「沈黙の森」 C.J.ボックス 講談社文庫
OPEN SEASON 野口百合子・訳
ワイオミング州の新人猟区管理官ジョー・ピケット。
違反の猟をしていた、地元のアウトフィッター(アウトドア・レジャーのサポートを行なうガイド)オート・キーリーを検挙しようとして、拳銃を抜き取られる。
命は失わなかったが、逮捕も出来なかった。
そのオートが、ジョーの家の庭で死んでいるのが見つかる。
オートは負傷したまま馬に乗り、山のキャンプ場を通り過ぎたとの目撃証言が出る。
オートは他の2人のガイドと共に、エルク・キャンプにいたことが分かる。
ジョーは同じ猟区管理官のウェイシー・ヘイダマンと保安官助手のマクラナハンと共にエルク・キャンプに向かう。
猟区管理官という仕事や、野生動物との地域の係わりがよく分かる。
絶滅したとされる、ミラーズ・ウィーゼルも物語に登場する。が、これは架空の動物かな。
ミステリではあるのだが、そういう点からも面白かった。
絶滅危惧種などが発見された場合、その地域の生産性はストップするそうだ
日本も、家を建てようとして土器などが出て来ると工事が中断する。
大掛かりになると何年も。
自然及び景観保護か、開発もしくは住み良くする為の必要な事業を行なうか、最近でも話題になっている。
難しい問題だ。
そして、もうひとつ難しいのが、規則を何処まで守るか。
ジョー・ピケットは就任早々許可証なしで釣りをしていた州知事を州知事と知らずに逮捕してしまう。
それが汚点になっている。
違反なら州知事だって逮捕してもいいと思うのだが。
周りの猟区管理者はどうも違うらしく、ジョーの正義感だけが浮いている現実。
でも、そういう人物がいなければ、世の中悪に染まっていくのだと思う。
規則を作るのも人間だから、杓子定規なところもあるだろうけれど。
しかし、人間に厳しくしないと他の生物に影響が出る。
自分や人間だけが得をすることだけを考えずに地球規模で、より良い方向に考えて行けたらいい。
OPEN SEASON 野口百合子・訳
ワイオミング州の新人猟区管理官ジョー・ピケット。
違反の猟をしていた、地元のアウトフィッター(アウトドア・レジャーのサポートを行なうガイド)オート・キーリーを検挙しようとして、拳銃を抜き取られる。
命は失わなかったが、逮捕も出来なかった。
そのオートが、ジョーの家の庭で死んでいるのが見つかる。
オートは負傷したまま馬に乗り、山のキャンプ場を通り過ぎたとの目撃証言が出る。
オートは他の2人のガイドと共に、エルク・キャンプにいたことが分かる。
ジョーは同じ猟区管理官のウェイシー・ヘイダマンと保安官助手のマクラナハンと共にエルク・キャンプに向かう。
猟区管理官という仕事や、野生動物との地域の係わりがよく分かる。
絶滅したとされる、ミラーズ・ウィーゼルも物語に登場する。が、これは架空の動物かな。
ミステリではあるのだが、そういう点からも面白かった。
絶滅危惧種などが発見された場合、その地域の生産性はストップするそうだ
日本も、家を建てようとして土器などが出て来ると工事が中断する。
大掛かりになると何年も。
自然及び景観保護か、開発もしくは住み良くする為の必要な事業を行なうか、最近でも話題になっている。
難しい問題だ。
そして、もうひとつ難しいのが、規則を何処まで守るか。
ジョー・ピケットは就任早々許可証なしで釣りをしていた州知事を州知事と知らずに逮捕してしまう。
それが汚点になっている。
違反なら州知事だって逮捕してもいいと思うのだが。
周りの猟区管理者はどうも違うらしく、ジョーの正義感だけが浮いている現実。
でも、そういう人物がいなければ、世の中悪に染まっていくのだと思う。
規則を作るのも人間だから、杓子定規なところもあるだろうけれど。
しかし、人間に厳しくしないと他の生物に影響が出る。
自分や人間だけが得をすることだけを考えずに地球規模で、より良い方向に考えて行けたらいい。
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