。

どうやら、安心して電線に鼻先を引っ掛けて侵入しようとした瞬間

高電圧の雷撃をくらい、びっくりして電線ごと支柱をなぎ倒して逃げたものと思われます。



イノシシの獣道



雷撃を喰らったイノシシはもう電気柵に触れようとしないとは思いますが、

念のために電気柵を二重化しました。


3日目の今朝は電気柵に異常はありませんでした。

このまま無事に収穫出来るように、草刈りと蔓の始末をしっかりやらなければなりません。
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事件は遂に養豚場でも起きたけれど

2019-08-02 07:58:25 | 田舎暮らし
イノシシが人が住んでいる住居に侵入しようとして玄関の引戸を壊した為、

錆鉄人は区長として

「事態はここまで来ているという事を広く知ってもらい対策を考えて欲しい」と考え

新聞社に電話して取材してもらい新聞記事となったのですが、

それを見たTBSテレビから取材申し込みがあり

「このような状況はここだけの問題ではなく、中山間地のあらゆるところが同じように被害に苦しんでいるという事を

 市の職員も、県の職員も、国も、ましてや東京にいるぐうたらな評論家に知らせて欲しい!」

と考えて取材に協力したのですが、

29日横浜の娘夫婦宅であさチャンを見たら単に被害の状況のみで、訴えたかった事は伝えてもらえず終いでした。

テレビ取材は横浜に出発する前々日と前日で、錆鉄人は誠心誠意取材協力したのでしたが・・・

 
しかたがない、済んでしまった事と考え、槍に登ったのですが

なんと槍ヶ岳山荘にいる時に携帯が鳴り、出ると取材に来た新聞社の記者でした。

越前市の養豚場で豚コレラにかかった豚が見つかった事に対してコメントを求めていたようでしたが

電波状況がギリギリでプッツンしてしまいました。

豚コレラが見つかった養豚場は近所の可能性が高く

安易なコメントをすると一生恨まれないとも限らないので神が電波を止めたのかもしれません。

という事で31日家に戻って疲れた身体に鞭打って畑やプランターへの水やり、野菜の収穫を終え

ビールを飲みながら溜まっていた新聞を見ると、連日その養豚場の記事が大きなスペースを割かれていました。

起きてしまった養豚場は気の毒ですが、

噂によると7日に僅か1.5kmしか離れていない地点で豚コレラに罹ったイノシシが見つかったというのに

イノシシの侵入を防ぐ対策をしたのは2週間も後だったとか(あくまでも噂ですが・・・)


何か怪しいと思って「豚コレラ 支援」で検索してみると

殺処分をした豚は評価価格で全額支援(つまり被害は0円!)

埋却や場内・設備の消毒などは県が行うので費用は無し

つまり直接の被害は0円なのです!

風評被害とかあると思えないし・・・

知事は豚にワクチン投与を要請していますが、

豚コレラ汚染地域と認定されて輸出が出来なくなってしまう為にブタへのワクチン投与は行わず

イノシシにワクチンを投与して豚への感染を防ぐという訳の分からない対策をしているのが現状です。


案の定、31日の夕暮れ前には何ともなかった畑でしたが。

1日に野菜を収穫に行くと電気柵の電線がたわんでいます。

不思議に思ってその先を見に行くと電気柵が引き倒され、里芋が30株近く食べられていました。

電気柵をしていたのですが、4日間留守にしていた間にカボチャやサツマイモの蔓が何本も電線に伸びていてアース状態になり

イノシシは易々と電気柵を押し倒して侵入したものと思われました。

被害が30株近くで済んだのは単に満腹しただけに違いなく、また今夜も食べに来るのは間違いないと考え

電気柵の下の草刈りを行い、からまった蔓は全て引きはがし、

折れた支柱を取り換えてもう一度電気柵を設置しました。

やれやれ、これで今夜来たイノシシはビックリして当分は近づかないだろうと安心したのでした。


ところが、今朝野菜を盗りに行くとまた電線がたわんでいるではありませんか!

ガーン!

また里芋畑の向こう側まで見に行くと、支柱が折れて電線が地面を這っています。

しかしながら、辺りに散乱している里芋の葉っぱは昨日のもののようで萎れていて

新たに里芋は食べられていないように思われました。

高電圧に驚いて飛び跳ねたショックで電線を引っ張り上げて支柱が折れたものと思われます。


これで、今夜こそ壊されなくなると思うのですが・・・

今から再修理です。

わが家の被害は・・・誰も補償してくれません。

わが家の電気柵等の設備費も設置に要する手間も誰も補償してくれません。

同様に、近所、近辺、日本中の山に近接した集落では同じような被害が起こっているのですが

それらの被害はは・・・誰も補償してくれません。

田圃や集落の周囲に設置する電気柵等の設備費に関しては半額の補助が出るようになりましたが

養豚場のように県の職員が作業を行ってくれるわけでもなく、設置に要する手間は誰も補償してくれません。

電気柵は雪が降ると電線に積もった雪の重みで支柱を折るなどの被害が出るので毎年設置と撤去の作業が必要で

電気柵の下は草が伸びるので年に何回も草刈りをしなくてはいけません。

このような作業ははほとんどが限界集落の中山間地であと何年続けられるか・・・


それでも、イノシシを生かす為にワクチン入りのエサを撒き続けるのでしょうか?

イノシシはさらに数が増え、中山間地から都市部にも侵入するようになるのは必定です。

イノシシだけではありません。

サルは対策がほとんど不可能でやられ放題です。

ここにはまだ鹿は現れていませんが、鹿はサルと同じかそれ以上に大変らしい。


錆鉄人の集落のある谷にはさらに奥に2つの集落があるのですが、

いちばん奥は超限界集落で、そこに住む知人の話を聞くと

畑で野菜を作る人さえほとんどない為に「エサ」がない状態なので、イノシシもサルも出てこないと話しです。

一生懸命に育てた作物をを盗って行くサルにはお手上げで、錆鉄人の済む集落でも畑をする人は半減しています。


江戸時代には年貢が高くて村人が一斉に逃げ出す逃散がありましたが、

このままサルやイノシシ、鹿などが増えていくと「逃散」せざるを得なくなるかもしれませんが

その時、県や国が支援してくれるとは思えません。


つまり、住民(錆鉄人も)は頑迷にイノシシ、サルと戦い続けるしかないのですが

イノシシは武器を持たない人間に慣れて恐れなくなって住居に侵入するまでになったのです。


国よ、せめて我らに武器を与えよ!

(何百万人もの人が困っているので獣対策を主張すれば、

 NHKなにがしよりもはるかに確実に国会議員にもなれると思う、そういう人は現れないかなぁ~)


さあ、またサル軍団が近くまでやって来た!

迎撃を楽しもうっと(負け惜しみですが・・・)

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