昨日、謎の科学者にフェンネルを大量にお上げした。
フェンネルはセリ科の多年草で、成長すると高さが2メートルほどにまり、全体に黄色味がかった緑色をしています。
葉先が細かくふさふさに分かれ、夏になるとかわいい黄色い花をつけますが、フレッシュハーブとして使う葉は、その花が開く前に収穫をします。
そして秋には茎全体を刈り取って乾燥させ、種子を収穫します。種は6~7ミリ程度の長い楕円形で、二つの種が向かい合っています。
良くフェンネルが使われるものに漢方薬があります。具体的には、たとえば「大正漢方胃腸薬」という薬があります。
この薬の主成分は「安中散」という漢方薬ですが、それはウイキョウつまりはフェンネルの種の粉末です。フェンネルは、消化を助け、胃腸に溜まったガスを除いてくれます。消化不良や便秘、お腹が張っているときなどに効果的といわれています。また、フェンネルには利尿・発汗作用があり、古来よりダイエットに効果のあるハーブとして使用されてきました。利尿作用により体のむくみを和らげ、手足の浮腫を取り除きます。
フェンネルは生で食べることができますので、サラダに使うことができます。
また、魚料理との相性がよく、ソースや食材への風味付けとして使うことができます。自分は以下の料理に利用しています。
- サラダに入れる
- スープに入れる
- 炒め物に使う
- カレーに入れる
- お料理のソースの材料にする
- 魚料理に添える
そのフェンネルは2mにもなりますが、大分大きくなって間もなく花芽を付けそうです。