しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「リバティーン」 2004英

2007年04月07日 | 映画
1660年代、王政復古のイギリス。
国王の親族が居並ぶ大事な宴の席で卑猥な詩を朗読して国王の怒りを買い幽閉されていた第二代ロチェスター伯爵こと詩人のジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)。
恩赦を受けて3ヵ月ぶりにロンドンへと戻ってくる。
しかし、ロンドンでは相も変わらず悪友たちと酒を酌み交わし、娼婦を抱く放蕩の日々。
そんなある日、ジョンは訪れた芝居小屋で観客のブーイングを浴びていた若い女優エリザベス・バリーに目を留める。彼女の隠れた才能に気づいたジョンは自ら演技指導を申し出る。
悪名高いジョンを警戒して固辞するバリーだったが、ジョンの熱意に押し切られ、翌日から2人は稽古を開始するのだった。


実在の英国の詩人、ロチェスター伯爵。33歳で亡くなるまでを描いた作品。
破滅的で、ちょっと変わった人物を演じることが多い気がするジョニー・デップの、そんな1本。
冒頭で、観客に向かい「自分のことは嫌いになるはず」と語る、ジョニ-扮する、ロチェスター伯爵。
反骨精神を持っていて、人生を斜に構えて見ていながら、結構愛に飢えているような、そんな人物。
確かにあまり好きにはなれないけれど、ジョニ-が演じているとそうでもなくなる。勝手なもんだ。

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