石垣市の「白百合」酒造所(創業74年の「池原酒造」)では、元日に蒸留と瓶詰めをした数量限定の「泡盛」が販売されることになっているということで、今年もそのニュースを目にした。
今年の元旦新酒は264リットル。蒸留したての泡盛には独特の甘さがあると言われる。もともとクセのある酒として知られている「白百合」だが、私はすっきりと呑みやすいと思っている。(写真のボトルは新酒ではないです)
地元の酒として石垣の人たちが買うのである。
私は昨年1月に行ったので、昨年の新酒を買うことができた。
それだけではなく、ラベルに「がんばろう! 能登半島」と記してある。
おそらく、酒造関係者としては、誰よりも早く被災地支援に乗りだしたのだ。
年末くらいから、新年を「復興元年」とか言っているらしい石川県馳知事は、一年経っていることを忘れているのではないか。
「泡盛」を含む日本の「伝統的酒造り」は去年、ユネスコの無形文化遺産に登録されたが、まあ、変わらず続けてゆかれるのであろう。
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