昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

2018-06-30 22:19:15 | 俳句

六月も終わりだ。
紅蓮の暑さの七月がやって来る。
今年の夏は、どこに行くという予定もない。
ただただ、むさ苦しい都会で暑さに耐えることになる。
夜の納涼と心行くまでのビールだけが楽しみである。

瀬の音を清きと思ふ夕蛍   素閑

蛍火の子を失ひし酌婦哉   素閑

蛍追ふ光に惑ふ岩清水   素閑

心澄み蛍の啼くを聴く思ひ   素閑

蛍火や中天霞む星一つ   素閑

蛍追ふ悲しみともに走りけり   素閑

夕蛍心にしじまあと一つ   素閑

大ひなるそらと蛍のひとたりや   素閑



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