花の都でのオリンピックが始まりました。
二つの大きな戦争を抱えたままで始まったこの会は 世界中の人々が いろいろな思いで迎えた事でしょう。
開会式は華やかで美しいだけではなく 沢山のメッセージが込められそれがフランスらしい芸術性で彩られた素晴らしいものだと感じました。
50年程前にパリで行われた日本文化紹介のイベントの生け花部門への出展のため パリを訪れたのは 30代前半の事でした。
花材も日本から持ち込み、希望と夢に胸膨らませて活けたことを思い出します。
花材は「椿・ラン・桐の実の枝」など花器は備前焼の器でした。
展示の後、観光したエッフェル塔や凱旋門を変わらぬ姿をテレビ画面で見ました。
同行の仲間と腕を組んで "オーシャンゼリーゼ・・" と大きな声で歌いながら シャンゼリーゼを歩いたことも懐かしい思い出の一コマです。
11月末から12月の期間だったので街は クリスマス・イルミネーションで飾られて その光が白銀色だったのに驚きました。当時の日本ではイルミネーションは満艦飾でしたので。
テレビ画面に中のセーヌの流れをはじめ、街の変わらぬ 佇まいを見ていると、50年間変わらず好きな花を相手に生活し続けてこれたことを改めて幸せに思います。
平和への祈りを込めたオリンピックが無事に終わることを祈ります。
花材 ・ルナリヤ ・ダリヤ ・ドラセナ ・ブルーファンタジー
花器 ・アンテーク ムラーノ・ガラス花瓶