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仙臺七福神六番札所 福聚院 布袋尊

2022年01月15日 02時50分00秒 | 霊場
六番札所は福聚院です。
ここ「南谷山 福聚院」は、明應五年(1496年)に根岸町青龍山宗禅寺三世通屋文大和尚により開山された、由緒ある寺院です。「布袋尊」をお祀りしており、大きな布袋を背負い肥えた腹を突き出すお姿は、「円満の神様」として、「夫婦仲良く子宝に恵まれる」と多くの人々に信仰されています。

布袋尊は、実在した中国の禅僧で弥勒菩薩の化身といわれています。


昭和2年1月20日に大本山総持寺独住6世杉本道山禅師さまの描かれた布袋さまの絵があり、同59年そのご縁を授けていただいたことを機に布袋尊座像を泰安し、開眼供養をしたそうです。
 日本では布袋尊のことを「布袋さん」と親しみをもって愛称し、信仰していますが、中国では布袋和尚といえば、唐末の時代に実在した人物とされており、契此(?~916)という禅宗の和尚さんであり、長汀子と言われたり、多くの人から、こう笑仏・散聖・福仏・あるいは定応大師と尊称されていたようです。
ある時、布袋さんが雪の中に横になって寝ていたけれども、体は少しも濡れることはなかったということです。さらに、布袋さんが濡れた草履を履いて速く走るといつも雨が降り、高歯の木靴を履いて橋の上で肘を立てて眠っているときは、太陽が激しく照りつけたといいます。この布袋さまを見て、人々は天気の予想をすることが出来たそうです。色々不思議な行動をされる布袋さま。本当に不思議な神様です。




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