安田純平さんが拘束されている期間中、一メートル五十センチのサイズの場所に八ヶ月のあいだ閉じ込められていた話には、かなり衝撃を受ける。
それはつらい。その状態でしかも身動きできないというのだ。フィジカルにつらい。どうしようもなくむごいことだ。
フィジカルには自由なつもりでも、精神的に身動きできない。そういうときもある。それは時として自己責任である。
とにかく動くしかない。拘束されている中、自由の貴重さを思ったという安田さんの話に、頷く。
こちらはまだまだ自由である。
写真は、今年1月、沖縄県国頭郡東村平良の浜に打ち上げられた、ザトウクジラ。