自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

山芋

2012年01月25日 10時51分15秒 | Weblog

秋に掘っておいた山芋を毎日食べています。山芋はインフルエンザの予防にもいいとされています。先日、人間ドックで、血液がどろどろで油まみれだったので、山芋を食べ始め他のですが、何かこのごろ元気です。びんびんです。
山芋はヤマイモ科の多年草です。(蔓性)
自然散策がお好きな方はよく目にしていると思いますが、秋には
葉が黄色に染まり、見事な黄葉を見せてくれていますよね。

自生している山芋(自然薯)を掘るのは大変で、長~いスコップの
ようなもので掘るのですが、これがかなりの重労働それに収穫時期は地上部が枯れてからになるので、素人ではなかなか見つけられません。
見つける方法としては、黄葉している時期に山に入って黄色い葉を
目印にして蔓を探し当てておきます。そしてその根元付近に自分だけが
わかる目印を残しておくんですね。玄人さんはさらに蔓を根元から
切っておきます。もうこれで誰も見つけられなくなるわけです。)
でも収穫の時には全部取ってしまわずに、頭の部分を土の中に残して
おけば、また来年再来年と大きく成長してくれます。
大切な知恵です。
 男女関係が乱れると心配されるほど、昔から精力がつくと食されてきた山芋ですが、確かにそんな気がします。また、山芋を乾燥させた山薬(さんやく)は、強壮、強精薬として胃を丈夫にし、精力をつける効き目や慢性の下痢、夢精、男女生殖器の衰弱にも用いられているようです。
山芋は、摩り下ろすとネバネバがあり、独特の味わいがあり、ご飯にかけたり、とろろ汁として食べられています。
 山芋の栄養の特徴は、良質なでんぷん(たんぱく質)が豊富で、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウム、食物繊維なども比較的多く含まれています。
 山芋の効能は、疲労回復、虚弱体質の改善、免疫力のアップなどがありますが、これは豊富なでんぷんと糖質(炭水化物)の栄養によるものです。
 同時に山芋には、「アミラーゼ」や「ジアスターゼ」という酵素も含んでいて、消化を助ける働きもあります。
 また、ネバネバは「ムチン」という栄養成分で、このムチンもでんぷんの消化、吸収を圧ける働きがあります。
 一方、ビタミンB1は、食べ物の糖質(炭水化物)を体のエネルギーに変え、ビタミンB2は、脂質を体のエネルギーに変える働きがあります。
ビタミンB6は、でんぷんをアミノ酸に分解して、体の筋肉、骨、内蔵、ホルモンなどを合成するときに必要な栄養です。
 その他、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出して、高血圧や心臓病などを予防する効能があります。



ねばりの元になっているムチンをはじめ、DHEA、コンドロイチン、コリン、アミラーゼといった栄養素を持ち、アンチエイジング(若返り)には非常に効果的な食べ物と言えますね。
他の野菜では、これだけの栄養素を含んでいるものはないように思います。
男性にも女性にもお勧めしたいですね。



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