藤原亮司氏に勧められた、立石の羊のお店「蘭州」でいただいた、羊のセロリ炒め。
裏切られない味でした。
翌日に埼玉でスタッフのU君と、ラムを食べた。
どうも羊づいていた日々だった。
さて、藤原さんが関西に引っ越してしまうので、立石に行くこともなさそうだ。
立石には「S寿司」という名店もあるらしいのだが⋯⋯。
今日は講義を終えた午後、有楽町に映画を観にいったが、あろうことか、完売。
すごすごと帰宅。
もちろんすることは、山のようにあるのだ。
有楽町も「東京の東側」だと認識している私がいる。「中央」のような気もするのだが。
西側の出身の私は、なかなか東京の東側には行かないものだ。
立石にはまた行ってみたいのだが。
ヒコ・カンパニー『マルコとグリーンの海』、観ました。
昨年だけでも『ゴールドボーイ』『ぼくが生きてる、ふたつの世界』という二本の映画で、尋常ならぬ成果を挙げられているシナリオライターの港岳彦さんが、演劇の世界に進出してこられたのです。
ご本人は、かつては、「高校演劇」の人、だったらしい! 『ガラスの動物園』を教科書に、最初の戯曲を執筆されたのだという!
港岳彦さんの映画界での活躍を、演劇界はわかっていないのかな。
彼の演劇への進出は、もっともっと、演劇界でも、話題になっていいはずです。
『マルコとグリーンの海』は、桜木梨奈さん、カトウシンスケさん、出演のお二人とも、好感の持てる、丁寧な、演技でした。
二人で110分を持たせること自体がたいへんなことだが、それ以上に、誠実な演技でした。この、至近の、「劇場でない場所で演じる」ということが、どういうことなのか、きちんと、わかっていらっしゃる。
切通理作さんがオーナーの会場、「ブックカフェ二十世紀」が劇場で、その場所を「借景」にしてしまった設定自体が、秀逸。「なるほど!」と思わせる、工夫の数々。その設定を生かした、最初の三十分の説得力に、唸らされる。
写真は、「撮影タイム」と言われて、なんとなく撮ってしまった、終演後の一コマ。
「ハラスメント」についての劇だけに、様々な感想が生まれるだろう。
ほぼ全ステージ完売ということもあり、再演されることは、必至。
感想は多々あるが、それはまた、いずれ。
皆さん、お疲れ様でした。