今年は2月14日が土曜日だった。勤務先の高校は土曜日が休みなので、前日13日の金曜日がバレンタインデーとなった。
「ハッピーバレンタイン!」
何と、あるクラスでは、男子が女子全員にチョコレートを贈るという、「逆バレンタイン」をしたそうだ。おそらく、来月のお返しが目当てと思われるが、意表を突く演出に、男女の大きな笑い声がとどろき、相当なにぎわいを見せていた。
朝のホームルームを終え、職員室に戻る途中で、そのクラスの黒板が見えた。真ん中に大きく「愛」という文字が書かれていたが、1時間目の授業担当者はさぞかし困惑したことだろう。
私のクラスでも、大きな紙袋を抱えた女子が目立った。男女を問わず、手作りしたチョコを配っているらしい。いわゆる「友チョコ」というやつだ。味はともかく、交換することで盛り上がり、出来栄えを楽しんでいる。
私も、以前、リョータという男子からペットボトルの紅茶をもらったので、お礼の義理チョコならぬ義理クッキーをあげることにした。消しゴム大の小さなサイズだから、いかにも事務的で、あっさり終わると予想していたのだが、そうではなかった。
「はい、リョータ君、この前は紅茶ありがとね」
「わあい、笹木先生からもらった~! みんなに自慢しちゃお」
リョータは、チョコの小さな包みを30個近く持っていたのに、教員からもらったものに別の価値を見出したらしい。「笹木先生からこれもらった、もらった、もらった~」と言いふらして回るものだから、私は他の生徒から「何でリョータにだけあげたんですか?」「禁断の恋ですか」などと質問責めにあった。説明というより言い訳のようになり、最後はどうでもよくなった。
疲れて家に帰った翌日、14日が我が家のバレンタインデーである。
今年のチョコは、アニマル系で決めてみた。
まず、トゥット・ベーネの豚さん。
イタリアでは、豚は幸運の使者なのだという。たしかに、これを食べると、カカオの香ばしさとほどよい甘さが口いっぱいに広がり、幸せな気持ちになれる。
それから、フランス屋製菓のぱんだくらんち(右)と、はーとぱんだ(左)。
中はこんな感じになっている。
少々甘味が強く、ひと粒でも満足感が得られる味だ。はーとぱんだは見た目が愛らしく、ぱんだくらんちはサクサク感がクセになる。
最後は、牧家のカウカカオアソート。
夫は牛に似ているので、パッケージで選んだのだが、ボリューム感とパンチ力のある味わいに驚いた。溶かしてホットチョコレートにしてもいいらしい。でも、このまま食べて、チョコレートの重量感を楽しむ方がよさそうだ。
姉からも、恒例のデメル猫ラベルが届く。今年はヘーゼルナッツとスウィートだった。
アニマル系チョコレートの大集合で、すぐには食べ切れそうにない。
ちょうど、ひな人形を出したところである。
お供えに、豚、パンダ、牛、猫を並べちゃおうかしらん。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「ハッピーバレンタイン!」
何と、あるクラスでは、男子が女子全員にチョコレートを贈るという、「逆バレンタイン」をしたそうだ。おそらく、来月のお返しが目当てと思われるが、意表を突く演出に、男女の大きな笑い声がとどろき、相当なにぎわいを見せていた。
朝のホームルームを終え、職員室に戻る途中で、そのクラスの黒板が見えた。真ん中に大きく「愛」という文字が書かれていたが、1時間目の授業担当者はさぞかし困惑したことだろう。
私のクラスでも、大きな紙袋を抱えた女子が目立った。男女を問わず、手作りしたチョコを配っているらしい。いわゆる「友チョコ」というやつだ。味はともかく、交換することで盛り上がり、出来栄えを楽しんでいる。
私も、以前、リョータという男子からペットボトルの紅茶をもらったので、お礼の義理チョコならぬ義理クッキーをあげることにした。消しゴム大の小さなサイズだから、いかにも事務的で、あっさり終わると予想していたのだが、そうではなかった。
「はい、リョータ君、この前は紅茶ありがとね」
「わあい、笹木先生からもらった~! みんなに自慢しちゃお」
リョータは、チョコの小さな包みを30個近く持っていたのに、教員からもらったものに別の価値を見出したらしい。「笹木先生からこれもらった、もらった、もらった~」と言いふらして回るものだから、私は他の生徒から「何でリョータにだけあげたんですか?」「禁断の恋ですか」などと質問責めにあった。説明というより言い訳のようになり、最後はどうでもよくなった。
疲れて家に帰った翌日、14日が我が家のバレンタインデーである。
今年のチョコは、アニマル系で決めてみた。
まず、トゥット・ベーネの豚さん。
イタリアでは、豚は幸運の使者なのだという。たしかに、これを食べると、カカオの香ばしさとほどよい甘さが口いっぱいに広がり、幸せな気持ちになれる。
それから、フランス屋製菓のぱんだくらんち(右)と、はーとぱんだ(左)。
中はこんな感じになっている。
少々甘味が強く、ひと粒でも満足感が得られる味だ。はーとぱんだは見た目が愛らしく、ぱんだくらんちはサクサク感がクセになる。
最後は、牧家のカウカカオアソート。
夫は牛に似ているので、パッケージで選んだのだが、ボリューム感とパンチ力のある味わいに驚いた。溶かしてホットチョコレートにしてもいいらしい。でも、このまま食べて、チョコレートの重量感を楽しむ方がよさそうだ。
姉からも、恒例のデメル猫ラベルが届く。今年はヘーゼルナッツとスウィートだった。
アニマル系チョコレートの大集合で、すぐには食べ切れそうにない。
ちょうど、ひな人形を出したところである。
お供えに、豚、パンダ、牛、猫を並べちゃおうかしらん。
↑
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
でも、私はなんといってもトゥット・ベーネの豚さん。
でも、私がこれを食べたら、共食いか〜?
リョータ君、自慢するのもわかるような…
砂希さんも、けっこうもらったでしょ?
ホワイトデーもまた大変だね。
やはり先生からチョコを貰ったらみんなに自慢しますよ!
チョコを一杯貰って食べ過ぎないように・・・
今年は職場の前を毎日通って挨拶をするおばちゃんと毎日挨拶する小学生の女の子と毎日来るヤクルトのお姉さんと女房からの4個だけでした!さっき一気に全部食べてしまい月曜の定期健診での血糖値がヤバい気が…(笑)
牧家のカウカカオソートが気になりますね~!
美味しそうですね~!
男子が逆パレンタインしてるんですね。女子はお返しが大変でしょうね。
ホワイトデーには何かもらえてますか?
砂希さんはまだまだいけてるということですよ(*^^*)ポッ
アニマル系で楽しそうなバレンタインデーでしたね
えっ、私ですか?聞かないでください(_ _;)…パタリ
共食いだなんて、とんでもない。
このブタさんは、お茶目で美形なんですよ。
もっと可愛いのもあったのですが、カラフルさに惹かれました。
最初に食べたのは、紫色のチョコです。
ラズベリーで、ほんのりした酸味が新鮮でした。
リョータは、話題性への嗅覚が利く子です。
これを言ったらウケる、という予想が当たるんですね。
おかげで、こちらは迷惑しましたが(笑)
毎年、もらうより、あげる数の方が多いんです。
その分、ホワイトデーでウハウハですよ~!
実は、私も9月の健康診断で、血糖値が正常値の上限ギリギリの高めでした。
食べるものにもよるでしょうが、タイミングも大事みたいですね。
たとえば、空腹時にブラックコーヒーを飲むと、砂糖が入っていないのに血糖値が急上昇するんですって。
空腹じゃなければ、問題ないのに何で??
食事では、まずご飯から食べるのもNGらしいですね。
チョコレートだけでなく、甘いもの全般が危険だと感じます。
お腹がすいたとき、パンケーキなんかを食べたら大変なことになりそう。
てなことを心配していたら、甘いものが欲しくなくなってきましたよ。
パンダは可愛くて美味しいからおすすめです。
いろいろな種類があるのもいいけれど、クランチのサクサク感が素晴らしかったです。
上野駅に行くと、もっとたくさんのパンダが並んでいるんだろうなぁ…。
お返しは大事ですね。
生徒も結構律儀に受け渡しをしているみたい。
私は図書館の司書さんにいただきました♪
とても嬉しかったので、お返ししなくちゃ。
予言が的中しましたね(笑)
いやあ、まさかまさかでしたよ。
イケてるかどうかは不明ですが、レアなケースであることは間違いないです。
バレンタインデーは、一種のお祭りですからね。
積極的に参加して、楽しむほうが勝ちなんでしょう。
おかげで、教室のゴミがすごかったけど(笑)
職員室も同じだったりして。
なのにあの可愛さ、私も 豚さんチョコ食べた~い♪
ダンナ様に3つもあげるって、砂希さんこそラブラブですよ。
学校でも感激してもらえ、素敵なバレンタインでしたね。
まぁ普通に考えれば砂希さんとミキちゃんがダンナさんにチョコあげる…って想像しますが、なんかそういうカンジもなく、ただチョコ祭しているように見えますが…?
女の子が友チョコとか言ってプレゼント交換してるくらいだから、もう男の子への告白なんて側面はほとんど無いのかもしれませんね。
次のスーパーの歳時イベントはひな祭りとホワイトデーか…。今年のホワイトデーは義理のお返しも必要ないので全く縁無しですわ。