しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「解雇手当」  ドゥエイン・スウィアジンスキー 

2013年09月10日 | 読書
「解雇手当」  ドゥエイン・スウィアジンスキー   ハヤカワ・ミステリ文庫
 SEVERANCE PACKAGE            公手成幸・訳

「これからきみたち全員を殺す」社長がそう宣言したとき、36階のオフィスは脱出不可能の牢獄と化していた。
通信回線は不通、携帯電話は使えず、エレベーターも止められた。
階段のドアには猛毒のサリンを噴出する装置が仕掛けられている。
閉じ込められた男女は毒を飲んで自殺するか、射殺されるか、究極の選択を迫られる!
脱出するのは誰か?
それとも全滅か?
読者の度肝を抜くハイパー版『そして誰もいなくなった』。
    <文庫本裏カバーより>





結構ハチャメチャな感じだが、ストーリーはそういうもの有りかも、と思わせる。
どんな展開になるか、先が見えない。
登場人物の意外な素顔というか職業。
スーパーウーマンが何人も出て来る。
ただ、アクションの要素もかなり有り、それが必要以上に執拗。
もっと知能戦だと良かったのだが。
どぎつい感じは苦手。
映画向きかも知れない。
目で見た方が、もっと迫力が増すだろう。
ラストもそんな感じ。
自分は、“面白い”と“苦手で嫌だ”と思うのと半々。
アクション映画も苦手なのだ。

ただ、『そして誰もいなくなった』とは全然違う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「深夜特別放送」  ジョン... | トップ | 細坪基佳LIVE 横浜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事