Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『沖縄戦と琉球泡盛』の英題は「Get back Peace from Battle Field:Ryukyu Awamori Story」としました

2025-01-17 | Weblog
必要があって、『沖縄戦と琉球泡盛』上演作の英題を用意せねばならず、
「Get back Peace from Battle Field:Ryukyu Awamori Story」
と、しました。

決定するまでに、複数の方にお世話になりました。

AI的に訳すと「Okinawa Battle and Ryukyu Awamori」。英語で直訳してしまうと、たんなる軍事用語になってしまう。

「Get back from Battle Field:Ryukyu Awamori Story 」
「Battele Field of Okinawa and Field of Ryukyu Awamori 」
というのも候補になりました。

日本語で「沖縄戦」といれた場合は、そこになにがしかの意味が入ります。
それは私たちの数十年の歴史認識の過程の間に培われたものです。
既に終わった過去の「沖縄戦」から現在。
その現在も「戦争」の危機にさらされている。
その現状認識の中で、あえて「Peace」を入れたものにしました。
意識しなければ、手に入れられないものだという、意志が入る形です。

写真、『沖縄戦と琉球泡盛』での、猪熊恒和。
終戦直後の焼け野原で、泡盛を再び造ることを可能とする黒麹菌を発見した、酒造者。
生き延びた彼が手にすることができたのは、再生を可能とする泡盛の「いのち」であり、それを守ることのできる「Peace」でした。
撮影・姫田蘭。




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