「ひめじ」という魚がある。
多くの方は馴染みがないだろう。
鯛のような赤い色をした魚である。
最近は、注意してみていると、時々、スーパーでも切り身を売っている。
フランスでは単に、イトヨリなんかと一緒に"Rouge"(ルージュ「赤」)と呼んで、特に南フランスでは好んで食う。
冬の季語だが、俳句としては詠みにくい。
下に、駄作を並べた限りである。
やつがれは江戸にてござるひめじかな 素閑
ひめじ煮るおたうといもとの為なりや 素閑
一心にひめじに笛を吹き鳴らす 素閑
波高くひめじの赤の網かかり 素閑
煌々とひめじを照らす裸の灯 素閑
生き続けひめじに出遭う晩年に 素閑
ひめじ喰ふ酌婦とよばる境涯や 素閑
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