Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『サイパンの約束』上演中です

2018-11-26 | Weblog

『サイパンの約束』上演中です。

東京公演は2日の日曜日までですからあと一週間、あっという間です。おみのがしなく。

昨日は森達也氏(映画監督・作家・明治大学特任教授)とのアフタートーク。

私が午前中別件で劇場入りできておらず、ろくに打ち合わせもしないぶっつけトークで、森さんには失礼いたしました。

ドキュメンタリーと演劇の虚実の海を渡る共有面について、ずいぶん話しました。

『サイパンの約束』が内容的には九割方、史実通りであることも、お話ししました。

で、いきなり森さんががかつて演劇をやっていた話が出てきて、びっくり。

たまたま今日観に来ていた南谷朝子さんも、森達也さんと30年前、かつて俳優どうしとして共演していたのだと教えてくれた。朝子さんによると2人の競演作は「真夏の世の夢」(作北村想・演出長嶺崇文)だそうだ。

森さんが監督するはずだった望月衣塑子さん原作『新聞記者』の映画化についても、舞台でないところでエピソードを聞いたりしました。
 
さて、昨日は終演後、本作の参考文献でもある「グアム・サイパン・マリアナ諸島 を知るための54章」の著者、中山京子さん(帝京大学教育学部)が主宰しているサイパン等マリアナ諸島の先住民のダンス「チャモロダンス」のグループ「グマ・ファマグウン・タノ・ザニ・タシの皆さんが、腰に布を巻く伝統衣裳を身につけて、楽屋までいらしてくださいました。この出会いと公演の成功の祈念などの意味を込めて、「儀式というとちょっと固いのだけれど」と言いつつ、ギターとジャンベの伴奏ありで、ダンス・歌のショートパフォーマンスをパフォーマンスもみせてくださり、感激、感謝でした。
 
私は初日の日は夜に福島の佐藤茂紀さんの劇団公演のアフタートークに出演、昨日は京都の高間響さんの「笑の内閣」の、なんと午前十一時からの上演のアフタートークに出演。ばたばたの日々であった。
 

さて、前川喜平(現代教育行政研究会代表・元文部科学事務次官)、寺尾紗穂(音楽家・エッセイスト) 両氏のアフタートークの日も、そろそろ前売完売が近づいております。今回は客席をフルに広くとっているので余裕があると思っていたのですが、さすがに埋まってきました。ご予約を希望される方はお急ぎください。

公演情報は以下の通り。

↓ 

 

『サイパンの約束』

 

11月23日(金・祝)〜12月2日(日) 座・高円寺

12月11日(火) 岡山市立市民文化ホール

14日(金)〜16日(日) 伊丹AI・HALL

20日(木)・21日(金)  愛知県芸術劇場

 

 

作・演出 坂手洋二

 

[出演]

渡辺美佐子

中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和

間宮啓行 円城寺あや 大西孝洋 さとうこうじ

咲田とばこ 樋尾麻衣子 杉山英之 荻野貴継

武山尚史 山村秀勝 和田光沙

 

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)

音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督○森下紀彦

美術○じょん万次郎

衣裳○小林巨和

演出助手○山田真実

文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ

写真○姫田蘭

宣伝意匠○高崎勝也

協力○岩淵ぐるうぷ 浅井企画 劇団ジャブジャブサーキット 

制作○古元道広 近藤順子 

後援○杉並区

提携○NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

 

 

ゲストと坂手洋二によるアフタートークあり。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

 

25日(日) 森達也 (映画監督・作家・明治大学特任教授)

28日(水) 前川喜平 (現代教育行政研究会代表・元文部科学事務次官)

30日(金) 寺尾紗穂 (音楽家・エッセイスト) 

 

【国内ツアー】

[岡山] 12月11日(火)市民文化ホール

[伊丹] 12月14日(金)〜16日(日)AI・HALL 

[名古屋] 12月20日(木)・21日(金)愛知県芸術劇場

 

 

http://rinkogun.com/Saipan_Tokyo.html

 
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