自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

酒田市 皇大神社には風雷神がいる。

2023年08月10日 05時16分00秒 | 霊場
この数日、夕立があります。まるでスコールです。しかも雷もすごい。


連日35度の猛暑です。そんなスコールもこの暑さでは、スズメの涙で、雨が上がると超蒸し蒸しします。




そんな中酒田市の皇大神社へ雷神を見に行きました。




ここには風神と雷神が屋根を支えています。





雷神は雷を起こすと信じられた神です。
いわゆる「雷様(かみなりさま)」ですね。
雷様の見た目は「鬼」で描かれ、
頭に牛の角を持ち虎の皮の褌(ふんどし)をしてアーチ状の輪の形に連ねた太鼓と共に手にばちを持った姿で描かれています。
雷神が太鼓を打ち鳴らす時稲妻と雷鳴がとどろくとされ、「雷獣」という怪獣が落ちてくるとも言われています。
雷神は、「雷様」の他にも、
「雷電様(らいでんさま)」
「雷公(らいこう)」
「鳴神(なるかみ)」
とも呼ばれます。


雷神も風神同様、
『古事記』や『日本書紀』の中で
その誕生について書かれていますが、
平安時代の貴族であり政治家だった
菅原道真(すがわらのみちざね)は
亡くなったあとに、天変地異が多発したことから、
「死して天神(雷の神)になった」
と伝えられました。


菅原道真は「学問の神様」としても有名です。
雷神は民間のあいだでは雷様と呼ばれ
「雷様は地上に降りてきて人のへそを取ると伝えられてきました。
その際、

「くわばら」

と唱えれば、雷様から逃げられると言われていますが、この「くわばら」というのは菅原道真の領地であった「桑原」を指していると言われています。桑原には雷の被害がなかったのです。
やっぱり怨霊ってあるのかも。
全国の菅原神社も雷神を祀っているらしいです。

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1 コメント

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Unknown (クリン)
2023-08-11 09:19:13
すばらしい像ですね!!🐻✨✨本物の「畏敬の念」をかんじます!!
さすが酒田ですね✨✨(いつか行ってみたいと思っています)
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