一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1808- 季節の足音

2018-08-31 | 生け花
 久しぶりに神戸から岡山に戻りました。日中は暑さが厳しく、未だクーラーのお世話になる生活です。
今年の暑さにもめげず、庭の木々は 水やりをお願いした人のお陰で 緑を保っていました。
 庭のあちこちには丈30センチ位の夏草が その生命力を見せつけるかの様に生い茂っています。暫くは、早朝の草取りが 日課となります。
庭の西のナツメの木はたわに実って 少し色づき始めました。
 残暑の中にも、次の季節の足音が確かに聞こえています。

 花材 ・ナツメ ・ルーコ ・スプレー カーネーション
 花器 ・美濃焼 壺

コメント

1808- 行く夏

2018-08-28 | 生け花
 高校野球で、熱くなった日本中でしたが 夏雲に代わり高い空と 優し気な秋の雲が 見え始めました。
暑さの中にも、そろそろ秋の気配が 感じられます。

 花材 ・グロリオーサ ・我亦紅 ・カスミ草
 花器 ・創作 ガラス掛け花器 2個





 暑い夏の間、織部焼の水蓮鉢には熱帯水蓮の葉が 水面を覆い循環する水に揺れて 視覚からの涼を与えてくれていました。
今年は一輪も花が咲かないと思っていたら今朝、清楚な薄紫の花が 細い茎の先に咲いていました。
 暫く神戸を離れる私たちに 挨拶をしているようです。
コメント

1808- くすの木広場は 夏祭り

2018-08-26 | 生け花
 心配された、台風20号も去り 私たちの住むマンショングループの恒例の夏祭りとなりました。
午前中から、業者の人達のテント組立から始まって 自治会の人達によって会場が整えられて行きました。
 自治会の人達が運営する、屋台のお店も出て その中の一つ 一番人気の「男前やきぞば」の店は長蛇の列となりました。
手際よく、焼き上げる焼きそばを見ながら ソースの香りも香ばしい三っを購入して 夕食にしました。昔のお祭りの、縁日の気分を味わいました。

 暗くなってから始まった、盆踊りは沢山の人の輪で 私も浴衣を粋に着こなした踊り手さんの後ろについて「河内音頭」を三度程踊り まぁまぁ踊ることが出来ました。
「来年もよろしく」と言ってお別れしました。
 夜空には、満月を過ぎた月がホテルの上に高く登り 今年の夏も終わりです。

 花材 ・オリエンタルリリー ・ミニカーネーション ・ドラセナ ・高野まき
 花器 ・会津塗 盆







コメント

1808- 凄いのが来ました

2018-08-24 | 生け花
 77年間で初めて体験した、雨と風でした。昨夜、台風20号に神戸も見舞われました。
夕方近くから、港に停泊中のクルーズ船のピースボート、コンテナ船と小振りな客船が港を離れて 近くの海上に停泊し避難しているのを知りました。
 夜半近くから、20階の我が家のマンションは東と南から 猛烈な風雨に見舞われ 水平に吹き付けてくるその量と強さに驚かされました。

夜が明けて見ると、エレベータが故障していて 私たちは空に留まるクラウドな状態が続いています。睡眠不足を解消しながら、今日は一日のんびり 部屋で過ごす事になりそうです。
 この台風に驚いている私にとって、もっとびっくりするニュース。それはハワイ島のハリケーンです、二週間分の食料を用意して家に留まるように・・と言う勧告が出ているようです。
上には上が、あるものです。

 花材 ・ゴムの木 ・デンファーレ ・レザーファン ・スプレー カーネーション
 花器 ・バリ製 器

コメント

1808-プラド美術館展を観る

2018-08-21 | 生け花
 プラド美術館は、植民地からの莫大な富を背景に 歴代スペイン国王による 収集品で満ちている スペイン・マドリードにある美術館。
今回の展示は、兵庫県立美術館で催され 夫と見に行きました。
 70点の人物が中心の絵画は 時を越えて迫力に満ちていて見る人を圧倒します。
どの作品にも、この国の階級制の激しさが見られ 豪華な作品の裏に何か 暗い影を感じたのは 私だけでしょうか。

 そして、十数年前にマドリードを訪れた際 この美術館に行ったことがあります。その時は膨大な数の作品の中に、地下に展示されていたガラス細工の素晴らしさを思い出しました。

 花材 ・オリエンタルリリー ・グロリオーサ ・山ごぼうの実 ・ドラセナ ・カスミソウ
 花器 ・丹波焼ブルー器
 



コメント