[Amager Panel 1799] copyright (c) Needleprint
今回は真ん中から刺し始めました。
どこに進んでもいいのですが、とりあえず一番上まで到達しました。
amagerってデンマークの土地のなまえらしいです。
needleprintのブログに「needleprint日本」って日本語に翻訳してくれてる
ところがあってとても親切、勉強になります。
確かシュバルムとかhedeboっていうのも土地(昔の地域)の
名前だと聞いたことがあります。
日本で言う「津軽こぎんざし」とか「加賀友禅」とかのイメージなんでしょうか?
このチャートを見て真っ先に思ったのが
「フレメのカレンダーに似てる」ってことでした。
(右側に移っているのがneedleprintのチャートとフレメのカレンダーです)
1971年のカレンダーです。こちらは2色使いですが、
解説を読んでみたところ、
「本来は braid-sewing (long legged cross stitches)で刺され、
ほとんどがシルク糸、黒を使っているのを Ida winckler氏が現代風な
色使いにアレンジした。」というような記事が載っていました。
「needleprint日本」でも確か、「藍かroseで」と書かれていたと思うので、
本来は1色ざしのデザインなのでしょうね。
amager panel 1799には馬と天使と孔雀がそれぞれ対で登場しますが、
これはこの1971年のフレメのカレンダーの中にも載っています。
大きさはほとんど同じですが、微妙に模様や細かい箇所が違っているので、
刺す人によっていくつかパターンがあるのかもしれません。
左に写っているのは「Hojskolernes handarbejde 17」という本。
「handarbejde」と書いてあったので私はてっきりフレメ関係の本かと
思って購入したのですが、後に詳しい方に聞いたところ、
handarbejdeというのは単に「刺繍(手仕事の)学校」という意味だそうで、
フレメとは関係ありませんでした。
変形の大型本で厚みはさほどないのに装丁が硬い紙でできていて、
重さがある分送料もかかってしまい、ちょっと…って思っていたのですが
(手芸全般が載っているのでクロスステッチの記述は少ないです。)
今回のamagerの作品と似たものが載っていてラッキーでした。
こちらの本は年号が1802になっています。
いつかこちらも刺してみたいです。