散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

模様替え

2007-06-12 19:50:47 | 思考錯誤


居間の模様替えをした。それほど大きい部屋ではないので替えるといってもたかが知れているし、家具といえばテープル、椅子、手製の箱型モジュール家具と安物の籐椅子くらいなものなので、あっちにズリズリこっちにゴロゴロと簡単に動かせる。
昔友人から貰ったコンピューターゲームに”Sokoban"(倉庫番)と言うのがあった。迷路のような倉庫の中で、荷物をきっちり詰めてゆくゲームなのだ、あれを思い出しながら家具の移動。
先日オランダの知人の家に遊びに行ったのだけれど、彼らは古い家を買ってコツコツと10年ほどかけて改修した。
1900年頃に建物で天井が高く、それは気持ちの良い素敵な空間だった。憧れである。
我が家のこの天井どうにか高くならないものかね。。。と睨んでも叩いても動いてはくれない。私は魔法をつかう事が出来なので、天井に空の絵でも描いてやろうか?とも考えたけれど、首が回らなくなりそうで恐いのでやめておくことにする。

話は急に変わるけれど、昨日の午後テラスに”鷽”( Pyrrhula pyrrhula )
がやってきた。胸の赤い美しい鳥でフィ~、フィ~と愛らしい声でさえずる。濃い緑の中で煉瓦色の羽がいかに美しく鮮やかなものか、彼は気付いているのだろうか?
野鳥がどんどん街のなかに移動しているようだ。

その夕方は土砂降りの中を歩いた。もちろんわざわざ雨の中を歩きに行ったわけではない。視界が霞むほどの雨の中を洋服のまま泳いだ。お気に入りの運動靴がすっかり芯までぬれて今日はまだ履く事が出来ない。