「岩ノリ」というのは、波の荒い外海の岩場にはえている、アマノリなど天然ノリのことです。
一般にクロノリともいいます。
岩ノリの採取期間は、ふつう12月~2月いっぱいまでの寒い時期です。
採取の場所や時間は、地域ごとに決められています。
岩ノリ採りは命がけの仕事です。波の荒い磯の上にはえていることと、海が荒れ
やすい時期にとるため、波や足場に注意が必要です。また、波に濡れたノリの上を
うっかり踏むと、すべって危険です。
昨日、秋田県金浦の飛び漁港が何これ100景に冬のハタハタ釣りが選ばれましたが、
ハタハタ釣りは12月いっぱいで終わると、いよいよ岩のり採りも始まります。
漁業権の問題で一般の人の採取は禁じられていますが、自分が食べる程度であれば
罰せられないようで?近所のおばさんたちやおじいさんは波の緩い日は岩場に出て岩のり採りを
しています。
テトラポットについたのりを玄関の中果物ナイフなどで剥いて採取します。
古時計のバネを加工して岩のり採取器を自作している人もいます。
私は公務員なので、罰せられるのも嫌なので採ったりはしませんが、天然ものは自由に採取させてもらえれば
とも思います。
ずーと悪天候だったので、今日の晴天は本当に気持ちいいですが、最高気温は4度です。ちなみに朝は氷点下5度
でしたので、今は暖かいくらいです。
岩のりは3月になるとなくなります。寒い時期にのみ繁殖しますので、乾燥させないで、生を味噌汁に入れると
味噌汁だけでご飯3杯はいけます
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