今回はシチリア島からマルタまで国際フェリーで移動したときの話です。
利用するのはシチリア島南部のポッツァッロ(Pozzallo)から出るマルタの首都ヴァレッタ(Valletta)行きです。まずイタリアの鉄道の最南端区間を走る列車でポッツァッロ駅に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3a/ec562a552636b6f500235ab789e32d5d.jpg)
ポッツァッロ駅は駅舎が閉鎖されている寂れた無人駅で、駅前は道のどん詰まりの静かなところです。バールなどは見当たらず客待ちのタクシーもいませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8a/9399b75a21803f8b376fdce392574ae1.jpg)
ポッツァッロ駅からフェリーが発着する港までは南西へ2.5kmくらい離れています。列車が遅れ駅に着いたのは20:07、出航時刻は21:30なので歩いても間に合いそうですが乗船を締め切られるのが何分前かわかりませんからちょっとあせりました。でもこういうときあせるのはやっぱり禁物で、案の定いつの間にかずれた方角の市役所前に出てしまいました。軌道修正しつつ先を急ぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/0a/fd1a75cc7ba45818890c66cb437da879.jpg)
遠回りになりましたが街の西外れの砂浜に出てちょっとホッとしました。ここからは海岸沿いの道をずっと歩いていけば港です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/eb/1bd84b55d0ae7344bec7c9a28571a5ec.jpg)
迷った時間も含め駅から40分ほどで港に着きました。様子をうかがうとどうやらまだ受付しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/dd/0cc7bd8081869303703bb5dac980ff42.jpg)
港の入口を入って右手に出札口がありますがごく小さなもので拍子抜けしました。イタリアもマルタもシェンゲン協定に加盟しているので出入国審査はないにしても一応国際フェリーですから。ただし切符購入の際はパスポートの提示が必要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/32/b94ae8aa1d8cbbf3685a141077719867.jpg)
片道50ユーロというキリのいい運賃を払って切符を受け取り、奥の海側に進むとフェリーが見えてきます。なお大きな荷物は乗船口の前で預けてから乗り込まなくてはなりませんが預けるときの控えなどはなく自分で勝手に棚に置き下船時には自分で探すという放任方式でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f7/35d43aaf7103ea3fa1ecd716fd363f26.jpg)
乗って適当な席に腰掛けたらやれやれと安心し熟睡してしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3c/736a05f6a4a78503730fe4bc34c9ceee.jpg)
ポッツァッロ21:30発・ヴァレッタ23:00着という予定だったのですが、出航と到着が大幅に遅れマルタに降り立ったのは日付が替わった0:10でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cf/1285fb5821801371b8da83d2ce583b0b.jpg)
荷物を受け取って、というか自分で探して拾ったら港を出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2d/a88b7c3be4e1cc87e0302ac916959150.jpg)
ヴァレッタ側のフェリー埠頭はヴァレッタの中心部から南西に2kmほど離れた街外れです。宿はヴァレッタの街中に予約していたので着いて早々城壁に囲まれたいかにもマルタらしい風景の下を歩き、なんて感慨にふける気は眠くて起こらず、あくびをしながら早く横になりたいなあとひと気のない海沿いの通りを急ぎました。(フェリー埠頭の前では深夜でもちゃんとタクシーが数台客待ちしていたのでケチらず拾えばラクができたのですが。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/23/4f34ced215eea5c6d7c85c820e69495b.jpg)
ちなみに季節や日によってシチリア島側のカターニア~ポッツァッロ港にフェリー連絡バスが運行されたり、あるいはフェリーそのものがポッツァッロ港ではなくカターニア港発着になる場合があるようなので利用を考える場合は公式サイトの運航スケジュールをよく確認しましょう。
(フェリー運行事業者Virtu Ferries公式サイト)
利用するのはシチリア島南部のポッツァッロ(Pozzallo)から出るマルタの首都ヴァレッタ(Valletta)行きです。まずイタリアの鉄道の最南端区間を走る列車でポッツァッロ駅に出ました。
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ポッツァッロ駅は駅舎が閉鎖されている寂れた無人駅で、駅前は道のどん詰まりの静かなところです。バールなどは見当たらず客待ちのタクシーもいませんでした。
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ポッツァッロ駅からフェリーが発着する港までは南西へ2.5kmくらい離れています。列車が遅れ駅に着いたのは20:07、出航時刻は21:30なので歩いても間に合いそうですが乗船を締め切られるのが何分前かわかりませんからちょっとあせりました。でもこういうときあせるのはやっぱり禁物で、案の定いつの間にかずれた方角の市役所前に出てしまいました。軌道修正しつつ先を急ぎます。
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遠回りになりましたが街の西外れの砂浜に出てちょっとホッとしました。ここからは海岸沿いの道をずっと歩いていけば港です。
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迷った時間も含め駅から40分ほどで港に着きました。様子をうかがうとどうやらまだ受付しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/dd/0cc7bd8081869303703bb5dac980ff42.jpg)
港の入口を入って右手に出札口がありますがごく小さなもので拍子抜けしました。イタリアもマルタもシェンゲン協定に加盟しているので出入国審査はないにしても一応国際フェリーですから。ただし切符購入の際はパスポートの提示が必要です。
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片道50ユーロというキリのいい運賃を払って切符を受け取り、奥の海側に進むとフェリーが見えてきます。なお大きな荷物は乗船口の前で預けてから乗り込まなくてはなりませんが預けるときの控えなどはなく自分で勝手に棚に置き下船時には自分で探すという放任方式でした。
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乗って適当な席に腰掛けたらやれやれと安心し熟睡してしまいます。
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ポッツァッロ21:30発・ヴァレッタ23:00着という予定だったのですが、出航と到着が大幅に遅れマルタに降り立ったのは日付が替わった0:10でした。
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荷物を受け取って、というか自分で探して拾ったら港を出ます。
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ヴァレッタ側のフェリー埠頭はヴァレッタの中心部から南西に2kmほど離れた街外れです。宿はヴァレッタの街中に予約していたので着いて早々城壁に囲まれたいかにもマルタらしい風景の下を歩き、なんて感慨にふける気は眠くて起こらず、あくびをしながら早く横になりたいなあとひと気のない海沿いの通りを急ぎました。(フェリー埠頭の前では深夜でもちゃんとタクシーが数台客待ちしていたのでケチらず拾えばラクができたのですが。)
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ちなみに季節や日によってシチリア島側のカターニア~ポッツァッロ港にフェリー連絡バスが運行されたり、あるいはフェリーそのものがポッツァッロ港ではなくカターニア港発着になる場合があるようなので利用を考える場合は公式サイトの運航スケジュールをよく確認しましょう。
(フェリー運行事業者Virtu Ferries公式サイト)