必要があって、『沖縄戦と琉球泡盛』上演作の英題を用意せねばならず、
「Get back Peace from Battle Field:Ryukyu Awamori Story」
と、しました。
決定するまでに、複数の方にお世話になりました。
AI的に訳すと「Okinawa Battle and Ryukyu Awamori」。英語で直訳してしまうと、たんなる軍事用語になってしまう。
「Get back from Battle Field:Ryukyu Awamori Story 」
「Battele Field of Okinawa and Field of Ryukyu Awamori 」
というのも候補になりました。
日本語で「沖縄戦」といれた場合は、そこになにがしかの意味が入ります。
それは私たちの数十年の歴史認識の過程の間に培われたものです。
既に終わった過去の「沖縄戦」から現在。
その現在も「戦争」の危機にさらされている。
その現状認識の中で、あえて「Peace」を入れたものにしました。
意識しなければ、手に入れられないものだという、意志が入る形です。
写真、『沖縄戦と琉球泡盛』での、猪熊恒和。
終戦直後の焼け野原で、泡盛を再び造ることを可能とする黒麹菌を発見した、酒造者。
生き延びた彼が手にすることができたのは、再生を可能とする泡盛の「いのち」であり、それを守ることのできる「Peace」でした。
撮影・姫田蘭。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます