Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

新幹線の「車内ワゴン販売」終了

2023-08-08 | Weblog

東海道新幹線が「車内ワゴン販売」を終了するという。

一瞬、驚く。だが、無理もないのだろうと、すぐに思った。

駅の中にコンビニも充実してきているし、飲食持ち込みの増加も理由の一つではあるだろうが、労働力不足が一番の原因だろう。最近は時に駅中コンビニも締まっている場合があり、それも労働力不足故だろうということは容易に推察される。

「車内ワゴン販売」は値段が高いこともあって、私もほとんど利用していない。その意味では、残念がるということでもないし、申し訳ない。

ただ、既に、ある世代の人達に、「昔の新幹線には食堂車があったんだよ」「ビュッフェと呼ばれる簡易食堂売店もあったんだよ」と言っても、信じてもらえない時代になっている。「車内ワゴン販売」をやっていたことも、信じてもらえなくなる日が来るかもしれない。

山田洋次監督の映画『幸せの黄色いハンカチ』で、北海道に旅に出る前の桃井かおりさんの役が「車内ワゴン販売」の販売員で、やたらお客に謝っているような場面があったような気がするが、もう、そういう描写も、遠い時代、「昭和」、と、言われてしまうのであろう。

 

写真は、新幹線内で、駅員ではなく、警備の方が増えている構図。いろいろな形で、様変わりしているのだ。

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さすがに終わった気がする

2023-08-07 | Weblog

燐光群『ストレイト・ライン・クレイジー』。

公演が終わって一週間。

さすがに終わった気がする。

準備から含めて、一年。

長かった。

見逃して残念という連絡がいつもに増して、届く。

再演は、あるだろうか。

 

先月末から続いていた書き仕事が一段落、ということもある。

気持ちを切り替えるタイミング。

やらねばならないことばかり。

 

写真は、上演中の、スズナリ・の、ロビー。

祭りの最中。

祭りには、終わりが来る。

 

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スカイツリーには登ったことがない

2023-08-06 | Weblog

スカイツリーには登ったことがない。

写真は三日前、とても大切な打ち合わせのため、近辺まで行ったときのもの。

スカイツリーは透けているので、アングルによっては満月がスカイツリー本体越しに見えるのだと教えられたが、なかなか写真には、うつせない。

ありがたい出会いの日であった。

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ウクライナ映画 「キャロル・オブ・ザ・ベル」

2023-08-05 | Weblog

ウクライナ映画「キャロル・オブ・ザ・ベル」を、観る。

昨年来ウクライナに何度か取材に行ったジーナリストの知人が推薦していたからだが、ほんとうに、観てよかった。

昨年夏にウクライナの戦争小説を、大阪の野外音楽堂でリーディングしたが、その時代から繋がる内容である。民族、宗教、国籍で人間を分断することの愚かさが、おそろしく胸に迫ってくる。

製作年は2020年。ケーフ在住の若い監督が、戦争の記憶を朽ちさせまいと手掛けたものだと思うが、じっさいに新たな戦争が始まってしまったという、残酷な現実。

私は11年前にウクライナのフェスティバルに招かれ『屋根裏』を上演したが、当時はロシアの演目が存在感を示していて、この国のロシアとの関係のただならなさは、本当に、私のような者が外から見ても、そうそうわからないものであった。

自分の上演にかまけて、このところ映画は全然観ていなかったし、最近の映画を多く観ているわけではまったくないが、この映画はお薦めである。

 

 

https://carolofthebells.ayapro.ne.jp

 

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吹田メイシアター公演 プレ企画 8月9日(水) 14時より

2023-08-05 | Weblog
吹田メイシアター「わが友、第五福竜丸」公演 プレ企画 講演「第五福竜丸」の歴史 + トーク「ゴジラからはじまる、ドラマ表現の中の放射能被害」が、8月9日(水) 14時より、開催されます。
 
 
燐光群「わが友、第五福竜丸」 吹田メイシアター公演 プレ企画
講演「第五福竜丸とは」
 
8月9日(水)

14:00〜15:30 13:30開場

小ホール

1954年アメリカ合衆国がビキニ環礁で行った水素爆弾実験により、多量の放射性降下物「死の灰」を浴び、乗組員23人が被ばくした マグロ漁船「第五福竜丸」。
今回、社会性・実験性の高さと豊かな表現力を兼ね備え、斬新で意欲的な公演を重ねてきた劇団「燐光群」が12月6・7日に同船の物語を描きます。そのプレ企画として、講演会を開催します。

◆第一部 講演「第五福竜丸」の歴史
     市田真理氏(第五福竜丸平和協会学芸員)

◆第二部 トーク「ゴジラからはじまる、ドラマ表現の中の放射能被害」
      坂手洋二氏(燐光群主宰、劇作家・演出家)×市田真理氏

無料
(要申込、先着100名)
ご来場者様(代表者のみ)のお名前、電話番号、参加人数をメイシアター へ電話(06-6386-6333)もしくは メール(jigyo@maytheater.jp 件名「第五福竜丸」)にてお申込みください。

※ 未就学児はご入場いただけません。
※ お客様用の駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
  道路混雑緩和及び環境への配慮の観点から、公共交通機関をご利用ください。

■主催
(公社)国際演劇協会西日本センター(ITTI-JAPAN)/(公財)吹田市文化振興事業団

■共催
(有)グッドフェローズ/(公財)第五福竜丸平和協会

■本公演のお問い合わせ
メイシアター 06-6386-6333(9:00~18:30)
 
 
非核平和都市宣言40年を迎える吹田市では
7月20日~9月10日 吹田市立平和祈念資料館で「ヒロシマを伝える 原爆の絵」展を開催中
四國五郎の描いた絵本『おこりじぞう」(複製画)展ほか、記念上映・記念講演などがあります
8月4日~6日は 吹田メイシアターにて「市民平和のつどい2023」開催。古典芸能、映画上映、森山良子コンサートが開催されます。
長崎原爆の日 8月9日に、この吹田メイシアターで第五福竜丸のことビキニ事件のこと、そしてたぶんゴジラのことを語らせていただきます。
参加費無料
まだまだ お席に余裕があるようです。
ぜひ お運びくださいませ
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冷やし中華に罪はないはずだが

2023-08-05 | Weblog

冷やし中華に罪はないはずだし、昔から筒井康隆氏らの「一年中冷やし中華がメニューにあるべき」という運動にも理解は示してきた私なのだが、さて。

今年初めてというより、数年ぶりに冷やし中華を注文してみて、あ、これは違う、と思ってしまった。違う、というのは、もちろん私の思い込みのせいであって、ということはわかっている。ただ、たんに冷やした麺に酢醤油的なツユがかかっているだけだと、なんだか味気ないと思ってしまったのだ。これは、ここ何十年かの間に、東北地方などに多い、暖かいツユ蕎麦と同様にしっかりとスープの味のする、しかし冷たいツユの「冷やしラーメン」を知ってしまったからである。韓国式の冷麺もそうだが、冷えていても、ちゃんとスープの味がしてほしいのだ。だがそうなるともうそれは概念として「冷やし中華」ではないので、私が無い物ねだりをしているだけということに、なるのだが。

で、あと、夏が暑いからといって、必ずしも冷やしたものを食べる必要はないという当たり前の感覚が出てきて、まあ、現在の私は、夏にも熱い麺を、食べたいのである。

そうだ。冷やし中華に罪はない。私が裏切りの道を歩んでしまっているのだ。

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君たちはどう生きるか

2023-08-04 | Weblog
宮崎駿監督のアニメーション映画『君たちはどう生きるか』。
情報公開しないで大ヒットしているのは、めでたいとは思うが、なんだかなあ。既に観た周囲やネット上のいろんな人たちが、遠慮がちに感想を小出しにしか言わないのを聞いているのもいいかげんもどかしく、自分も観ることにした。早朝興業に飛び込む。さすがにガラガラ。
 
で、7月14日公開って、『ストレイト・ライン・クレイジー』と初日が同じじゃん。まあ、どうでもいいけど。
 
宮崎駿監督が「好きなように作りたいものを作った」という触れ込みだったが、どうなんだろう。思春期の内省みたいなことが、宮崎氏の原点ということか。ジブリ映画ならではという部分は、相も変わらずだし。女性観も既視感だらけ。まあ、それがいいという人もいるのだろう。四十年前の文化人類学的関心をまるごと肯定ではないにせよ同時代のこととして受け止めてきたという部分もあって、私も決して、ネガティブに観ていたわけではなかった。
 
ただ、個人的には、やはり、宮崎駿イズムの〈貴種流離譚〉変形の物語作りが、時として、そして結局は、現代天皇制システム容認の変形持続型か、脱構築というより再構築に、見えてしまうのである。そういうつもりじゃないだろうなあと思う部分もあるのだが、潜在している感じはあり。もやもやする。
 
 
「君たちはどう生きるか」というタイトルはいやだなあ。どう生きていいのかわからないままの自分だが、とにかくこれまで生きてしまっているし、今更「どう」と言われてもなあ。谷川俊太郎さん的に誰かに「本当のことを言おうか」と言われてドキッとするのと同種の、居心地の悪さが、あるなあ。
 
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終わってまだ四日しか過ぎていないのだが

2023-08-04 | Weblog

燐光群『ストレイト・ライン・クレイジー』。

公演が終わってまだ四日しか過ぎていないのだが、ものすごく昔のような気もしてくる。

 

終わってしまえば何も残らないのが演劇公演である。

前しか向かないし、動き続けていないと死んでしまう生き物なのである、演劇人は。

人に言われる前に自分から言っている、というだけのことなのだが。

 

虚しくないですか、と言われたこともある。

そんなことは考えていられないのである。

次のことをどうするか、ということに、既に入っているからである。

 

ただただ、共にものを作った仲間たちに、観てくださった方々に、支えてくださった方々に感謝する。

それだけである。

 

さて。

ものすごく尊敬し大切に思っている作品を作った方とじかにお会いしてもなかなか緊張して話ができないものである。昨日はそういう日だった。世界は広い。すぐれた人は本当にいくらでもいる。謙虚にならざるを得ない。

 

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丹野郁弓さんとの対談が掲載された 神奈川大学評論 出ました

2023-08-03 | Weblog

丹野郁弓さんとの対談が掲載された「神奈川大学評論」103号、出ました。

まあ、面白いのではないかと思います。

 

神奈川大学評論

1987年に創刊した「神奈川大学評論」は、“アカデミック・ジャーナリズム”をコンセプトとする雑誌です。 <知>の現場である大学ならではの広く深いテーマと、一大学という枠にとらわれない執筆陣による充実した特集。社会、歴史、政治、生命、思想、ジェンダー、世界情勢、記憶、未来──私たちをとりまく<いま> を、さまざまな切り口で展開しています。

最新号:第103号

    1. 建築逍遥
      テレビドラマに登場した心に残る建築:野村 和宣
    2. エッセイ
      ミッドウェー海戦の記録:澤地 久枝

特集=ことばの時間

  1. 対談
    演劇と言葉:坂手 洋二/丹野 郁弓
  2. 特集評論
    • 文字を持たない言語:中川 裕
    • 評論 とは、全く、おこがましいけれど:山之口 泉
    • 支配の言説と詩のことば──詩の方へ/詩の方から:笠井 嗣夫
    • 芋のつるを引っぱり、言葉を収穫する:大竹 昭子
    • 言葉を発見するということは……:大西 寿男
    • 作品を届けるための「ことば」──文化芸術のバリアフリー:山上 庄子
    • キラキラと輝く言語たち:吉岡 乾

  3. しっぽ花:杉本 真維子
  4. 特別寄稿
    劣化ウラン(DU)兵器とウクライナ戦争──被曝の観点から考える:上田 昌文
  5. 論壇時評
    日本国憲法の理解を更新する回路を探る──広島サミット後にあらためて考える:大門 正克
  6. 舞台時評
    人形遣いの芸の継承:三世 桐竹 勘十郎
  7. 美術時評
    「戸谷成雄 彫刻」展を見て:酒井 忠康
  8. 演芸時評
    「旅する少女歌劇団」を追う旅:鵜飼 正樹
  9. 科学時評
    水素は脱炭素の切り札?:川本 達也
  10. 世界から/世界へ
    インドの時代と海外移民:篠田 隆
  11. 研究の周辺
    文字なき民の歴史を書く逆説──社会人類学的断章:小馬 徹
    フランス文学から短歌へ──母語への回帰:佐藤 夏生
  12. 書評
    • スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著・奈倉有里訳
      『亜鉛の少年たち──アフガン帰還兵の証言 増補版』:越野 剛
    • 高宮利行著『西洋書物史への扉』:林 哲夫
    • 山崎佳代子著『ドナウ、小さな水の旅──ベオグラード発』:阿部 日奈子
    • 馬宏傑著・永野智子訳『最後の猿まわし』:松浦 智子
    • 中脇初枝著・うえのあおイラスト『世界の女の子の昔話』:菅沼 勝彦
    • ピーター・マクフィー著・永見瑞木・安藤裕介訳『フランス革命史──自由か死か』:川上 洋平
    • 李瑛恩著『朝鮮国民女優・文藝峰の誕生──日本植民地化の女優形成史』:杉原 賢彦
    • 西成彦著『死者は生者のなかに──ホロコーストの考古学』:加藤 有子
    • 佐藤俊樹著『メディアと社会の連環──ルーマンの経験的システム論から』:加島 卓
    • 髙村志保著『絵本のなかへ帰る(完全版)』:中岡 祐介
  13. 編集者のおぼえ書き
    編集者の功罪を考える:高橋 輝次
  14. 遅筆堂文庫だより(3)
    井上ひさしの『どん底』:井上 恒
  15. コラム
    正岡子規 人生のことば 第五七回:復本 一郎
  16. 歴史の証言 古文書の語る時代と社会(97)
    「経師」という名称の持つ力──『床飾錦額無垢』『大経師宗像暦』から:平田 茉莉子
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おめでとう!! 吉田 晃弘 さん、徳島城東高校の皆さん!!

2023-08-01 | Weblog

おめでとう!! 吉田晃弘さん、徳島城東高校の皆さん。

第47回全国高等学校総合文化祭 2023年かごしま総文演劇部門で、
吉田晃弘さん率いる徳島県立城東の『21人いる!』が、最優秀賞になりました。
 
演劇部顧問である吉田晃弘さんは、現役の高校の物理の先生です。
高校演劇というフィールドで、やすやすと世界レベルのアバンギャルド作品をものにしてきた、と、私は思っている。
もちろん徳島の先輩、紋田正博先生の影響もあるはず。
ここ数年来、「日本で一番ルネ・ポレシェに近い」と評してきたのは、私である。
つまり、彼は、ドイツの現代前衛演劇ど真ん中のエッセンスに近いものを、徳島で、自力で、体得していたのだ。 
私はこの四半世紀、なぜか四国、とくに徳島の、高校演劇に触れてきて、審査員にも何度か呼んでいただいている。
とてもありがたい出会いであった。
もう二十年以上前、紋田正博先生が養護学校の生徒たちと作った『まじめにヤレ』は、四国大会の審査員だった私が強く推して全国大会に出たのだが、高校演劇業界にはそのことについて未だにいろいろ言う人がいるらしくて、辟易することがある。
こうして、あらためて、四国、徳島の「前衛実験気質」が、正当に評価されることは、本当に、嬉しい。
 
吉田さんは今年の正月、自身の新作ではなく、マイケル・フレイン氏の傑作『コペンハーゲン』を、自分のユニットで、梅ヶ丘BOXで上演してくれた。物理の先生が物理の劇を上演した、というわけだ。自分も俳優で出た。楽しそうだった。
 
今年三月は、忙しい中、私がハンブルクにセゾン文化財団〈サバティカル〉で滞在しているタイミングで、原サチコさん出演の新作と『ジュリアス・シーザー』を見るために、ドイツまで来た。ほんとはベルリンの国立劇場フォルクスビューネでやっていたルネ・ポレシェの新作も、見せたかった。写真の彼は、そのとき、ハンブルクで一緒に川の観光をしたときのもの。
 
そして『ストレイト・ライン・クレイジー』に登場していた新人俳優には、もともと彼の教え子で、高校演劇全国大会に出演していた人も、いるんだ。そのことはまた、いずれ。
 
吉田さんは全国大会は経験済みだが、最優秀は初めて、ということだ。
 
とにかく、よかった。我がこと以上に嬉しい。
 
 
第47回 全国大会の他の賞は、
 
優秀賞(上演順)
北海道網走南ケ丘『スパイス・カレー』
島根県立三刀屋『ローカル線に乗って』
東京都立千早『フワフワに未熟』
 
創作脚本賞 埼玉県立秩父農工科学『群白残党伝』 作:コイケユタカ
舞台美術賞 久留米大学附設『戯王【gi:oh】』
内木文英賞 津曲学園鹿児島『本当の朝』
東京演劇大学連盟賞 徳島県立城東『21人いる!』
 
 
最優秀・優秀の4校は、8月末に東京国立劇場優秀校公演に推薦され、上演されるそうです。
 
たのしみだ。でもその時、東京にいるのかな、おれ。
 
 

 

 
 

 

 

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セゾン文化財団の2024年度 公募プログラム が発表されました。

2023-08-01 | Weblog

公益財団法人セゾン文化財団の2024年度 公募プログラム が発表されました。

 

今回から申請書交付申込が、フォームから可能になったそうです。

パイロットプログラム「海外リサーチ活動支援」(上限個人50万/グループ100万)が新設されました。

創造環境イノベーション「舞台芸術の観客拡大策」は継続、ということです。

9/21(木)申請書交付締切。

 

劇団創始期から、ずっとお世話になってきました。心から感謝しています。

私が今年2月3月と海外に渡航していたのも、セゾン文化財団の助成事業〈サバティカル〉枠です。

 

https://www.saison.or.jp/application

 

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走り抜けられたことの感慨

2023-08-01 | Weblog

燐光群 『ストレイト・ライン・クレイジー』日本初演、無事に公演を終了できたことの幸福をあらためて噛み締めている。

昨年同時期の『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』は、プレビュー初日にコロナ感染者が出て、即、開幕を見合わせ、20ステージ中、12ステージが上演できなかったのだ。それでも8ステージができたのは、奇跡だった。

無事だった私も公演終了後、感染、入院を余儀なくされた。

悪夢の日々だった。

一年前の夏の厳しさを思うと、本当にありがたいことである。

走り抜けられたことの、感慨。

感謝しかない。

 

あらためて、ご来場の皆様、ありがとうございました。

スタッフ・キャストの皆様、お疲れ様でした。

 

写真・森尾舞。昨年同時期の『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』が、燐光群初出演だった。あの演技も、もっと多くの人に見てもらいたかった。

撮影・姫田蘭。

 

燐光群 『ストレイト・ライン・クレイジー』

作 = デヴィッド・ヘア、翻訳 = 常田景子、演出 = 坂手洋二

出演 = 大西孝洋、猪熊恒和、森尾舞、武山尚史、南谷朝子、鴨川てんし、川中健次郎、坂下可甫子、遠藤いち花、中山マリ、樋尾麻衣子、尾形可耶子、西村順子、徳永達哉、瓜生田凌矢、島藤昌代

照明◯竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)音響◯島猛(ステージオフィス )舞台監督◯森下紀彦 美術◯じょん万次郎 音楽◯太田恵資 衣裳◯小林巨和 擬闘◯山村秀勝 演出助手◯水野玲子 イラスト◯石坂啓 

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下北沢は「ホットドッグ」の街にも、なるのか

2023-08-01 | Weblog

下北沢は「ホットドッグ」の街にもなるのか、というのは、『ストレイト・ライン・クレイジー』を上演していたザ・スズナリの一階入口階段の向かい・鈴なり横町内に「tonlist」というホットドッグの店ができたからである。新しく、ピカピカしている。

鈴なり横町内にもいろいろな店がある。一階突き当たりには以前にたこ焼き屋があって、演劇人が日替わりで焼いていたこともあってか、いろいろとお客が来て賑わっていた。入口階段の横には「バッキンガム宮殿」という名のカレー屋があるが、残念ながら入ったことがない。今は別なところにある「gakuya」というジンギスカン店は、昔はザ・スズナリの舞台階下にあった。

「ホットドッグ」の街にもなるのか、というのは、そこも私は入ったことはないが、「下北沢ミカン」なる井の頭線下の新商店街向かいにできた街路に面したホットドッグ屋も、そこそこ流行っているという噂だからだ。

鈴なり横町内「tonlist」がありがたいのは、そこはコーヒーも出すからで、ザ・スズナリにいらしたお客さんと開場前にお茶でも、となったときに、劇場すぐ近くに喫茶店がなく不便だった状況が、解消されたのだ。で、私も今回の上演中、一度だけ知人と「tonlist」に入り、チーズドッグも注文して、いただいた。ありがたいことである。

思い出すのは、もう四半世紀以上前だと思うが、「tonlist」があった場所だかその隣だったかのバーに、ある人に誘われて入り、実は夜逃げするか自己破産するかという事情を抱えたその人が、その店でお土産にカツサンドを作ってもらっていたことがあるのを思いだしたからだ。名物らしかったが、バーで出すカツサンドだからそんなに安くない。何か最後の夜というニュアンスみたいで未練というか名残惜しさからだったのか、とにかくその人はカツサンドを頼んだ。ちゃんと話したことは少ない人だが、今はどうしているのだろう。あれ以来、私の周辺にはいない。カツサンドとホットドッグ、すっかり忘れていたことを、パン繋がりで思い出してしまった。

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