ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おひさま 第77回

2011-07-01 22:27:35 | おひさま
今回も涙の回です。でも、嬉しい回でもありました。
昭和20年10月。茂樹が須藤家に帰ってくるのです。夕陽の陽子のネタバレで、茂樹が無事に帰ってくることは予想されていましたが。
陽子にとって、2度目の「お帰りなさい。」けれども、茂樹は、「恥ずかしいです。申し訳ありません。死なずに帰ってきてしまいました。」茂樹が最後に春樹と会った話をします。春樹は、「怖いなやっぱり。死にたくないな。」と本音を言います。しかし、茂樹は「怖くない。いつでも死ぬ覚悟はできてる。」と建前を言います。そのことが、茂樹の胸に辛い思い出として残っているようです。死ぬべきは兄ではなく自分だったと。実のところ、春樹のように本音を言える人は、少ないのではないでしょうか。良一の「死ぬべき人間なんていない。ただいまと言えばいいんだ。」と言う言葉が、突き刺さります。茂樹は、やっと「ただいま。」と言うことができます。

陽子は教師を続けるべきか悩みます。
夏子先生に「辛い方を選びなさい。」と言われ続ける決心をする陽子です。
夏子先生は、強い人だなと思います。

進駐軍と飯田先生が、学校にやってきて、陽子が追及されます。が、飯田先生の助け船によって、学校をやめないで済みます。

【きょうのツボ】
陽子が「飯田先生。」と言ったのに「オクトパスでいいですよ。」とたこ口をした飯田先生。