今年度の本荘郷土資料館の第1期企画展の準備がほぼ終わりました。
本市の文化財として長く保存されます。本荘藩御用絵師の初代である牧野永昌(1747-1823)は、秋田狩野の祖とされる狩野定信とは別系統に属する狩野派の絵師で、いわゆる本荘画工といわれる一連の画人の始祖である。はじめ藩の絵師に手ほどきを受けたが、才能が認められ、その後江戸狩野の狩野梅笑について学び、法橋に叙され、本荘藩のお抱え絵師となった。牧野家は代々優れた画人を輩出しており、なかでも永昌を初代とし、梅僊、雪僊と続いた三代は際立った仕事を残している。
本荘藩御用絵師たちの作品を観ていただきます。
5年かけて修復が完了した牧野永昌の架鷹図の屏風の修復記念企画です。
本市の文化財として長く保存されます。本荘藩御用絵師の初代である牧野永昌(1747-1823)は、秋田狩野の祖とされる狩野定信とは別系統に属する狩野派の絵師で、いわゆる本荘画工といわれる一連の画人の始祖である。はじめ藩の絵師に手ほどきを受けたが、才能が認められ、その後江戸狩野の狩野梅笑について学び、法橋に叙され、本荘藩のお抱え絵師となった。牧野家は代々優れた画人を輩出しており、なかでも永昌を初代とし、梅僊、雪僊と続いた三代は際立った仕事を残している。
その栄昌に手解きした鈴木梅山の花鳥図(屏風)も圧巻です。
その他、牧野雪僊の道長の屛風図も素晴らしいです。
今回は、増田象江の富士山の粉本も展示します。粉本とは、お手本(教科書)のようなものです。筆と紙を用意しますので、おいでになって自分でもお描きください。23日から企画展が始まります。是非足をお運びください。
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