那覇市長選、現職の城間幹子氏にあっさり当確、2期目に続くことになる。
先に県知事選になった玉城デニー氏、豊見城市長になった山川仁氏に続く、辺野古新基地建設反対のオール沖縄陣営の勝利が続く。
「辺野古新基地建設反対の圧倒的な民意」は、この三つの選挙結果で、しっかりと確認された。
そして、「民意に対する現在の政権の向き合い方があまりにも強権的である」ことは、もっと共有されるべきである。
当たり前のことを言う。
「辺野古移設が前提」という「リンク論」は、正当なものではない。
日本政府が約束したはずの「普天間基地5年以内の運用停止」は、「辺野古新基地建設」の問題よりも、優先されなければならないはずだ。
運用停止にしなければならないだけの、正当な理由があるからだ。
住民は、生命の危険にさらされ、生活を妨げられている。
「普天間基地5年以内の運用停止」が先である。期限は来年2月である。
安倍政権が「政府の立場は変わらない」と断言するなら、そのことについてであるべきだ。
日本政府は、「普天間基地5年以内の運用停止」を、あらゆる交換条件抜きで、アメリカ側に要求しなければならない。
二つの問題は別々にあると、何度も確認されてきた。
本来、そうでなければならなかったのだ。