スウェーデンはストックホルムに一回行ったことがある。
ノーベル賞の授賞式が行われる市庁舎も、祝宴が行われるコンサートホールも見てきたが、どちらも大したモニュメントではなかった。
それより、北欧美女がウェイトレスを務めるパブのほうが興味深かった。
北欧の女性はまさにブロンドで碧眼。肌は大理石のように白い。
そんな女性に麦酒をサーヴして貰うのだから溜まらない。
北欧は酒の値段が高い。
酒税がべらぼうに高いからである。
これは北欧人が酒が嫌いなのだからではなく、その年間を通しての陰鬱な気候に蝕まれた気分を晴らすために酒に逃避すること著しく、アル中が蔓延しているため、当局がわざと酒税を極端に高くしているからである。
しかし、あの北欧美女のパブでアクアヴィットを一杯やりたいというのは、もう叶わぬ夢である。
病身の妻ソファに寝毛布かけ 素閑
夜半に起き毛布にくるみ寝入りたり 素閑
星一つ空に貼り付き毛布かな 素閑
旧友の心地するなり古毛布 素閑
山小屋に毛布一つの仮泊かな 素閑
毛のしとね心は闇の荒れ原や 素閑
やうやうと暮れぬ穂高の毛布かな 素閑
毛布かけ明けたれ脚の飛び出しぬ 素閑
山の影黒々闇入り毛布かな 素閑
古毛布子に無精さを叱られて 素閑
毛布やら児の散らかしを喜びぬ 素閑
古毛布兵士の汗の臭いかな 素閑
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