黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの高津戸・要害神社参拝記(前編)

2022-02-04 15:23:12 | 小平川紀行・番外編

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、プーちゃんの前を通って、堀之内の北之方を歩いてきました。

プーちゃん、おはよう

プーちゃんも、ちょっとだけ反応して、遊びました

バイバイ、又ね

 

ひめちゃんちの夏みかんが、たわわに実り、いい色しています

植えた覚えがなく、たぶん台木だと思います。

本体は枯れてしまっても、台木が生き残ったのです。

今年はなのか、今の時期はなのか、とにかくいつもより甘くなってます。

現代の夏みかんほどではありませんけど、昔の酸っぱい夏みかんと比べると、遙かに甘い。

食べられます

皮が向きにくいのが難点ですけど。

 

 

 

お出掛け大好きなタバサねーちゃんにせがまれて、昨日、高津戸の要害神社に行ってきました

高津戸村も、江戸時代には小平村の領主・甲斐庄(かいのしょう)家の領地でした。

そんなわけで、高津戸付近は小平川紀行の番外編ということで、よろしくお願いします

 

要害神社は、何年か前に行ったことがあります。

変わっているかな?

 

要害山の要害神社には、ながめ公園を過ぎて渡良瀬川を渡り、この表示から入ります。

心細い山道ですけど、舗装されています。

対向車もなく、無事到着です。

展望台の脇に、付近の観光案内があります。

高津戸峡の方から、遊歩道が整備されています。

ボツボツ、やってくる人がいます

 

でも、タバサちゃん一行は、遊歩道ではなく要害神社を目指します。

こちらに進路を取る人はいません。

 

タバサちゃん、クンクン情報収集です

ここには、「熊出没注意」「猿出没注意」「鹿出没注意」等の注意看板はありません

タバちゃんも、あまりクンクンせずに進みます。

 

まもなく、一の鳥居です。

元は真っ赤な鳥居だったのでしょう

前回のこんな感じでした

 

 

落ち葉に、足がズブズブ。

しっかり落ち葉が積もってます。

舗装の道を歩くよ

大分登ってきました

 

 

二の鳥居が見えてきました。

ちょっと、険しい道だね

 

 

二の鳥居を過ぎると、黄色い花が見えます

ロウバイです

ロウバイの向こうには、三の鳥居です。

 

ここのロウバイの花は、花芯が赤い赤目のロウバイです。

きれいだね

 

 

三の鳥居をくぐります。

 

鳥居をくぐると、社殿が見えてきました。

でも、急階段で切り立ってます

ちょっと、きついね

タバちゃん、登れるかな?

 

 

(つづく)

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草木湖に架かる草木橋を渡って

2022-01-15 14:47:33 | 小平川紀行・番外編

寒い寒い朝です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、やっと岩神沼に到着です。

沼には、もちろん誰もいません。

赤城山の一番東の峯、小沼の辺りが真っ白です。

一級河川・粕川の源流である事に納得です。

 

帰り道、ひめちゃんはプーちゃんにシッポを振ってご挨拶です。

もしかしたら、恋の季節が来たかな?

 

 

 

 

 

(12月16日)沢入薬師堂からの帰り、ナビに従って渡良瀬川沿いを走ります。

あれ、御堂がある

 

見沢不動尊ですって

ちょっと失礼します。

ガラス戸に、後ろの景色が映ってしまいました

でも、お不動様が祀られている感じです。

修験者の御堂かな?

『勢多郡東村村誌』には、このあたりは修験者がたくさんいたとあります。

合掌

隣に広い空き地もあります。

かつては、修験寺院の境内だったかも知れません。

 

 

ナビに従って、国道122号線に出ます。

しばらく下ると、朱色の目立つ橋が草木湖に架かってます

渡っちゃいましょう

 

 

急遽、草木湖(草木ダム)に架かる草木橋を渡ります。

橋を渡って、湖の東に出ます。

観光バスとすれ違いました。

この先には国民宿舎があったのです。

 

 

国民宿舎の駐車場で付近の案内図を確認です。

道なりに、右岸の草木ダム展望台を目指します。

 

 

途中見かけた、双体道祖神です

あれ、鹿の角もあります

鹿も出没するのかな?

 

 

くねくね道を通って、(左岸)展望台です。

 

 

「皆さんようこそ草木湖においでくださいました」、ホッとなごむ言葉がありました

 

 

展望台からの風景です

 

四阿(あずまや)があります。

四阿の中には、大きな大きなぬいぐるみです

ホッと和む演出です

右岸展望台脇を通って帰ります

 

 

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続・円空さんも通った(?)沢入薬師堂

2022-01-12 19:30:42 | 小平川紀行・番外編

寒い朝でした。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、岩神沼まで行きました。

寒いから、誰もいなそうだね。

あれ、どこからともなく、黒いカモさん登場です

やっぱり、この沼に住んでます。

 

後閑(ごか)の五輪塔を通って帰ります。

かなり大きいものです

ひめちゃんかタバちゃんが、一緒に映ってくれるといいんですけど。

姉妹は非協力的です

 

 

 

沢入駅の側に、めだたなく薬師堂です。

階段を登って、ご挨拶です。

 

登り切ると、お二方のお出迎えです。

 

 

「沢入薬師堂仏像調査」ですって

「天正八年(1580)9月吉日」と墨書があるんですね

 

『勢多郡東村誌・通史編』では、

土地では薬師如来として信仰されているが、手首の欠損のため釈迦・薬師・阿弥陀か決定できない。像は桧の寄木造りで、台座・蓮座なども同期の作。八角の框座や蓮弁の形状などにも中世の手法が残っている。

像は、膝前で寄木し、通肩の衣紋は宋風の名残のある翻りが見受けられ美しい。顔は下ふくらみのある節目につくられ、頭部の肉髻は低い螺髪であり、頭部が猪首状に肩に下がる。そのため肩張りが大きく、室町時代後期の特色を示している。

仕上げは、黒漆の上に金箔を貼ったあとが見受けられる。当初は輝きのある姿だったであろう。

 

室町時代後期というか、天正8年(1580)の作品なのですね。

光り輝く仏像だったのです

 

そのころ、このあたりはどんな情況だったのでしょう?

黒川郷で、黒川衆の地元ですけど。

天正6年に上杉謙信が没して、東上州は混乱していたでしょうね。

 

 

さて、薬師堂に参拝です。

ガラスの隙間から、失礼します

約450年前は、なんとなく光輝いていたイメージもあります

合掌

円空さんも、たぶん逢っていったことでしょう

いつまでも衆生をお守り下さいね

 

さて、帰りましょう。

わたらせ渓谷鉄道、渡良瀬川、目の前に見えます。

さようなら、合掌

沢入薬師堂、ちょっぴり円空さんの足跡を感じられました

 

 

駅に戻る途中、元気なシバくんに逢いました

正面を向いた写真がありませんでした。

残念

 

 

駅に戻って、静かに駅構内を眺めます。

いくつかの花の季節がありそうです

イルミネーションの用意もあります

沢入駅ですね

何時の日か、「わたらせ渓谷鉄道」で電車に乗って、訪れてみたい沢入駅です

 

 

 

 

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円空さんも通った(?)沢入薬師堂

2022-01-11 15:37:16 | 小平川紀行・番外編

今にも泣き出しそうな空です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内の北の方を歩いてきました。

何時の間にか小雨が降り出しています。

早く帰ろうよ。

でも、周囲の状況にはアンテナを張ってます。

何かいたのかな?

こんな日はロウバイの黄色がとってもいいね

この間は鶯かメジロか、黄緑色の小鳥が来ていました

 

 

 

12月16日、大間々から、国道122号線で沢入(そおり)に向かいます。

 

草木ダムを過ぎてしばらくした頃、ナビの指示で国道122号線を降り、渡良瀬川左岸(東)に渡ります。

橋の名は、沢入橋です。

 

 

橋を渡って右折し、とりあえず、沢入駅構内の駐車場に駐車です。

 

あれ、ちょうど電車が来ています

確かに、「わたらせ渓谷」という雰囲気の車両です

 

みどり市東町の観光案内です。

やはり「うさぎとかめ」ですね

 

関東ふれあいの道の案内もあります。

確かに健脚向きのコースですね。

生半可な気持ちでは歩けません。

あれ、わたらせ渓谷鉄道は、草木ダムの向こうをトンネルで通ってるんだ

大分前に乗ったけれど、何の記憶も記録もありません。

今度はしっかりカメラを抱えて乗りましょう

 

 

駅から右の方に少し行くと、「陶器と良寛書の館」です。

冬期休館中のようです。

当地(沢入)出身の実業家のコレクションですか

いずれそのうちに

 

 

さて駅の方に戻ります。

 

駅を過ぎてまもなく、めだたなく薬師堂です

 

(つづく)

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真っ赤なオガケのあの方は?(大間々・能説院と琴平神社)

2022-01-10 20:09:37 | 小平川紀行・番外編

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社の向こうの高台を歩いてきます。

浅間山は白いです。

でも、少し溶け始まってるかな?

ひめちゃんは、突然みちばたのアブラナに食い付きます

まるで獅子くんのようです

獅子くんは、ひめちゃんの中に生きてるね

 

アタチは、真似できませんわ

ブロッコリー畑を通ります。

獅子くんは、ブロッコリー大好きだったね

 

 

 

円空上人は、小平から日光への道を、たぶん渡良瀬川の左岸(東側)を歩いて行ったのでしょう。

そうすると、童謡ふるさと館の辺りを北上し、沢入(そおり)を通って、足尾を通って、日光に行ったのでしょう。

沢入には、古い薬師仏が祀られている薬師堂があります。

もしかしたら、円空さん寄って行ったかな?

 

沢入薬師堂に行ってみよう

 

12月18日、ナビに従って国道122号線で行って、後で渡良瀬川を渡り回り込みましょう

ナビに従って、大間々の本町通を進みます。

 

 

あれ、「能説院入口→」ですって

今まではまったく気がつきませんでした。

気がついてしまったので、ちょっと道草です

 

御堂は、ここだけのようです。

 

隙間から失礼します。

ご本尊は、不動明王ですね

光栄寺の文字が見えます

『大間々の社寺』(大間々町誌基礎資料Ⅺ 平成9年)には、

光栄寺の末寺で、一丁目の琴平宮境内にある。現在墓地が残る。

と、短く紹介されています。

 

 

赤いオガケの2名様、目立ちます。

 

こちらには、念仏供養の文字が見えます。

でも、上の方と石が違うかな?

『大間々町誌別巻七 石造物編』に、

台座基礎及び請花のみで塔見から上はなし

とあります

上の方(如意輪観音?)は、よそからのお客様ですね。

 

こちらは、穴薬師とでも呼びたい雰囲気です。

この方は、町史資料には見つかりません

お顔が破壊されているのですね

台座に文字がありそうですけど

どなたかな?

とりあえず、合掌

 

 

古い墓石は整理されています。

合掌

 

 

 

隣の神社にも参拝です。

『大間々の社寺』(大間々町誌基礎資料Ⅺ 平成9年)には、能説院よりも長く記述があります

琴平宮 一丁目の鎮守で金比羅宮ともいう。字遠ノ久保に鎮座する。「上野国山田郡寺院明細帳」によれば、無格社で、祭神は大物主神、由緒は不詳、境内末社として間口一間半・奥行き一尺五寸の愛宕社の石宮を祀っていた。社殿は間口一間半・奥行き二間の本社であったが、明治四十二年三月十一日に間口八間半・奥行き間の本社、間口十二尺・奥行九尺の拝殿に建て替えられている。~(後略)~。

 

灯籠に金比羅宮の文字が見えます

鳥居をくぐって参拝です。

 

階段を登ります。

手すりは有り難い

 

振り返って参道です。

鳥居より大きい感じの、大きな石灯籠です

 

拝殿で、2礼2拍1礼です

さて本来の目的地に向かいましょう

 

でも、さっきの赤いオガケの方が気になります。

前の丸い穴、何かをお供えしたのかな?

もう一度合掌

 

 

 

本町通りに戻って、渡良瀬川に架かる福岡大橋です。

このまま橋を渡り右折すると、県道334号線・小平への道です。

今回は左折、日光足尾方面・国道122号線を沢入(そうり)に向かいます

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