”さわらの羽”

さわらのステッチ日記

実験 テントステッチ vs continental stitch

2009年04月15日 | ニードルポイント

「Pears」 Heritage collection by Elsa williams
copyright JCA Inc. Designed by  fabrice de villduve

ニードルポイント地の部分を埋めるのに通常テントステッチを使うようです。
画像、白い紙の上の部分ステップ1-6まであるのがテントステッチのはず。
(英語では basket weaveというらしく、このキットの説明書きはそうなっています。)
裏側を見ると平編みのかごを編んだように立て横にきっちり糸が渡ってます。

白い紙の下のほうにあるのはcontinental stitchとなっています。
裏側は斜めに大きく糸が渡る方法。
1 over 1などでハーフステッチ(もしくはクロスステッチを刺すときの前半部分)を
刺す代わりに私はよくこの方法を使います。
以前、他のステッチャーさんに教えてもらいました。
ハーフだと、布目の間を糸がすり抜けてしまい、針目が落ちることがあるのですが、
この方法だとそれが起こらないので細かいリネン布地のときは特に重宝しています。

狭い面積の部分はテントステッチよりcontinental stitchの方が数が数えやすく、
細かいデザイン部分はこちらを使う頻度は多いです。
では広い面積の地ざし部分はどうか?実験してみました。

地ざし部分がまだらな茶に見えるのは指定が
「2色寄り合わせる」となっているからです。
右上から「ノ」の地にこげ茶で枝が伸びてます。
「ノ」の地の左上部分がcontinental stitch(今回は縦方向)、
「ノ」の地の右下部分がテントステッチです。
画像だとほとんど違いはわかりませんが、テントステッチの方が
糸がきっちりしまるというか、きつめの針目になります。
地ざし部分はどちらかというと絵としては引っ込んでいてほしい部分だし、
刺し方も難しくはありませんでした。地はきっちりはいるテントステッチの方が、
自分としては好みでしたので、地の部分はこちらで刺し進めようと思います。

ただし、テントステッチの方が糸の減り具合は激しいです(笑)。 


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4 コメント

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Unknown (AKI)
2009-04-15 20:25:02
私もNPのテントステッチはいつも悩みます。
ただ裏側の糸が大きく渡るほうが、ゆがみが出にくいと聞きました。
ただ一度ワンデーで習った時は、ひとふでがきのように刺していくんですが、糸がない側からある側へ刺すと聞きました(←意味分かりますか??)針も糸も太いので、刺してあるほうから針糸を出すと、せっかく刺してあるほうが、毛羽立ったり。糸を割ってしまうそうです
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Unknown (さわら)
2009-04-16 17:59:05
AKIさんこんにちは。
「ゆがみ」、そうでした。ニードルポイントはゆがみが大きいんですよね。テントステッチはゆがみやすいんだぁ。うぅぅ~ん、どうしたものかしら。
「糸がない側からある側へ刺す」、わかります。自分の中で「こういうことじゃないかな?」っていう感じなので自身はもてませんが(汗)。今度お会いしたとき、ゆっくり教えてくださいね。1日でも教えてもらうと、そういうコツみたいなものがわかるとうれしいですよね。私は我流真っ只中なので教えてもらえると勉強になります。
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Unknown (AKI)
2009-04-18 07:53:42
はい、今度お会いした時に詳しく説明します。国語力がないので、文章ではわかりませんね
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Unknown (さわら)
2009-04-18 23:43:51
AKIさんどうもです。いえいえ、私の読解力がたりないのです。今度よろしくお願いしますね。
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