元旦も過ぎた。
あっという間である。
一年の中でも時の経つのを最も早く感じるのはこの時期ではないだろうか?
なにもすることがない。どこへも行く当てがない。
向島の七福神巡りでもしてこようか?とかーたんに水を向けたがいい返事が得られない。
もう数十年も前に、この七福神巡りに行ったが、大方の記憶を失ってしまった。
確か、福の七草を土産に買ってきたような・・・
言問橋を越えたのは覚えている。
夕暮れの寒風が隅田川を渡っていた。
どこかで鰻を食ったような気もする。
しかし鰻は南千住の『尾花』に如かず、である。
鰻の美味はここに限る。
料理が鯉の洗いを除いては、鰻に限られているのもこの店の自信を表している。
春夏秋冬いつ行っても長い行列が前庭にできている。
まぁ、下町巡りは流れたが、それなりに何とかやっている。
とにかく今年は良い年になってもらいたい。
雲多く二日の朝はあけにけり 素閑
店の先素通りするや二日かな 素閑
神棚の燈明白く二日かな 素閑
洗い物たまりにたまる二日かな 素閑
ふつかにはおっとり通る参詣路 素閑
酒に倦み二日の日輪色あせし 素閑
白髪増えふと鏡観るふつかかな 素閑
ふつかなり隣家のかそけく戸のあけり 素閑
人声の無きふつかなる街路かな 素閑
愉しみも二日のけふでおわりかな 素閑
大八州ふつかのやさしき日をあびぬ 素閑
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