新型コロナのせいで、買えなくなったものがいくつかある。
何といっても、まずはマスク。
店先に出回ってきてはいるが、安易に購入せぬようにと、職場の産業医から注意を受けた。中には、防水スプレーを吹き付けただけの粗悪品もあるそうだ。ためしに、スーパーに並んでいる商品を手に取ってみたら、「ウイルス検査は実施しておりません」と書いてあり、買うのをやめた。手間はかかるけれど、手作りでしのげばよい。
次に小麦粉。
フライの衣やホワイトソース作りに必要なのに、このところずっとお見かけしない。冷蔵庫には400gほど残っているから、大事に使っていくしかない。から揚げやムニエルであれば片栗粉でもオーケーだ。カリッと軽快な歯触りが、鬱になりそうな自粛生活を明るくしてくれる。
意外なところで、ゼラチンも手に入らない。
私は美容と健康のためにゼラチンを飲んでいる。小さじ1/2を、モーニング紅茶に溶かして飲むのが日課だ。肌はキレイに、血管も丈夫になり、年々多忙になっていく仕事にも対応できる。私にとっては「元気の源」なのだ。
買うのはもっぱら、マルハニチロの「ゼライス」。
ところが、これが先月あたりから消えてしまった。店頭がダメならネットでと通販にアクセスしても、同様に品切れとなっている。家にあるのはあと4袋。ほとほと弱っていた。
「森永のクックゼラチンでもいいから、売っていないかなぁ」
スーパーを3軒回った。どの店も棚はからっぽ。空気しかない。空きスペースの手前にある「ゼライス」「クックゼラチン」の文字が、商品の定位置であることを示しているというのに。
ネットで口コミを見ると「品薄」となっているから、製造はされているのだろう。陳列されるタイミングと、私が買いにいくタイミングが一致しないと、いつまでたっても買えなさそうだ。
「よし、仕事帰りに、毎日スーパーに通うぞ」
ちょっと面倒だけど、それしか選択肢がない。何度も何度も足を運べば、いつかは出会えるはず。決めたはいいが、先週は雨ばかりで、自転車通いの身には行くだけでも難儀した。3日たっても4日たっても成果はない。しかし、ここであきらめるわけにはいかないから、しつこく通い続ける。
ついに、思いが通じる日がやってきた。
「あ、あった~!」
ゼライスではないが、クックゼラチンが恥ずかしそうに、定位置で待っているではないか。これでひと安心。しばらく探さなくてすむ。
そういえば、この日は母方の祖母の命日だった。優しかった祖母が、私を助けてくれたのかもしれない。
嬉しくなって、同じくゼラチン愛好家の姉にメールをした。だが、文京区に住む姉は、ゼラチン入手に困っていなかった。
「へー、品薄なのか。こっちは、クックゼラチンならだいたい置いてあるし、ゼライスも待てば買えるよ。でも念のため、もう一箱買っておこうかな」
なんと!
長引く品切れには地域差があるらしい。我が練馬区は、東京23区で2番目に人口が多い。対する文京区の人口は19番目。そりゃあ、争奪戦も激しくなるわな……。
近々、首都圏の緊急事態宣言も解除される見込みだ。
マスクも小麦粉もゼラチンも、ストレスなく手に入る世の中に戻ってほしい。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
何といっても、まずはマスク。
店先に出回ってきてはいるが、安易に購入せぬようにと、職場の産業医から注意を受けた。中には、防水スプレーを吹き付けただけの粗悪品もあるそうだ。ためしに、スーパーに並んでいる商品を手に取ってみたら、「ウイルス検査は実施しておりません」と書いてあり、買うのをやめた。手間はかかるけれど、手作りでしのげばよい。
次に小麦粉。
フライの衣やホワイトソース作りに必要なのに、このところずっとお見かけしない。冷蔵庫には400gほど残っているから、大事に使っていくしかない。から揚げやムニエルであれば片栗粉でもオーケーだ。カリッと軽快な歯触りが、鬱になりそうな自粛生活を明るくしてくれる。
意外なところで、ゼラチンも手に入らない。
私は美容と健康のためにゼラチンを飲んでいる。小さじ1/2を、モーニング紅茶に溶かして飲むのが日課だ。肌はキレイに、血管も丈夫になり、年々多忙になっていく仕事にも対応できる。私にとっては「元気の源」なのだ。
買うのはもっぱら、マルハニチロの「ゼライス」。
ところが、これが先月あたりから消えてしまった。店頭がダメならネットでと通販にアクセスしても、同様に品切れとなっている。家にあるのはあと4袋。ほとほと弱っていた。
「森永のクックゼラチンでもいいから、売っていないかなぁ」
スーパーを3軒回った。どの店も棚はからっぽ。空気しかない。空きスペースの手前にある「ゼライス」「クックゼラチン」の文字が、商品の定位置であることを示しているというのに。
ネットで口コミを見ると「品薄」となっているから、製造はされているのだろう。陳列されるタイミングと、私が買いにいくタイミングが一致しないと、いつまでたっても買えなさそうだ。
「よし、仕事帰りに、毎日スーパーに通うぞ」
ちょっと面倒だけど、それしか選択肢がない。何度も何度も足を運べば、いつかは出会えるはず。決めたはいいが、先週は雨ばかりで、自転車通いの身には行くだけでも難儀した。3日たっても4日たっても成果はない。しかし、ここであきらめるわけにはいかないから、しつこく通い続ける。
ついに、思いが通じる日がやってきた。
「あ、あった~!」
ゼライスではないが、クックゼラチンが恥ずかしそうに、定位置で待っているではないか。これでひと安心。しばらく探さなくてすむ。
そういえば、この日は母方の祖母の命日だった。優しかった祖母が、私を助けてくれたのかもしれない。
嬉しくなって、同じくゼラチン愛好家の姉にメールをした。だが、文京区に住む姉は、ゼラチン入手に困っていなかった。
「へー、品薄なのか。こっちは、クックゼラチンならだいたい置いてあるし、ゼライスも待てば買えるよ。でも念のため、もう一箱買っておこうかな」
なんと!
長引く品切れには地域差があるらしい。我が練馬区は、東京23区で2番目に人口が多い。対する文京区の人口は19番目。そりゃあ、争奪戦も激しくなるわな……。
近々、首都圏の緊急事態宣言も解除される見込みだ。
マスクも小麦粉もゼラチンも、ストレスなく手に入る世の中に戻ってほしい。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
地域、地方によって、品切れ商品は違ってきているということかも?
こちら地方は今のところ山菜は飽和状態ですが、ドラッグストアでマスクは売ってないです。
そういえば、きのうアベノマスクが届いてました。本来の目的とは違うと思いますが、十分笑えて和みました(笑)
家でお菓子を作る人が増えたからでしょうか。ゼラチンも品薄なんですね。
栃木に住む両親がゼラチンに困っていないか、気になっています。
母は飲むようになってから、膝が曲がるようになりました。
正座はできないけれど、しゃがむことは可能になったそうです。
黒磯の近くは人口が少ない分、店もまばらで、ちゃんと買えるのか、今度聞いてみようっと。
ちなみに片割れ月さんちの近くでは売っているのかな。
市販のゼリーにゼラチンは入っていないようです。
ゲル化剤、増粘剤などで固めていると聞きました。
そもそも、糖質が多すぎて体によくないでしょう。
純さん、好きなものを大量にとるのは危険です。
500mlだって多いのに、3本で1500mlを毎日飲むのはやめた方がいいんじゃないですか。
せっかく元気に働けるようになったのですから、大事になさらないと。
アベノマスクはこっちもまだです。
家でせっせと料理に励む人が増えたと思います。
私もその一人ですもの(笑)
バターが品薄なんですね。
またか~という印象を受けました。
小麦粉は業務用なら手に入るそうです。
ネットで大袋を買ったという同僚には驚きました。
肌荒れ、イライラ、関節痛‼️
だから、私もゼラチン飲んでます。
ただし、コラーゲン入りの大箱を買っていたのをチビチビ大事にしているので、品薄に気づいていませんでした。
脳の働きもギシギシ軋んでいるのかも知れませんね。
粉ものは棚がずっとがらがらです。
これは地域差がなさそう。
早く日常らしさを取り戻したいものです。
流行ったせいでしょうかね。
また便乗して買い占めたり●ルカリに出品したりとかいう輩も・・・
私も砂希さんに習ってゼライスを朝食に摂っていたんですが、エゴマ油を摂る様になってから忘れてました!
思い出させてくださって、ありがとうございます♪
せっかく取れたチケットをキャンセルするお気持ち、よくわかります。
しかし、理性が勝っているからすごい。
私も出かけられない、食べに行かれない、買い物できないのストレスがたまってきました。
筋トレで発散させています。
週末は伸び放題の髪を切りに行こうかしら。
大箱のゼラチンがあるんですか。
そっちの方がいいな~。
エゴマ油もよさそう。
「これさえあれば安心」という健康法を持つことが大事だと思います。
宗教にちょっと近いかも。
親子クッキングもいいけど、学校再開で品薄から脱出したらビックリです。
この自粛期間、私はお菓子をほとんど作りませんでした。
一番力を入れたのはランチでしょうか。
レストラン風に盛り付けて、好きなものばかりを食べていたので幸せでしたよ。