しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「黄昏の百合の骨」 恩田陸   

2007年02月17日 | 読書
水野理瀬は高校生。亡くなった祖母の遺言で、イギリスの留学から戻り、長崎の丘の上の洋館に二人の義理の叔母と暮らしていた。 洋館は祖母がずっと暮らしていた所で、百合の花が咲き乱れている為、白百合荘と呼ばれていたが、陰では「魔女の家」とも呼ばれていた。 理瀬は、祖母が誰もいないときに事故死したことを不審に思っていた。 また叔母の、梨耶子と梨南子が何か理瀬から探り出そうと、理瀬の留守中、部屋に入ったり、祖 . . . 本文を読む
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