写真は、全国順次公開中の映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』より、関東大震災の光景。
『九月、東京の路上で』の作者・加藤直樹も、この映画の日本国内での展開に協力している。
「東日本大震災」のその日から、八年が過ぎた。
そして、かつての「関東大震災」から、百年近く。
私たちは、歴史から学ぶことができているだろうか。
未曾有の惨事を体験し、現在も続くその被害に苦しみながら、原発推進をやめない。誤った方向に進み続ける政治を見直さない。
作られた流言飛語による民族差別と虐殺の歴史を、正視しようとしない。むしろ確信犯として、フェイクニュースを生産し、そこに溺れている。
勇気を持って世の中を変えようとしなければ、このままどこまで転落していくかわからない。
映画『金子文子と朴烈』と、演劇『九月、東京の路上で』は、ぜひともセットで、観ていただきたい。
『九月、東京の路上で』再演は、3月15日 (金) ~31日 (日) 、下北沢ザ・スズナリ。四月はツアーに出る。
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http://rinkogun.com/Kugatsu_Tokyo_March.html
映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』
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http://www.fumiko-yeol.com