自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

アマドコロの根茎、萎甤掘り

2021年10月16日 03時31分00秒 | 山菜
昨日は、朝からセンブリ採取を行なっていたが、天気予報通り10時には雨が降り出した。急いで山を降りた。

少し早かったが、お昼は行列ができるラーメン屋「たかしょう」に11時にはチェックインした。

うますぎる!自分は並ばないでカウンターに座れたが、帰る頃には、外まで行列ができていた。
 帰宅後、雨も降っていなかったので、アマドコロの根茎である、萎甤を掘りに河原に向かった。いずいと読む!
  アマドコロは、老化防止に優れ、気分を前向きにする効能があり、北海道から九州まで山野の日当たりの良い場所に自生しているユリ科の多年草である。春に花を咲かせ、太い根茎の形がヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に似ていて、食べると甘いことからアマドコロと名付けられたとされている。


勤務先の古本で大正14年発行の薬用及び植物総覧にもアマドコロは記載がある。


 今時分、根茎を採取して乾燥したものを煎じて服用すると、滋養、強壮、強精、消炎、鎮咳、糖化防止になります。血圧を調整し、強心、血糖降下、腸を潤し便通を改善する作用もあるとされる。毎日服用しなくても疲労の激しいときだけでも効果が得られる。特に乾燥した根茎を焼酎につけたアマドコロ酒は、あらゆる生活習慣病の妙薬になると言われている。

◆薬草Kitchen『アマドコロ酒』
生の、根茎30gと砂糖100gを1.8Lのホワイトリカーに漬けて、3か月ほど熟成させてろ過すると、強壮、強精作用がある長寿のお酒になります。1回に約20mlずつ飲みましょう。
[出典]村上光太郎著「食べる薬草事典」より
現在のアマドコロは果実をたくさんつけている。

黒い果実の中に10粒ほどの種が入っている。
このアマドコロは、大アマドコロで根茎がとにかく大きい!


掘りおこしている最中に、土砂降りになりずぶ濡れになってしまったが、大きな根茎をゲットできた。
1本200グラムもあるので、アマドコロ酒用だけだと多すぎる。残りは、乾燥させてお茶も作ろうと考えている。





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