今日は、朝から かなり体力が回復したため、休息を利用して、
添加物のない食物を 用意した。
(貧乏性だなぁ、ホント!)
1)田舎から送られてきた大量の人参を、煮物にしたのが
朝食の主なるおかず。
人参保存食:鮮度の良いうちに、軽く湯がいて、冷凍。
2)田舎から送られてきた大量のさつまいもに熱を入れて、
天日干しをした。 保存食「干し芋」のスタート初日だ。
暑い夏に、水分が体内から欠乏した時にみまわれる 「熱中症」。
今年も、おそらく多くの人が かかるだろう。
ナトリウム・カリウム・マグネシウム等がバランス良く含まれる
イオン飲料水を、常に飲むとよいらしい。
マラソンの時も、早く体内に水分を吸収させるために特別な飲料を
つくるように、自分もはじめてそういうことを 強く意識した。
かなり昔の日本人は、湧水や岩清水から流れるミネラル水と一緒に、
肉体労働の休みには 塩分の強い漬物や おにぎり&梅干しを 食していた。
おやつには、庭に実っている季節の果物を持参した。
果実には、バランスの良いビタミンやミネラルも含まれている。
科学的に考えても、素晴らしい食生活だったのではないかと思った。
※田舎の私の実家に実る柿(秋) 大きくて美味しい!

その上に、あまぁ~いんですョ。
すでに土地の栄養が不足している昨今、昔のような健康的な野菜も
素材も手に入らない。
昆布も、かつおぶしも、相当の値段を出さないと、昔の味は出せない。
それでも、足りない部分は知恵で補足しながら、地産物を利用して、
生活環境にあった食生活や風習を維持するだけで、健康的ではないのか。
なんとなく、素朴なことを・・・
わかりきっていながら、自分が体感できていなかったことを・・・
深く考えていなかった「言葉だけのこと」を、あらためて しみじみと感じた。
これも、今回の体調不調が 影響してのことである。
昨今は、子供の生活習慣病改善のために 「食育」が 注目されている。
何でもないようなことだが、本当に大事なことだと思う。
命の大切さも、食の在り方も、自然の循環も、身近に感じることを
(脳成長がおわってしまい、人格ができあがってしまう前に・・・)
幼少時代からできるのなら、大事な教育としての一環になると思うからだ。
それに食糧自給率が低い日本ならではの現状は、きちんと伝えていく。
でなければ、経済・政治にも影響する問題にも、太刀打ちできない。
未来の日本の食生活を守っていくべき次世代は、子供たちなのだ。
せめて、自分たちの身体を形成している食の背景というものを、
ちゃんと知るべきであり、もっと教える(体験する)べきだと思う。
知識と言葉だけでは、深く理解できないというのは当然のことー。
ご高齢の皆さんは、「時代が違うんだよ」と馬鹿にされても、
決してあきらめないで、そして短絡的に相手を否定しないで、
「昔話を、懐かしく、やさしく、話してあげてほしい」と思ったりした。
若い世代や、子供が、少しでも興味をもってくれるように・・・・。
私も、これからは、「おばあちゃんの知恵袋」を集めていきたい。
※今日も、初体験「干し芋」の作り方の極意を教わった。
だって、明日も天気だけど、自宅にはいられないから。