一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1603- 春の海風に乗って

2016-03-30 | 生け花
 春の訪れとともに、白い大きな船体をゆっくりと進めて 外国客船が神戸第四埠頭に接岸しました。
一日を、神戸港に停泊した後 夕刻、次の寄港地に向かって出港して行きました。

 暮れなずむ神戸の夜景の中、ゆっくりと離岸し 沢山の船窓のオレンジ色の光や 船を彩るイルミネーションが 夕闇の中を遠くなって行きました。
きっと、船内のきらびやかなダイビングでは 豪華なディナーを楽しむ人々が 夜景を楽しんでいることでしょう。
 船の旅は、ロマッチックですね。
 
 花材 ・アリストロメリヤ ・フリージャ ・ワックスフラワー ・チューリップ
 花器 ・ガラス花瓶
>


コメント

1603- 爛 漫

2016-03-28 | 生け花
 木々の新緑も 益々鮮やかに輝き、少し足踏みがちだった 桜前線もこのところの温かさに 一気に日本列島を北上する勢いです。
テレビのニュースでボストン・ポトマック河畔の桜や、中国大陸でも一足早く 満開を迎え 現地の人が興奮した様子で 桜の美しさを讃えていました。

 花材 ・レッドウイロウ ・オリエンタルリリー ・アルストロメリヤ ・こでまり ・フリージヤ
 花器 ・九谷焼 市松模様



コメント

1603- 春の海は いかなご漁から

2016-03-28 | 生け花
 柔らかい霞を帯びた 朝の海を、いかなご漁の船が 西へ東へと向かっているのが見えます。朝の漁を終えて、それぞれの港へ向かっているのでしょう。

この時期、兵庫の各家庭では 我が家独自の味付けしたイカナゴの釘煮作りが最盛期を迎えている様です。
マンションの 何処かの階の排気口や 街を歩いていても 醤油・みりん・生姜・山椒の香りが漂ってきます。

 お裾分けして貰った釘煮で 今年も塩で茹でた 菜の花を添えた 見た目にも春の いかなご寿司をつくりましょう。

 花材 ・こでまり ・アルストロメリヤ ・フリージヤ ・ワックスフラワー
 花器 ・白色花瓶





コメント

1603- 春 ごろも

2016-03-24 | 生け花
  卒業・入学・入社など 春は新しい門出の時です。
リクルート・スーツに身を固め、面接・入社など 少々緊張感のある 若い人々を見るにつけ 50数年前の自分自身の事を 思い出します。

 その頃、日本はそんなに物が豊かでなく その上わが家の経済状況で進学をあきらめ 上京して直ぐに就職することを選びました。入社後は、最初のお給料を頂くまで高校の制服だった 白いブラウスと紺のスカートで 八重洲口の会社に通勤をしましたが 別に恥ずかしいとは思いませんでした。
 「 お給料を貰ったら、ブラウスヲ二枚買ったらいいね 」の母の言葉に 通勤途中の新宿西口で 兼ねてからウインドウ・ショッピングをして気に入っていた ブラウスを二枚買いました。一枚は丸襟のきれいなモスグリーンに白のドット柄、もう一枚は ブルーと白のストライプのワイシャツ。

 リクルート・スーツで就職にパス、入社したのちの最近のきらびやかな 若い女性の服装を見るにつけ 二枚のブラウスに大満足だった頃の 自分自身を懐かしく思い出します。私もその後、割と高価なドレスを 手に入れる事が出来ても あの二枚のブラウスに 糊付けをしてアイロンを掛け大切にしていた あの満足度は無いような気がします。
 私の大切な、10代最後の「 春ごろも 」でした。

 花材 ・椿 ・雪やなぎ ・一ッ葉 ・芽だし紫陽花 
 花器 ・青磁つぼ

コメント

1603- 貝 母 (ばいも)

2016-03-22 | 生け花
 今年も 貝母の花が、椿の木の半日陰に 機嫌良く 数輪咲いています。
6月頃になると地上から、すっかりと姿を消してしまう 不思議な形をした植物です。
 その少しミステリアスな 下向き加減に咲く姿が 茶人の心を捉えるのでしょう。
早春の茶席には、欠かせない 茶花のようです。

 花材 ・芽だし紫陽花の枝 ・貝母 ・椿 (大山紅)
 花器 ・竹 掛け花器



コメント