公明党は政府の原発輸出政策について「日本の技術は高く、厳格な安全基準を新たに作ったとして(輸出を)求められれば、拒否することでは必ずしもない」と述べ、条件付きで容認する方針を示した。民主党政権時代の一昨年、ヨルダンなど4カ国に原発輸出を進める原子力協定の国会承認案に反対していたが、「(当時は)東京電力福島第1原発事故後の検証が無く、厳格な安全基準も無いなかで、時期尚早との慎重論があった」「今は厳格な基準が示されている。(原発輸出によって)日本より低い技術が広がることを防げる」という。一昨年と今と、何か変わっただろうか。呆れて物が言えない。……東日本大震災の復興予算が被災地と関連の薄い事業に使われていたことを批判されていた復興庁と財務省は、まだ使われていない都道府県や公益法人の基金1017億円を国に返還するよう求めた。政府は2011年度第3次補正予算と12年度当初予算で基金に1兆1570億円を配分しているが大半は執行済みで戻らないという。何度聞いてもひどい話だ。誰がどう決めてそうなったのだ。責任を追及すべきだろう。返還を求めたうち都道府県の所管分は386億円に上るが、国は強制できるわけではない。返還指示は守られるだろうか。……自民党の石破幹事長はテレビ番組で、米軍新型輸送機オスプレイ訓練の一部を大阪府の八尾空港で受け入れるとする維新の会・橋下市長の構想について「空港は住宅街にある。そんなところで訓練ができるわけがない」と述べ、実現は困難との見解を示したという。だったら普天間からも追い出せというのだ。昨日普天間で目撃したオスプレイは住宅等の至近というかほとんど真上を離陸していったぞ。……EU欧州議会は、フランスでイスラム系移民らに対するヘイトスピーチ(憎悪発言)が問題とされている極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首の不逮捕などの免責特権をはく奪することを決めた。同氏は2010年、イスラム教徒が路上で祈りをささげることを「軍事力によらない占領」と表現。「宗教上の理由で特定集団への憎悪などを扇動した罪」に当たるとしてフランスの司法当局から事情聴取に応じるよう求められていたが、応じていなかった。今後、フランス国内で司法手続きが進む見通しという。日本でも差別発言を取り締まる動きが出るべきではあるが、表現の自由との抵触について、そうとう丁寧に扱わなければならないだろう。そうした法律ができたらそれを悪用されかねないからだ。
7月2日は朝から米軍北部訓練場メインゲート前に。工事用の大型車両の出入りはなかったが、作業員ぽいのが乗ったワンボックスカー1台が入っていた。途中で締切原稿を書ききるためにトゥータン屋に引き揚げたが、その作業員らがN4地区に入って測量しているという報で、戻る。沖縄防衛局はヘリパッド建設工事を再開しようとしており、同日、琉球新報の取材に対し「7月2日、『N―4―2地区』の着陸帯に係る現地作業に着手した」と回答。……屋我地島の塩田遺跡発掘中の小島曠太郎・江上幹幸のクジラ専門家のお二人が高江に足を伸ばしてくれて、私は高江を離れる。6月に名護市が文化財指定した塩田の写真が名護市広報紙の表紙になっている。小島さんは製塩用の煙突という重要な発見をしたのである。「塩」の歴史のたいせつさはこれから見直されるだろう。……昨年犬島で上演した野外劇『内海のクジラ』再演を見越して、インドネシアの捕鯨村・ラマレラの衣裳を小島曠太郎さん経由でラマレラ現地に発注をお願いする。息子を大学に行かせたいというサンガさん一家に依頼することに。……18メートルのマッコウクジラを捕った時の写真を細かく解説付きで見せてもらう。捕鯨は「漁」ではなく「狩猟」だという話に盛り上がる。……翌日の高江は、午前7時半に、ワンボックスカー1台とトラック1台がメインゲートに入ろうとしたのに抗議、追い返すことに成功したという。私は帰京した。空港でやっと沖縄そばを食べた。
写真は、高江の若き天才・ピコ画伯が、私が購入した「山城博治シャツ」のヒロジさんの似顔絵の横に描いてくれた、私の似顔絵です。ありがとう!
博治さんはヘリパッド建設から高江を守ってきた中心の一人です。
↓山シロ博治後援会
http://yamashirohiroji.com/
↓博治さんと保坂展人さんの対談
http://yamashirohiroji.com/global-image/units/upfiles/285-1-20130702123317_b51d249fd0bd2b.pdf
7月2日は朝から米軍北部訓練場メインゲート前に。工事用の大型車両の出入りはなかったが、作業員ぽいのが乗ったワンボックスカー1台が入っていた。途中で締切原稿を書ききるためにトゥータン屋に引き揚げたが、その作業員らがN4地区に入って測量しているという報で、戻る。沖縄防衛局はヘリパッド建設工事を再開しようとしており、同日、琉球新報の取材に対し「7月2日、『N―4―2地区』の着陸帯に係る現地作業に着手した」と回答。……屋我地島の塩田遺跡発掘中の小島曠太郎・江上幹幸のクジラ専門家のお二人が高江に足を伸ばしてくれて、私は高江を離れる。6月に名護市が文化財指定した塩田の写真が名護市広報紙の表紙になっている。小島さんは製塩用の煙突という重要な発見をしたのである。「塩」の歴史のたいせつさはこれから見直されるだろう。……昨年犬島で上演した野外劇『内海のクジラ』再演を見越して、インドネシアの捕鯨村・ラマレラの衣裳を小島曠太郎さん経由でラマレラ現地に発注をお願いする。息子を大学に行かせたいというサンガさん一家に依頼することに。……18メートルのマッコウクジラを捕った時の写真を細かく解説付きで見せてもらう。捕鯨は「漁」ではなく「狩猟」だという話に盛り上がる。……翌日の高江は、午前7時半に、ワンボックスカー1台とトラック1台がメインゲートに入ろうとしたのに抗議、追い返すことに成功したという。私は帰京した。空港でやっと沖縄そばを食べた。
写真は、高江の若き天才・ピコ画伯が、私が購入した「山城博治シャツ」のヒロジさんの似顔絵の横に描いてくれた、私の似顔絵です。ありがとう!
博治さんはヘリパッド建設から高江を守ってきた中心の一人です。
↓山シロ博治後援会
http://yamashirohiroji.com/
↓博治さんと保坂展人さんの対談
http://yamashirohiroji.com/global-image/units/upfiles/285-1-20130702123317_b51d249fd0bd2b.pdf