仁賀保に栗山館という館跡がある。
栗山館というくらいなので栗の木がたくさんある。という事は熊といつ遭遇してもおかしくない。
また、伊勢居地の番学など門外不出のものであるが、それ故に継承できるか心配でもある。
鳥海弥三郎の居住跡で、市の史跡指定になっている。
鳥海弥三郎は、由利仲八郎政春を自害に追いやり、天鷺城の日向入道雲海を追いやり由利一円を制覇した人物である。
ただ弥三郎の子の代で、臣下の裏切りで滅亡している。
栗山館というくらいなので栗の木がたくさんある。という事は熊といつ遭遇してもおかしくない。
ヘルメットと火薬銃は必須である。
栗山館の入り口の伊勢居地には地蔵院がある。このお堂は江戸時代のものだが、伊勢居地全体に武家のパワーがみなぎる。
このお堂は力士が屋根を支えている事でちょい有名である。
話は戻るが、栗山館は規模がとてもお大きく、館を取り巻く伊勢居地やひめ野、馬場、畑、更には水沢に至るとても由緒ある地域である。
帰農して豪農になったと思われる、家もお多く、地域のつながりは半端なく強い。
西国三十三所へお参りして奉納された、お地蔵さんがランダムに置かれていてとてもいい感じだ。
また、伊勢居地の番学など門外不出のものであるが、それ故に継承できるか心配でもある。
いずれ中世から続く集落の礎を強く感じるところである。
先般、大阪在住で、由利曲沢出身の元高野連の副会長だった高橋氏が、栗山城址まで上がったとおっしゃっていましたが、よほど地理感がないと行けない場所なので、ぜひぜひ標柱など更新してもらいたいものだ。
ちなみに相棒のクロスカブの本日の走行距離は43kmだった^_^