
オールドローズなのに返り咲きがあるというジャック・カルティエ。
私の好きなダマスクス香が強い。園芸店で一度意思強くしてとおりすぎたのだが、一足ごとにジャックジャックジャックと頭の中に幻聴がこだましてくるので、耐え切れずに慌てて引き返しひったくるようにジャックを小脇に抱えて連れ帰った。
香の中にしばらく顔をうずめてじっとしていると、邪魔だとばかりに蜂が耳元でうるさく唸っている。
この花の絨毯で昼寝してみたい。私が蜂になったらそれも可能だなあ、と考えつつ蜂に場所を明け渡す。


花びらが散り去ると花弁になりかけたようなガクが残った。
ヘリオガバルスの薔薇の宴にはこのダマスクス香が似合うと思う。

青紫のRhapsody in Blue。
これも良い香、私の好みの香だ。半八重の紫色の花弁は色褪せる内に赤みが抜けて青みがかってくるようだ。つる薔薇を一つ欲しいと思っていた。
そしてホームセンターの園芸コーナーにて苗を発見してしまったというわけである。カフェでコーヒーを飲んでケーキを食べたらでる値段だから、それさえ我慢すればいいのだな、と又うまい言い訳を考案。
最も最初からコーヒーとケーキの予定は無かった事を白状する。
もうテラスは既に沢山の植物で埋まりつつあるのに欲しいものは次々あらわれるのだ。切りが無いのでしばらく園芸店に足を踏み入れるのはやめておこうと心に誓うが、誓いは破るためにあるのじゃなかったっけ? 物忘れが激しくなってきた事だし、昨日宣言した事は今日はもう忘れてしまう。
だから仕方ない。
それにホームセンターと言う所は仕事柄どうしてもたびたび行かねばならない場所であるから避けるわけにはゆかないのだ。
まあ、植物を買うお金くらいせっせと稼げばいいってことだね。
いや、そういう話ばかりではなかった、場所が無くなってきたって言う話し。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
追記:
本日暖房機故障のゆえ修理屋を首長く長くして待つに来たらず。問えば本日水道管破裂事故2件発生ゆえ修理師上に下への大騒ぎにて鉄砲玉の如くいまだ戻らずとの事。事実たるや?
おかげでテラスの土ほじったり、写真撮ったり、日誌書いたりなんて事がゆっくり出来たってわけなんだけれど、夕方になって今更こないといわれるとものすごくがっくりする。