昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

年忘れ

2018-12-30 21:34:07 | 俳句

高校時代の山岳部のOB会があった。
学年をまたいでOBが盆と暮れの年二回集まるというもの。
全く風貌の変わらない奴がいる中で、オカブは髪の毛がまったくなくなった。
まぁ、良しとしよう。
今年はオカブにとって紆余曲折の年であった。
来年は良い年になってもらいたい。
今年の厄を落とす意味で、大いに呑んだ。
こうして管を巻いているうちにも老いていく。
それを思うと、さらに呑まずにはいられなくなる。

浜千鳥なぜになくやら年忘れ   素閑

老害と言われてひさし年忘れ   素閑

佳き年も悪しき年も去り年忘れ   素閑

年忘れ野の闇を見る茶屋の窓   素閑

富みし友貧しき友も年忘れ   素閑

年忘れ業績悪き社長かな   素閑

年忘れ色変わりたる膾かな   素閑

麻雀のかちまけ競う年忘れ   素閑

生き死にの話も出るや年忘れ   素閑

灯台の明かり見る小屋年忘れ   素閑

年忘れ野望の末のうつしみや   素閑

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